東京都・葛飾区/寺社・参道・庭園
情報確認日:2026年10月17日
柴又は、東京都葛飾区の東の端、江戸川のそばにある町です。京成金町線の柴又駅から、石敷きの参道を歩いていくと、帝釈天題経寺の二天門に着きます。参道は、国の重要文化的景観に選定されていると案内されています。柴又帝釈天に行きたいのですが。(葛飾区) ↗ 駅前には、映画「男はつらいよ」の「フーテンの寅」像と「見送るさくら」像が立っています。寅さん・さくらさんの像はどこにありますか。(葛飾区) ↗ 東京からは、京成線に乗り、京成高砂駅で金町線に乗り換えて向かいます。
今回ご紹介するのは、午前に駅前から参道を歩いて帝釈天の彫刻ギャラリーと庭園を見て、昼食のあと、山本亭の庭と葛飾柴又寅さん記念館をまわる日帰りコースです。電車の時刻と運賃は、この記事では確かめられていません。確かめられたことと、出かける前に調べることを分けて書いています。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 帝釈天の彫刻ギャラリーと邃渓園の拝観時間・料金と、見どころ
- 駅前の像と参道の歩き方、駅から各施設までの徒歩の目安
- 山本亭と葛飾柴又寅さん記念館の開館時間・休みの日・料金
- 一日の時間割と、予算の目安
※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に柴又帝釈天 ↗、葛飾柴又寅さん記念館 ↗、葛飾区山本亭 ↗、京成電鉄の時刻表をご確認ください。
こんな気分の日に
このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。
- 電車で行ける東京の下町で、参道を歩きながら、お寺の彫刻や庭をゆっくり見たい
- 映画「男はつらいよ」の舞台になった町を、像や記念館をたどって歩いてみたい
- 入場料の負担を抑えながら、見るものが多い一日を過ごしたい
日帰り旅の基本情報
出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 京成上野駅(京成線を利用) |
| 交通手段 | 電車(京成線・京成金町線)+徒歩 |
| 現地まで | 京成上野駅から京成高砂駅で金町線に乗り換えて柴又駅(乗車時間は便によるため、時刻表で確認。柴又駅着は10:15の目安) |
| 現地滞在(基本) | 10:15〜15:30ごろの約5時間(昼食と見学を含む) |
| 予算(基本) | 大人1人2,300〜4,000円程度を用意する想定(電車の運賃は別) |
| 歩く量 | 柴又駅から帝釈天まで徒歩約5分、山本亭・寅さん記念館まで徒歩8分(歩く量は少なめ) |
滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学や食事の長さで変わります。徒歩の分数は柴又・矢切エリア(京成電鉄) ↗、葛飾柴又寅さん記念館(葛飾区) ↗、葛飾区山本亭 ↗によるものです。
柴又で楽しみたい、3つのこと
帝釈天の彫刻、駅前から続く参道、山本亭と寅さん記念館の順に、楽しみ方をご紹介します。
1. 帝釈天の彫刻ギャラリーと邃渓園を見る

柴又帝釈天(題経寺)は、寛永年間に開山した、約400年の歴史を持つ日蓮宗の寺です。柴又エリア(葛飾区観光協会) ↗ 駅から徒歩約5分です。境内は無料で、有料になるのは彫刻ギャラリーと庭園の邃渓園(すいけいえん)です。柴又・矢切エリア(京成電鉄) ↗ 彫刻ギャラリーと邃渓園の拝観時間は9:00から16:00まで(閉館は16:30)で、拝観料は2か所共通で、大人400円、小・中学生200円です。柴又帝釈天(彫刻ギャラリー) ↗
彫刻ギャラリーでは、堂の外側に施された、法華経に基づく10面の彫刻を間近に見られます。宮彫師たちが技を競って彫ったもので、すべてケヤキ材です。大正末期から昭和9年(1934年)にかけて、十数年がかりで完成したと案内されています。柴又帝釈天(彫刻ギャラリー) ↗ 彫刻は木目や立体感を近くで見るほど面白いので、10面を急がずに見る時間を取ると満足度が上がります。 12月28日から1月3日は邃渓園が閉園になります。柴又・矢切エリア(京成電鉄) ↗
2. 駅前の像から、参道を歩く

柴又駅を出ると、駅前広場に「フーテンの寅」像と、寅さんの視線の先に立つ「見送るさくら」像があります。京成金町線の柴又駅から、すぐの場所です。寅さん・さくらさんの像はどこにありますか。(葛飾区) ↗ 像を右手に進むとアーチがあり、そこから石敷きの参道が続きます。両側に店が並ぶ道を進むと、帝釈天の二天門が見えてきます。柴又帝釈天に行きたいのですが。(葛飾区) ↗
参道には、草だんごや川魚、天ぷら、せんべいなどを扱う老舗が並んでいると、帝釈天の公式サイトに案内があります。お参り(柴又帝釈天) ↗ 参道は歩く距離が短いので、先を急がず、店先を見ながら、昼食と食べ歩きの時間を決めて歩くのがおすすめです。 柴又の中心は、駅から帝釈天、山本亭、寅さん記念館までが徒歩圏にまとまっています。
3. 山本亭の庭と、葛飾柴又寅さん記念館をまわる

葛飾区山本亭は、大正末期から昭和初期に増改築された住宅を公開している施設です。書院造りや数奇屋風の和風建築と、大理石のマントルピースやステンドグラスなどの洋風建築を組み合わせた、当時には珍しい二世帯住宅と案内されています。池と築山、滝のある書院庭園もあります。開館は9:00から17:00まで、入館料は100円で、中学生以下は無料です。休館日は、第3火曜日(祝日・休日のときは直後の平日)と、12月の第3火曜日から木曜日です。葛飾区山本亭 ↗
葛飾柴又寅さん記念館・山田洋次ミュージアムは、映画「男はつらいよ」の世界を紹介する施設です。大船撮影所から移された「くるまや」のセットと「朝日印刷所」のセットがあり、寅さんが実際に使った革カバンなどの展示や、昔の駅舎の鉄道コーナーもあります。開館は9:00から17:00まで(最終入館は16:30)、入館料は一般500円、シニア(65歳以上)400円、小中学生300円です。休館日は山本亭と同じで、第3火曜日(祝日・休日のときは直後の平日)と、12月の第3火曜日から木曜日です。葛飾柴又寅さん記念館・山田洋次ミュージアム(葛飾区) ↗ 休館日は10月なら20日(火曜日)、11月なら17日(火曜日)なので、この日を避けて予定を組みます。
一日の過ごし方
午前に駅前から参道を歩いて帝釈天を見学し、昼食をとり、午後に山本亭と寅さん記念館をまわって、夕方前の電車で帰る組み立てです。
以下の時刻は、2026年10月の旅の組み立て例です。電車の時刻は時刻表で便を選びます。
- 09:30京成上野駅
- 京成線・京成金町線10:15柴又駅
- 徒歩10:50柴又帝釈天
- 徒歩12:00参道の周辺
- 徒歩13:00山本亭
- 徒歩14:00葛飾柴又寅さん記念館
- 徒歩15:30柴又駅
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 09:30 | 京成上野駅から京成線に乗る(便は時刻表で選ぶ) |
| 10:15 | 柴又駅に着く(京成高砂駅で金町線に乗り換える) |
| 10:20 | 駅前の寅さん像とさくら像を見て、参道を歩く |
| 10:50 | 帝釈天をお参りして、彫刻ギャラリーと邃渓園を見る |
| 12:00 | 参道の周辺で、昼食をとる |
| 13:00 | 山本亭で、書院庭園と洋間を見る(駅から徒歩8分) |
| 14:00 | 葛飾柴又寅さん記念館・山田洋次ミュージアムを見る |
| 15:15 | 柴又駅へ歩く |
| 15:30 | 柴又駅から京成金町線に乗る(便は時刻表で選ぶ) |
寅さん記念館の最終入館は16:30、帝釈天の彫刻ギャラリーと邃渓園は16:00までなので、順番を入れ替えるときは、先に彫刻ギャラリーを見ておくと安心です。 10月31日と11月1日は「寅さんサミット2026」が開かれ、帝釈天参道と寅さん記念館、山本亭が会場に含まれます。入場は無料ですが、寅さん記念館と山本亭は有料です。寅さんサミット2026(葛飾区) ↗ 人出が増える日は、移動に余裕を持たせます。雨の日は、彫刻ギャラリーと寅さん記念館を中心にして、庭と参道の歩きを短くします。
アクセスと予算
東京からは、京成上野駅から京成線に乗り、京成高砂駅で金町線に乗り換えて、柴又駅で降ります。金町線は、京成高砂駅と柴又駅の間を結ぶ支線です。乗車時間と運賃は確かめられておらず、書いていません。乗る前に京成電鉄の時刻表でご確認ください。柴又・矢切エリア(京成電鉄) ↗
柴又駅から帝釈天までは徒歩約5分、山本亭と寅さん記念館までは徒歩8分です。JR金町駅またはJR小岩駅からは、京成バスの「小55」に乗り、「柴又帝釈天」で降りる方法もあります。北総線の新柴又駅からは、徒歩15分程度です。柴又帝釈天に行きたいのですが。(葛飾区) ↗ バスの時刻と運賃は確かめられていません。
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 帝釈天の彫刻ギャラリー・邃渓園(確認済み) | 400円 |
| 山本亭(確認済み) | 100円 |
| 葛飾柴又寅さん記念館(確認済み) | 500円 |
| 昼食 | 1,000〜2,000円 |
| おやつ・おみやげ | 300〜1,000円 |
| 計画上の合計 | 2,300〜4,000円 |
昼食とおやつ、おみやげは編集上の目安です。電車とバスの運賃は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。
出かける前に確認したいこと
休みの日と、施設ごとの受付の終わる時刻、矢切の渡しの運航が、行く日を決めるときの手がかりになります。
昼食の店。 昼食は、参道の周辺で選ぶ組み立てです。参道には草だんごや川魚を扱う店が並んでいますが、この記事では特定の店を取り上げていません。店は、行く日の営業日と時間を確かめて決めます。
休館日と受付の時刻。 山本亭と寅さん記念館は、第3火曜日(祝日・休日のときは直後の平日)と、12月の第3火曜日から木曜日が休みです。帝釈天の彫刻ギャラリーと邃渓園は16:00まで、寅さん記念館の最終入館は16:30です。日が短くなる秋は、午後を早めに動き出します。
矢切の渡し。 柴又駅から徒歩約10分の江戸川の渡し舟は、松戸市の案内では、3月中旬から11月は毎日、12月から3月上旬は土・日・祝日に運航し、時間は10:00から16:00です。7月と8月は月曜日と火曜日が休みで、荒天のときは運休です。矢切の渡し(松戸市観光協会) ↗ 乗船料は、案内によって金額が違うため、この記事では書いていません。運航日の変更もあるため、乗る日の前に電話で確認します。
東京近郊で、神社と並木を歩く日帰りなら、府中の日帰りガイド →もあります。府中は神社とケヤキ並木、美術館の一日で、本記事の参道と彫刻、庭の一日とは違う過ごし方です。
駅前の像に迎えられて、参道を歩く。次の休みは、柴又へ。
