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鹿島神宮日帰りガイド|高速バスで、楼門から要石・御手洗池まで杜を歩く

緑に囲まれた、朱塗りの鹿島神宮の楼門
鹿島神宮の楼門(2013年7月撮影)。:Saigen Jiro / CC0 1.0(長辺1920pxに縮小)

茨城県・鹿嶋市/神社・参道の散策
情報確認日:2026年10月14日

鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市にある、神話の時代から続くと伝わる古い神社です。東京駅から高速バス「かしま号」に乗ると、乗り換えなしで約2時間。降りた先には朱塗りの楼門と、杉の巨木が立つ広い杜が待っています。鉄道だと乗り換えが多い行先ですが、バスなら座ったまま着けます。次の休日は、東京駅八重洲南口のバスのりばから、杜の神社へ向かってみませんか。アクセス・駐車場(鹿島神宮) ↗

今回ご紹介するのは、東京駅8:40発のかしま号で鹿島神宮停留所へ行き、午前に楼門と拝殿・本殿、奥宮と要石、御手洗池を歩き、昼食のあと鹿園を見て、15:24発のかしま号で帰る日帰りコースです。かしま号の時刻表・運賃(京成バス) ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 楼門・拝殿と本殿、奥宮、要石、御手洗池、鹿園の見どころと、境内の時間の目安
  • 東京駅から高速バスで行く道すじと、帰りの便を逆算した一日の時間割
  • バスの運賃と、一日の予算の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(バスの運行状況、授与所の時間、宝物館の休館、犬の連れ込み)

※営業時間・運賃・運行は変わることがあります。お出かけ前に鹿島神宮の公式サイト ↗とかしま号の時刻表(京成バス) ↗をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 杉の巨木が並ぶ杜の中を、時間を気にせずゆっくり歩きたい
  • 乗り換えなしで、座ったまま遠出をしたい
  • 湧き水や森の空気に触れて、気持ちを整える日にしたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅八重洲南口のJR高速バスのりばから「かしま号」を利用)
交通手段高速バス+徒歩
現地まで東京駅8:40発のかしま号で、鹿島神宮停留所に10:36着(約1時間56分)
現地滞在(基本)10:36〜15:24の約5時間
予算(基本)大人1人5,700〜7,700円程度を用意する想定(バス往復4,200円を含む)
歩く量参道と奥参道の往復を合わせて、3〜4km程度の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。

鹿島神宮で楽しみたい、3つのこと

楼門と社殿、奥参道の先、湧水と鹿園の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 楼門と拝殿で、杜の中の社殿を参拝する

石の鳥居の向こうに、杉の木立に囲まれた鹿島神宮の拝殿が見える
鹿島神宮の拝殿(2013年7月撮影)。写真:Saigen Jiro / CC0 1.0 · 2013年7月撮影(長辺1920pxに縮小)

参道を進んだ先にある楼門は、日本三大楼門の一つとされる重要文化財で、高さは約13メートルです。寛永11年に、水戸徳川家初代の頼房が奉納しました。境内案内(鹿島神宮) ↗

楼門をくぐると、元和5年に徳川2代将軍の秀忠が寄進した、本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟が並びます。いずれも重要文化財で、本殿には武甕槌大神が祀られています。境内案内(鹿島神宮) ↗ 参拝は365日24時間でき、御祈祷の受付と御朱印・守札の授与所は8:30〜16:30です。よくある質問(鹿島神宮) ↗

本殿の裏手には、直径約80センチの円形の鏡石があります。境内で2番目に大きな二郎杉は、高さ約40メートル、樹齢は約700年とみられています。境内案内(鹿島神宮) ↗

2. 奥参道を歩き、奥宮と要石へ

木立の中、石の鳥居と柵に囲まれた要石の場所
鹿島神宮の要石(2013年7月撮影)。写真:Saigen Jiro / CC0 1.0 · 2013年7月撮影(長辺1920pxに縮小)

境内の奥には、奥宮へ続く奥参道があります。奥宮までは約300メートルで、杉の木立の中を歩きます。奥宮は、慶長10年に徳川家康が奉納した社殿を、後に現在の場所へ移したものです。境内案内(鹿島神宮) ↗

要石は、地震を起こす鯰を押さえているとされる石で、水戸の徳川光圀が掘らせたものの、根元まで辿り着けなかったという話が伝わっています。境内案内(鹿島神宮) ↗ 要石は、掘らせても根元に辿り着けなかったと伝わる石で、周りの柵の外から静かに眺めます。

3. 御手洗池の湧水と、鹿園の鹿を見る

透き通った水面に鳥居が映る、鹿島神宮の御手洗池
鹿島神宮の御手洗池(2013年7月撮影)。写真:Saigen Jiro / CC0 1.0 · 2013年7月撮影(長辺1920pxに縮小)

御手洗池は、1日に40万リットル以上の水が湧く池で、かつては参拝の前に身を清める場でした。取水口の水は山水のため、口にする前に煮沸するよう公式サイトで案内されています。境内案内(鹿島神宮) ↗ よくある質問(鹿島神宮) ↗

鹿園では、いまも20頭ほどの鹿が、神様の使いとして飼われています。よくある質問(鹿島神宮) ↗ 境内の鹿が犬を怖がるため、犬の連れ込みは控えるよう案内されています(盲導犬・介助犬は例外)。

一日の過ごし方

午前に社殿と奥参道、御手洗池を歩き、昼食のあと鹿園を見て、15時台のバスで帰る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、バスは京成バスの2026年3月1日改正の時刻表の便です。平日と土休日で、この時間帯の便は同じ時刻です。

一日のルート
  1. 08:40東京駅
  2. 高速バス10:36鹿島神宮
  3. 徒歩10:45楼門・拝殿
  4. 徒歩11:35奥宮
  5. 徒歩12:05要石
  6. 徒歩12:25御手洗池
  7. 徒歩13:00昼食
  8. 徒歩14:10鹿園
  9. 徒歩15:24鹿島神宮停留所
時刻の目安過ごし方
08:40東京駅のJR高速バスのりばから、かしま号に乗る(約1時間56分)
10:36鹿島神宮停留所に着き、大鳥居から参道を歩く
10:45楼門をくぐり、拝殿と本殿を参拝する
11:35奥参道を歩き、奥宮へ向かう(約300m)
12:05要石を見る
12:25御手洗池の湧水を見る
13:00昼食をとる
14:10鹿園の鹿を見て、境内を戻る
14:50おみやげを選び、鹿島神宮停留所へ向かう
15:24鹿島神宮停留所から、かしま号で帰る(東京駅に17:45着)

帰りのバスは、道路の混み具合で東京駅への到着が前後するため、17時台に着く便でも夕方の予定は詰めすぎません。公式サイトには飲食店の案内がないため、昼食の店名は挙げていません。店は編集上の候補で、営業日や時間を確かめてから決めます。雨の日は、奥参道を奥宮までにとどめ、要石と御手洗池を省いて、楼門と社殿の参拝を中心にします。

アクセスと予算

東京駅からは、八重洲南口のJR高速バスのりばから、かしま号で鹿島神宮停留所へ向かいます。運賃は大人2,100円、小児1,050円で、全区間共通です。かしま号の時刻表・運賃(京成バス) ↗ 鹿島〜東京駅線(関東鉄道) ↗

通常の便は予約が要らず、先着順です。ICカードは乗車時に車内で支払い、現金で乗る場合は東京駅の自動券売機で乗車券を買います。かしま号の時刻表・運賃(京成バス) ↗ 東京駅8:40発の便は鹿島神宮停留所に10:36に着きます。帰りは、鹿島神宮停留所15:24発の便が東京駅に17:45に着き、上り便は日本橋口に着きます。かしま号の時刻表・運賃(京成バス) ↗ 鹿島〜東京駅線(関東鉄道) ↗

もう少し早く戻るなら14:44発(東京駅16:55着)、もう少し長く過ごすなら16:44発(東京駅19:05着)の便があります。かしま号の時刻表・運賃(京成バス) ↗ 鉄道の場合は、JR鹿島線が1時間に1本程度で、時間帯によって乗り換えが変わるため、公式サイトで案内されている乗り継ぎを事前に確かめます。アクセス・駐車場(鹿島神宮) ↗

費目大人1人の想定
かしま号の往復運賃(確認済みの料金)4,200円
昼食1,000〜2,000円
喫茶・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計5,700〜7,700円

昼食と喫茶・おみやげは編集上の目安です。境内の拝観料の案内は公式サイトにないため、予算に入れていません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

バスの運行状況と、境内の時間・決まりを、出発前に確かめておきましょう。

バスは、台風などで運行が乱れる日がある。 京成バスの運行状況のお知らせには、台風の影響による高速バスの運行状況が載ることがあります。出かける日の朝に、運行会社のページで確かめます。かしま号の時刻表・運賃(京成バス) ↗

授与所は16:30まで。宝物館は休館中。 御祈祷の受付と御朱印・守札の授与は8:30から16:30までです。宝物館は平成30年から休館しているため、このコースには入れていません。よくある質問(鹿島神宮) ↗

境内は広く、奥は歩く道が続く。 奥宮、要石、御手洗池は、楼門や社殿から距離があります。歩きやすい靴で出かけ、帰りのバスの時刻から逆算して、見る順番を決めます。境内案内(鹿島神宮) ↗

香取神宮、息栖神社とあわせて「東国三社」と呼ばれ、香取神宮は千葉県香取市にあり、鹿島神宮から車で約20分と案内されています。周辺地図(鹿島神宮) ↗ 水郷の町歩きを探すなら、佐原の日帰りガイド →もあります。佐原は川沿いの古い町並みを歩く一日で、本記事とは違う、茨城・千葉の水辺の旅の楽しみ方です。

高速バスと、杉の杜と、湧き水の池。次の休日は、鹿島神宮へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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