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伊豆の国日帰りガイド|江川邸と韮山反射炉を、歩いてめぐる一日

青空を背に、鉄の骨組みに囲まれてそびえる、煉瓦の煙突が並ぶ韮山反射炉
韮山反射炉(2008年撮影)。:Wiiii / CC BY-SA 3.0(トリミング・縮小(長辺1920px))

静岡県・伊豆の国市/史跡・歴史散策
情報確認日:2026年10月20日

伊豆の国は、静岡県の伊豆半島の付け根にある市です。韮山には、江戸時代に代官を務めた江川家の江川邸と、実際に大砲をつくった反射炉の跡が残ります。東海道新幹線の三島駅から伊豆箱根鉄道に乗り換え、韮山駅までは約20分です。交通案内(江川邸) ↗ 韮山反射炉ガイド(伊豆の国市) ↗

今回ご紹介するのは、韮山駅から江川邸へ歩き、昼食のあと韮山反射炉をたずね、伊豆長岡駅へ歩いて帰る日帰りコースです。確かめられたことと、出かける前に調べることを分けて書いています。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 江川邸と韮山反射炉の開く時間、休みの日、料金と共通入場券
  • 韮山駅から江川邸、反射炉から伊豆長岡駅への徒歩の分数と、行く日に避けたい曜日
  • 三島駅から二つの史跡をめぐる一日の時間割と、料金・予算の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(反射炉の休館日、バスがないこと、臨時の開館・休館)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に江川邸 ↗、韮山反射炉(伊豆の国市) ↗をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 幕末の大砲づくりの舞台を、実物の遺構で見たい
  • 国の重要文化財の旧家を、土間の広さまで歩いて確かめたい
  • 新幹線と小さな私鉄で出かけて、駅から歩いて史跡をめぐりたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京駅(東海道新幹線で三島駅へ)
交通手段新幹線+私鉄(伊豆箱根鉄道)+徒歩
現地まで東京駅から三島駅へ(便は時刻表で選び、三島駅着は9:45の目安)
現地滞在(基本)9:45〜15:30ごろの約5時間45分(昼食と移動を含む)
予算(基本)大人1人2,400〜4,400円程度を用意する想定(新幹線と私鉄の運賃は別)
歩く量韮山駅から江川邸まで徒歩約20分、反射炉から伊豆長岡駅まで徒歩約30分で、史跡の中も歩く。歩く量は多め

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学や食事の長さで変わります。徒歩の分数は、江川邸と伊豆の国市の公式の案内によるものです。

伊豆の国で楽しみたい、3つのこと

江川邸、韮山反射炉、ガイダンスセンターの順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 江川邸で、重要文化財の主屋と土間を見る

手前に松を植えた前庭があり、奥に大きな瓦屋根と破風の主屋が建つ江川邸
江川邸の主屋(2012年撮影)。写真:Batholith / パブリックドメイン · 2012年撮影(縮小(長辺1920px))

江川邸は、国の重要文化財に指定された江川家住宅です。主屋は1600年ごろに建てられたとされ、敷地の中央に建っています。土間は約50坪の広さで、見上げると大屋根の骨組みが見えます。江川家住宅(江川邸) ↗ 江川邸は、毎週水曜日が休みです。 開館は9:00から16:30までで、受付は16:15までです。入館料は、大人が750円、小・中学生が300円です。入館案内(江川邸) ↗

2. 韮山反射炉で、大砲をつくった炉を見る

手前に袴姿の江川英龍の銅像が立ち、背後に韮山反射炉の煙突が見える
江川英龍の銅像と、背後の韮山反射炉(2020年撮影)。写真:Indiana jo / CC BY-SA 4.0 · 2020年撮影(縮小(長辺1920px))

韮山反射炉は、韮山代官の江川英龍(太郎左衛門)の建言で建てられ、品川台場に置く大砲をつくるために使われた炉です。実際に大砲を製造した反射炉としては、国内で唯一現存するものです。世界遺産韮山反射炉(伊豆の国市) ↗ 観覧料は、一般(高校生以上)が500円、生徒・児童が50円です。 観覧時間は、3月から9月が午前9時から午後5時まで、10月から2月が午前9時から午後4時30分までです。韮山反射炉見学(伊豆の国市) ↗ 見学の目安は45分から1時間で、30分でも見られます。

3. ガイダンスセンターと共通入場券で、見学を組み立てる

芝生の向こうに、赤茶色の外壁の低い建物が建つ韮山反射炉ガイダンスセンター
韮山反射炉ガイダンスセンターの全景(2017年撮影)。写真:東京特許許可局 / CC BY-SA 4.0 · 2017年撮影(縮小(長辺1920px))

韮山反射炉には、ガイダンスセンターがあります。展示室と映像ホールがあり、ペットは展示室と映像ホールには入れません。ガイドは無料で、約20分、受付は午前9時から午後4時までです。韮山反射炉ガイド(伊豆の国市) ↗ 江川邸と反射炉の共通入場券は、大人900円、小・中学生250円です。 別々に買うと大人1,250円なので、両方を見る日は共通券が安くなります。共通入場券(伊豆の国市) ↗ 共通券は、韮山反射炉ガイダンスセンターと江川邸公開事務所で買えます。

一日の過ごし方

三島駅から韮山駅へ向かい、江川邸、昼食、反射炉の順にめぐり、伊豆長岡駅から帰る組み立てです。

以下の時刻は、2026年11月から12月の水曜日以外の日(反射炉の休館日を除く)を想定した旅の組み立て例です。新幹線と私鉄の便は時刻表で選びます。

一日のルート
  1. 09:45三島駅
  2. 伊豆箱根鉄道10:00韮山駅
  3. 徒歩10:20江川邸
  4. 12:00昼食
  5. 徒歩13:00韮山反射炉
  6. 徒歩15:00伊豆長岡駅
  7. 伊豆箱根鉄道15:30三島駅
時刻の目安過ごし方
09:45東京駅から東海道新幹線で三島駅に着く(便は時刻表で選ぶ)
10:00三島駅から伊豆箱根鉄道に乗り、韮山駅へ向かう(約20分、便は時刻表で選ぶ)
10:20韮山駅から江川邸へ歩く(徒歩約20分)
10:40江川邸で、主屋と土間を見る(9:00から開館、受付は16:15まで)
12:00韮山の町で昼食をとる(店は当日の営業を確かめて選ぶ)
13:00韮山反射炉へ歩く(江川邸から反射炉までの徒歩は確かめておらず、時間に余裕をみる)
13:30韮山反射炉で、ガイダンスセンターと反射炉を見る(ガイドは約20分)
15:00伊豆長岡駅へ歩く(徒歩約30分)
15:30伊豆長岡駅から伊豆箱根鉄道に乗り、三島駅で新幹線に乗り換えて帰る(便は時刻表で選ぶ)

江川邸は水曜日が休みで、反射炉は毎月第3水曜日が休みなので、水曜日以外を選びます。 雨の日は、江川邸の土間と反射炉のガイダンスセンターを長めにして、歩く道を最小限にします。

アクセスと予算

東京からは、東海道新幹線で三島駅へ向かい、伊豆箱根鉄道に乗り換えます。新幹線と私鉄の乗車時間(三島から韮山までの約20分を除く)、運賃、時刻は、確かめておらず、書いていません。乗る前にJR東日本の時刻表 ↗でご確認ください。韮山駅から江川邸へは、徒歩約20分、タクシーで約6分です。交通案内(江川邸) ↗ 伊豆長岡駅から韮山反射炉までは約1.8キロメートルで、徒歩約30分です。伊豆長岡駅から韮山反射炉にお越しの皆様(伊豆の国市) ↗ 反射炉を回っていた市の周遊バスは2023年9月末に廃止されていて、今はバスの案内はありません。観光周遊型バス「歴バスのる~ら」(伊豆の国市) ↗

江川邸には、乗用車30台の無料の駐車場があります。このコースは新幹線と私鉄、徒歩で組んでいます。車で行くときは、酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で店を選びます。

費目大人1人の想定
江川邸と韮山反射炉の共通入場券(確認済み)900円
昼食1,000〜2,000円
カフェ・おやつ・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計2,400〜4,400円

上の合計に、新幹線と私鉄の運賃は含んでいません。共通券を使わず、江川邸と反射炉を別々に買うと、大人の入場料の合計は1,250円です。昼食とおやつは編集上の目安です。

出かける前に確認したいこと

休みの日と、歩く距離が、行く日を決めるときの手がかりになります。

休みの日。 韮山反射炉の休館日は、2026年は11月18日と12月16日と12月31日です。そのほかに、都合で臨時休館することがあります。韮山反射炉見学(伊豆の国市) ↗ 江川邸は、毎週水曜日と12月31日から1月1日が休みですが、水曜日に臨時で開館する日があります。出かける日の公式のお知らせを確かめます。

歩く道。 江川邸から反射炉までの距離と徒歩の分数は、公式の案内で確かめられませんでした。駅からの道も合わせて歩くので、歩きやすい靴で出かけます。足に不安があるときは、韮山駅からのタクシー(約6分)や、伊豆長岡駅前のタクシー乗り場を使う方法もあります。

見学の長さ。 反射炉のガイドは約20分です。10名以上で行くときは、事前の申し込みが勧められています。

静岡県の同じ駅から行けるまちなら、三島の日帰りガイド →もあります。三島は、楽寿園と源兵衛川、三嶋大社をめぐる、駅のまわりの水辺を歩く一日で、本記事の史跡をめぐる一日とは違う過ごし方です。

幕末の炉と、旧家の土間と、歩いてたどる道。次の休みは、伊豆の国へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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