埼玉県・行田市/古墳・城下町の散策
情報確認日:2026年10月14日
行田は、埼玉県の北部にある、古墳と足袋蔵のまち、そして忍城の城下町です。東京駅から高崎線の普通列車に乗ると、約1時間で行田駅に着きます。時刻表 東京→行田(JR東日本) ↗ 市内には、5世紀後半から7世紀はじめころまでに作られた9基の大型古墳が集まる、さきたま古墳公園があります。埼玉古墳群(行田おもてなし観光局) ↗ 次の休日は、電車と市内循環バスで、古墳と城下町の一日を過ごしてみませんか。行田市の公式サイト ↗
今回ご紹介するのは、東京駅8:39発の電車で行田駅へ行き、午前はバスでさきたま古墳公園へ向かい、午後は足袋蔵のまちと忍城跡の郷土博物館を歩いて、夕方の電車で帰る、土曜・休日向けの日帰りコースです。市内循環バス(行田市) ↗
この記事を読むと、次のことが分かります。
- さきたま古墳公園と、さきたま史跡の博物館、将軍山古墳展示館の見どころと、開館の時間・料金
- 足袋蔵のまちと、行田市郷土博物館の見どころと、見学の決まり
- 東京駅から行田駅までの電車と、市内循環バスの時刻と運賃、帰りの電車から逆算した一日の時間割
- 予算の目安と、出かける前に確かめたいこと(休みの日、バスの支払い方法、展示の公開)
※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に行田おもてなし観光局 ↗、さきたま史跡の博物館(埼玉県) ↗、行田市郷土博物館 ↗の公式サイトをご確認ください。
こんな気分の日に
このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。
- 大きな古墳の丘に立って、広い景色を眺めたい
- 足袋蔵や城下の町並みを、時間を気にせず歩きたい
- 東京から電車とバスで、日帰りの遠出をしたい
日帰り旅の基本情報
出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 東京都心(東京駅から高崎線直通の普通列車を利用) |
| 交通手段 | 電車+市内循環バス+徒歩 |
| 現地まで | 東京駅8:39発の普通列車で、行田駅に9:43着(約1時間) |
| 現地滞在(基本) | 9:43〜16:30の約6時間45分 |
| 予算(基本) | 大人1人2,500〜4,500円程度を用意する想定(バス3回の600円を含む。JRの運賃は別) |
| 歩く量 | 古墳公園・足袋蔵のまち・忍城跡の散策を合わせて、約4km以内の見込み |
滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。
行田で楽しみたい、3つのこと
古墳公園、足袋蔵のまち、忍城跡の郷土博物館の順に、楽しみ方をご紹介します。
1. さきたま古墳公園で、日本最大の円墳に立つ

さきたま古墳公園は、行田の市街地から南東へ約2.5kmの場所にあります。大型古墳が集中していることで知られ、1976年に、古墳群と調和した鑑賞と散策のための公園として開設されました。園内には、古墳9基のほか、さきたま史跡の博物館と将軍山古墳展示館があります。さきたま古墳公園(埼玉みどりのポータルサイト) ↗
丸墓山古墳は、直径105メートルの、日本最大の円墳として知られています。6世紀前半ころに造られたと推定されています。頂上に立つと、行田の市街地が遠望できます。丸墓山古墳(行田市) ↗
さきたま史跡の博物館には、国宝の金錯銘鉄剣が展示されています。埼玉古墳群(行田おもてなし観光局) ↗ 埼玉県は、鉄剣の実物の公開を、2026年2月28日からと発表しています。観覧料は、一般が200円、高校生・学生が100円で、中学生以下は無料です。国宝「金錯銘鉄剣」の実物を公開します(埼玉県) ↗ 開館は9:00から16:30(入館受付は16:00まで)です。さきたま史跡の博物館(埼玉県) ↗
将軍山古墳は、明治27年に地元の人々によって発掘され、横穴式石室から馬冑や旗などの副葬品が出土しました。将軍山古墳展示館では、その横穴式石室を、建物の中から見学できます。将軍山古墳(行田市) ↗ 展示館の開館時間と観覧料は、公式の案内で確かめてから、時間割に入れます。
2. 足袋蔵のまちを歩いて、蔵の外観を見る

行田は、日本遺産「足袋蔵のまち行田」として知られています。日本遺産「足袋蔵のまち行田」(行田おもてなし観光局) ↗ 足袋蔵めぐりの出発点は、行田市行田5-15の足袋蔵まちづくりミュージアムで、見学の目安は約30分です。ここから、時田蔵(外観見学)などの足袋蔵を、歩いて見て回ります。行田の足袋蔵めぐり(行田おもてなし観光局) ↗
足袋蔵の大半は個人の私有地で、見学は基本的に外観だけです。行田の足袋蔵めぐり(行田おもてなし観光局) ↗ 足袋の工場だった建物を残した「足袋とくらしの博物館」は、土曜と日曜の10:00から15:00だけ開館していて、大人が200円、小学生が100円です。忍城バスターミナルから、徒歩で約10分とされています。足袋とくらしの博物館(行田おもてなし観光局) ↗
3. 忍城跡の郷土博物館で、城下町の歴史を知る

行田市郷土博物館は、忍城の本丸跡地にあります。多くの実物資料を展示し、古代から現代までの行田の歴史と文化を学べます。周辺は、城址公園として整備されています。行田市郷土博物館 ↗
開館は9:00から16:30(最終入館受付は16:00)で、入館料は、大人が200円、大学生・高校生が100円、中学生・小学生が50円です。開館日案内(行田市郷土博物館) ↗ 入館料(行田市郷土博物館) ↗ 休みは月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土・日曜は開館)、毎月第4金曜日(テーマ展・企画展の開催中は開館)と年末年始です。開館日案内(行田市郷土博物館) ↗
一日の過ごし方
午前は古墳公園で、丸墓山古墳と2つの館を見て、午後は忍城の周辺に移って、足袋蔵のまちと郷土博物館を歩く組み立てです。
以下の時刻は、土曜・休日の旅の組み立て例です。バスは、行田市の2026年7月1日改訂の時刻表の便です。
- 08:39東京駅
- 電車09:43行田駅
- バス10:30さきたま古墳公園
- 徒歩11:20さきたま史跡の博物館
- 徒歩12:10将軍山古墳展示館
- バス13:10昼食
- 徒歩14:00足袋蔵のまち
- 徒歩15:00郷土博物館
- バス16:30行田駅
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 08:39 | 東京駅から高崎線直通の普通列車に乗る(約1時間) |
| 09:43 | 行田駅に着き、駅前でバスを待つ |
| 10:05 | 観光拠点循環コースのバスで、埼玉古墳公園へ向かう(約25分) |
| 10:30 | さきたま古墳公園を歩き、丸墓山古墳の頂上に立つ |
| 11:20 | さきたま史跡の博物館で、出土品と国宝を見る |
| 12:10 | 将軍山古墳展示館で、横穴式石室を見る |
| 12:55 | 埼玉古墳公園からバスで、忍城バスターミナルへ向かう(13:01着) |
| 13:10 | 忍城の周辺で、昼食をとる |
| 14:00 | 足袋蔵のまちを歩き、蔵の外観を見る |
| 15:00 | 行田市郷土博物館で、展示を見る |
| 15:55 | 忍城バスターミナルから、バスでJR行田駅前へ向かう(16:01発) |
| 16:30 | 行田駅から、高崎線直通の普通列車で帰る(東京駅に17:38着) |
郷土博物館の入館は16:00までなので、足袋蔵のまちを先に歩いて、博物館は15:00に入ります。昼食の店は編集上の候補です。公式サイトには飲食店の案内を確かめられなかったため、店名は挙げていません。営業日や時間を確かめてから決めます。雨の日は、丸墓山古墳の頂上へ上がるのをやめて、古墳公園の散策を短くし、2つの博物館の展示を長めに見ます。
アクセスと予算
東京駅から行田駅までは、高崎線直通の普通列車で約1時間です。東京駅8:39発の列車は、行田駅に9:43に着きます。土曜・休日の運転です。時刻表 東京→行田(JR東日本) ↗ 運賃は、JR東日本の案内で確かめます。
帰りは、行田駅16:30発の列車が、東京駅に17:38に着きます。土曜・休日の運転です。時刻表 行田→東京(JR東日本) ↗ ほかの便は、行田駅の時刻表で選びます。行田駅 時刻表 上り・土曜・休日(JR東日本) ↗
行田駅から古墳公園と忍城へは、市内循環バスの観光拠点循環コースを使います。毎日運行で、1回の運賃は200円です。支払いはQRコード決済のPayPayだけで、降りるときに、運転席の近くの二次元コードを読み取ります。市内循環バス(行田市) ↗ JR行田駅前から、埼玉古墳公園までは25分、忍城バスターミナルまでは31分です。この記事の便は、JR行田駅前10:05発、埼玉古墳公園12:55発、忍城バスターミナル16:01発です。JR行田駅前には、帰りは16:14に着きます。観光拠点循環コース時刻表(行田市) ↗
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 市内循環バス3回(確認済みの料金) | 600円 |
| さきたま史跡の博物館の観覧料(一般、確認済みの料金) | 200円 |
| 行田市郷土博物館の入館料(大人、確認済みの料金) | 200円 |
| 昼食 | 1,000〜2,000円 |
| 喫茶・おみやげ | 500〜1,500円 |
| 計画上の合計 | 2,500〜4,500円 |
昼食と喫茶・おみやげは編集上の目安です。東京と行田を結ぶ電車の運賃と、将軍山古墳展示館の観覧料は、上の合計に含んでいません。足袋とくらしの博物館(大人200円)に入る場合は、その分が加わります。実際の金額は、乗る前にご確認ください。
出かける前に確認したいこと
休みの日と、バスの支払い方法で、一日の流れが変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。
月曜日などの休みを確かめる。 さきたま史跡の博物館は、月曜日(祝日・振替休日・埼玉県民の日を除く)と、12月29日から1月3日が休みです。さきたま史跡の博物館(埼玉県) ↗ 郷土博物館は、月曜日などが休みで、第4金曜日は展覧会の開催中だけ開館します。開館日案内(行田市郷土博物館) ↗
バスのPayPayを用意する。 観光拠点循環コースは、PayPayだけが使えます。スマートフォンの用意と、残高や接続を、出発前に確かめます。市内循環バス(行田市) ↗
鉄剣の展示を確かめる。 金錯銘鉄剣は、2026年2月28日から実物の公開が始まったと、県が発表しています。国宝「金錯銘鉄剣」の実物を公開します(埼玉県) ↗ 出かける日の展示は、公式サイトで確かめます。
足袋蔵は外観だけ。足袋とくらしの博物館は土日だけ。 足袋蔵の多くは私有地なので、敷地には入らず、道から眺めます。足袋とくらしの博物館は、土曜と日曜の10:00から15:00だけの開館で、この記事の時刻では、14:00のうちに入ります。足袋とくらしの博物館(行田おもてなし観光局) ↗
埼玉で、ほかの行先を探すなら、川越の日帰りガイド →や、大宮の日帰りガイド →もあります。川越は蔵造りの町並みを歩く一日、大宮は盆栽と鉄道博物館をめぐる一日で、本記事とは違う、埼玉の楽しみ方です。
高崎線と、古墳と、足袋蔵のまち。次の休日は、行田へ。
