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行田日帰りガイド|電車とバスで、古墳と足袋蔵のまち、忍城跡の博物館をめぐる

堀の橋の向こうに、白い御三階櫓と城門が見える忍城
忍城の御三階櫓と城門(2021年4月撮影)。:Saigen Jiro / CC0 1.0(長辺1920pxに縮小)

埼玉県・行田市/古墳・城下町の散策
情報確認日:2026年10月14日

行田は、埼玉県の北部にある、古墳と足袋蔵のまち、そして忍城の城下町です。東京駅から高崎線の普通列車に乗ると、約1時間で行田駅に着きます。時刻表 東京→行田(JR東日本) ↗ 市内には、5世紀後半から7世紀はじめころまでに作られた9基の大型古墳が集まる、さきたま古墳公園があります。埼玉古墳群(行田おもてなし観光局) ↗ 次の休日は、電車と市内循環バスで、古墳と城下町の一日を過ごしてみませんか。行田市の公式サイト ↗

今回ご紹介するのは、東京駅8:39発の電車で行田駅へ行き、午前はバスでさきたま古墳公園へ向かい、午後は足袋蔵のまちと忍城跡の郷土博物館を歩いて、夕方の電車で帰る、土曜・休日向けの日帰りコースです。市内循環バス(行田市) ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • さきたま古墳公園と、さきたま史跡の博物館、将軍山古墳展示館の見どころと、開館の時間・料金
  • 足袋蔵のまちと、行田市郷土博物館の見どころと、見学の決まり
  • 東京駅から行田駅までの電車と、市内循環バスの時刻と運賃、帰りの電車から逆算した一日の時間割
  • 予算の目安と、出かける前に確かめたいこと(休みの日、バスの支払い方法、展示の公開)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に行田おもてなし観光局 ↗、さきたま史跡の博物館(埼玉県) ↗、行田市郷土博物館 ↗の公式サイトをご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 大きな古墳の丘に立って、広い景色を眺めたい
  • 足袋蔵や城下の町並みを、時間を気にせず歩きたい
  • 東京から電車とバスで、日帰りの遠出をしたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅から高崎線直通の普通列車を利用)
交通手段電車+市内循環バス+徒歩
現地まで東京駅8:39発の普通列車で、行田駅に9:43着(約1時間)
現地滞在(基本)9:43〜16:30の約6時間45分
予算(基本)大人1人2,500〜4,500円程度を用意する想定(バス3回の600円を含む。JRの運賃は別)
歩く量古墳公園・足袋蔵のまち・忍城跡の散策を合わせて、約4km以内の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。

行田で楽しみたい、3つのこと

古墳公園、足袋蔵のまち、忍城跡の郷土博物館の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. さきたま古墳公園で、日本最大の円墳に立つ

草の斜面に、頂上へまっすぐ続く石段がある丸墓山古墳
丸墓山古墳の石段(2025年6月撮影)。写真:Q RURU YUKI historian / CC BY-SA 4.0 · 2025年6月撮影(長辺1920pxに縮小)

さきたま古墳公園は、行田の市街地から南東へ約2.5kmの場所にあります。大型古墳が集中していることで知られ、1976年に、古墳群と調和した鑑賞と散策のための公園として開設されました。園内には、古墳9基のほか、さきたま史跡の博物館と将軍山古墳展示館があります。さきたま古墳公園(埼玉みどりのポータルサイト) ↗

丸墓山古墳は、直径105メートルの、日本最大の円墳として知られています。6世紀前半ころに造られたと推定されています。頂上に立つと、行田の市街地が遠望できます。丸墓山古墳(行田市) ↗

さきたま史跡の博物館には、国宝の金錯銘鉄剣が展示されています。埼玉古墳群(行田おもてなし観光局) ↗ 埼玉県は、鉄剣の実物の公開を、2026年2月28日からと発表しています。観覧料は、一般が200円、高校生・学生が100円で、中学生以下は無料です。国宝「金錯銘鉄剣」の実物を公開します(埼玉県) ↗ 開館は9:00から16:30(入館受付は16:00まで)です。さきたま史跡の博物館(埼玉県) ↗

将軍山古墳は、明治27年に地元の人々によって発掘され、横穴式石室から馬冑や旗などの副葬品が出土しました。将軍山古墳展示館では、その横穴式石室を、建物の中から見学できます。将軍山古墳(行田市) ↗ 展示館の開館時間と観覧料は、公式の案内で確かめてから、時間割に入れます。

2. 足袋蔵のまちを歩いて、蔵の外観を見る

赤茶色の金属板で覆われた、切妻屋根の足袋蔵(時田蔵)
行田の足袋蔵・時田蔵(2020年10月撮影)。写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 · 2020年10月撮影(長辺1920pxに縮小)

行田は、日本遺産「足袋蔵のまち行田」として知られています。日本遺産「足袋蔵のまち行田」(行田おもてなし観光局) ↗ 足袋蔵めぐりの出発点は、行田市行田5-15の足袋蔵まちづくりミュージアムで、見学の目安は約30分です。ここから、時田蔵(外観見学)などの足袋蔵を、歩いて見て回ります。行田の足袋蔵めぐり(行田おもてなし観光局) ↗

足袋蔵の大半は個人の私有地で、見学は基本的に外観だけです。行田の足袋蔵めぐり(行田おもてなし観光局) ↗ 足袋の工場だった建物を残した「足袋とくらしの博物館」は、土曜と日曜の10:00から15:00だけ開館していて、大人が200円、小学生が100円です。忍城バスターミナルから、徒歩で約10分とされています。足袋とくらしの博物館(行田おもてなし観光局) ↗

3. 忍城跡の郷土博物館で、城下町の歴史を知る

瓦屋根の大きな庇と石の柱が並ぶ、行田市郷土博物館の入口
行田市郷土博物館の入口(2012年4月撮影)。写真:Abasaa / パブリックドメイン · 2012年4月撮影(長辺1920pxに縮小)

行田市郷土博物館は、忍城の本丸跡地にあります。多くの実物資料を展示し、古代から現代までの行田の歴史と文化を学べます。周辺は、城址公園として整備されています。行田市郷土博物館 ↗

開館は9:00から16:30(最終入館受付は16:00)で、入館料は、大人が200円、大学生・高校生が100円、中学生・小学生が50円です。開館日案内(行田市郷土博物館) ↗ 入館料(行田市郷土博物館) ↗ 休みは月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土・日曜は開館)、毎月第4金曜日(テーマ展・企画展の開催中は開館)と年末年始です。開館日案内(行田市郷土博物館) ↗

一日の過ごし方

午前は古墳公園で、丸墓山古墳と2つの館を見て、午後は忍城の周辺に移って、足袋蔵のまちと郷土博物館を歩く組み立てです。

以下の時刻は、土曜・休日の旅の組み立て例です。バスは、行田市の2026年7月1日改訂の時刻表の便です。

一日のルート
  1. 08:39東京駅
  2. 電車09:43行田駅
  3. バス10:30さきたま古墳公園
  4. 徒歩11:20さきたま史跡の博物館
  5. 徒歩12:10将軍山古墳展示館
  6. バス13:10昼食
  7. 徒歩14:00足袋蔵のまち
  8. 徒歩15:00郷土博物館
  9. バス16:30行田駅
時刻の目安過ごし方
08:39東京駅から高崎線直通の普通列車に乗る(約1時間)
09:43行田駅に着き、駅前でバスを待つ
10:05観光拠点循環コースのバスで、埼玉古墳公園へ向かう(約25分)
10:30さきたま古墳公園を歩き、丸墓山古墳の頂上に立つ
11:20さきたま史跡の博物館で、出土品と国宝を見る
12:10将軍山古墳展示館で、横穴式石室を見る
12:55埼玉古墳公園からバスで、忍城バスターミナルへ向かう(13:01着)
13:10忍城の周辺で、昼食をとる
14:00足袋蔵のまちを歩き、蔵の外観を見る
15:00行田市郷土博物館で、展示を見る
15:55忍城バスターミナルから、バスでJR行田駅前へ向かう(16:01発)
16:30行田駅から、高崎線直通の普通列車で帰る(東京駅に17:38着)

郷土博物館の入館は16:00までなので、足袋蔵のまちを先に歩いて、博物館は15:00に入ります。昼食の店は編集上の候補です。公式サイトには飲食店の案内を確かめられなかったため、店名は挙げていません。営業日や時間を確かめてから決めます。雨の日は、丸墓山古墳の頂上へ上がるのをやめて、古墳公園の散策を短くし、2つの博物館の展示を長めに見ます。

アクセスと予算

東京駅から行田駅までは、高崎線直通の普通列車で約1時間です。東京駅8:39発の列車は、行田駅に9:43に着きます。土曜・休日の運転です。時刻表 東京→行田(JR東日本) ↗ 運賃は、JR東日本の案内で確かめます。

帰りは、行田駅16:30発の列車が、東京駅に17:38に着きます。土曜・休日の運転です。時刻表 行田→東京(JR東日本) ↗ ほかの便は、行田駅の時刻表で選びます。行田駅 時刻表 上り・土曜・休日(JR東日本) ↗

行田駅から古墳公園と忍城へは、市内循環バスの観光拠点循環コースを使います。毎日運行で、1回の運賃は200円です。支払いはQRコード決済のPayPayだけで、降りるときに、運転席の近くの二次元コードを読み取ります。市内循環バス(行田市) ↗ JR行田駅前から、埼玉古墳公園までは25分、忍城バスターミナルまでは31分です。この記事の便は、JR行田駅前10:05発、埼玉古墳公園12:55発、忍城バスターミナル16:01発です。JR行田駅前には、帰りは16:14に着きます。観光拠点循環コース時刻表(行田市) ↗

費目大人1人の想定
市内循環バス3回(確認済みの料金)600円
さきたま史跡の博物館の観覧料(一般、確認済みの料金)200円
行田市郷土博物館の入館料(大人、確認済みの料金)200円
昼食1,000〜2,000円
喫茶・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計2,500〜4,500円

昼食と喫茶・おみやげは編集上の目安です。東京と行田を結ぶ電車の運賃と、将軍山古墳展示館の観覧料は、上の合計に含んでいません。足袋とくらしの博物館(大人200円)に入る場合は、その分が加わります。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

休みの日と、バスの支払い方法で、一日の流れが変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。

月曜日などの休みを確かめる。 さきたま史跡の博物館は、月曜日(祝日・振替休日・埼玉県民の日を除く)と、12月29日から1月3日が休みです。さきたま史跡の博物館(埼玉県) ↗ 郷土博物館は、月曜日などが休みで、第4金曜日は展覧会の開催中だけ開館します。開館日案内(行田市郷土博物館) ↗

バスのPayPayを用意する。 観光拠点循環コースは、PayPayだけが使えます。スマートフォンの用意と、残高や接続を、出発前に確かめます。市内循環バス(行田市) ↗

鉄剣の展示を確かめる。 金錯銘鉄剣は、2026年2月28日から実物の公開が始まったと、県が発表しています。国宝「金錯銘鉄剣」の実物を公開します(埼玉県) ↗ 出かける日の展示は、公式サイトで確かめます。

足袋蔵は外観だけ。足袋とくらしの博物館は土日だけ。 足袋蔵の多くは私有地なので、敷地には入らず、道から眺めます。足袋とくらしの博物館は、土曜と日曜の10:00から15:00だけの開館で、この記事の時刻では、14:00のうちに入ります。足袋とくらしの博物館(行田おもてなし観光局) ↗

埼玉で、ほかの行先を探すなら、川越の日帰りガイド →や、大宮の日帰りガイド →もあります。川越は蔵造りの町並みを歩く一日、大宮は盆栽と鉄道博物館をめぐる一日で、本記事とは違う、埼玉の楽しみ方です。

高崎線と、古墳と、足袋蔵のまち。次の休日は、行田へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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