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ONE DAY IN TSUKUBA

つくば日帰りガイド|エキスポセンターの展示とプラネタリウム、中央公園を駅から歩いて巡る

午前は展示で手を動かし、午後はドームで星を見上げる。
帰る前に、池のほとりの公園をひと歩き。

青空の下のつくばエキスポセンター。左手前にプラネタリウムの丸い外壁、中央に水をたたえた広場と低い展示棟、右奥に白とオレンジ色のH-IIロケット実物大模型が立っている
つくばエキスポセンターとH-IIロケット実物大模型(撮影当時)。:Guilhem Vellut / CC BY 2.0(長辺1600pxに縮小)

茨城県・つくば市/科学館・公園散策
情報確認日:2026年10月1日

茨城県の南部、筑波研究学園都市の中心にあるつくば駅は、秋葉原からつくばエクスプレスの快速で45分の終点です。駅の出口を上がるとすぐに池のある公園が広がり、その向こうに、銀色のドームとオレンジ色のロケットが見えます。1985年の科学万博を記念して建てられた科学館、つくばエキスポセンターです。

今回ご紹介するのは、つくば駅から歩いてエキスポセンターへ向かい、午前は体験型の展示、午後はプラネタリウムを1番組観て、隣の中央公園を散歩して帰る日帰りコースです。行き先は駅から徒歩5分の範囲にまとまっているので、バスや車を使わずに一日を組めます。屋内で過ごす時間が長く、天気に左右されにくいのもこのコースの特徴です。アクセス(つくばエキスポセンター) ↗

※開館日・上映スケジュール・料金は変わることがあります。お出かけ前につくばエキスポセンター公式サイト ↗と各施設の案内でご確認ください。

こんな気分の日に

  • 乗り換えの少ない電車で、駅から歩いて回れる場所へ出かけたい
  • 雨や暑さを気にせず、屋内でゆっくり過ごせる行き先を探している
  • 展示を見たあとに、公園でひと息つく時間もほしい

日帰り旅の基本情報

項目このコースの目安
出発地東京都心(秋葉原駅方面から)
交通手段つくばエクスプレス+徒歩
現地まで秋葉原駅からつくば駅まで快速で45分、区間快速で52分
現地滞在(基本)10:00〜16:00の約6時間
予算(基本)大人1人5,200〜7,700円程度を用意する想定
歩く量駅・エキスポセンター・中央公園のあいだで約2kmの見込み。館内を歩く分は別です

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。展示をどこまで見るか、プラネタリウムを何番組観るかで変わります。

つくばで楽しみたい、3つのこと

1. 体験型の展示と、高さ50mのロケット模型を見る

つくばエキスポセンターの展示場。格子状の天井の下に体験型の展示装置が並び、来館者が装置を囲んでのぞき込んでいる。床には色違いのひし形の模様がある
つくばエキスポセンターの展示場(撮影当時)。写真:Syced / CC0 1.0 · 2024年2月撮影(長辺1600pxに縮小)

つくばエキスポセンターは、1985年に筑波研究学園都市で開かれた国際科学技術博覧会(科学万博−つくば'85)を記念する恒久施設として建てられ、博覧会のあとに科学館として再オープンしました。概要(つくばエキスポセンター) ↗

1階の「おもしろサイエンスゾーン」には、体を使って光や電気、力のはたらきを確かめる展示が並んでいます。大きなシャボン玉の中に入れる「シャボン玉のかべ」は、大人も一緒に入れる大きさです。同じ階には、科学万博のメモリアルコーナーと、オリジナルグッズを扱うサイエンスミュージアムショップもあります。展示フロアガイド1階(つくばエキスポセンター) ↗ 2階は、ナノテクノロジー、生命科学と医療、地球温暖化、宇宙開発、深海や核融合といった研究を、5つのゾーンで紹介する展示場です。展示フロアガイド2階(つくばエキスポセンター) ↗

屋外には、この科学館のシンボルになっている高さ50mの「H-IIロケット実物大模型」が立っています。足元まで近づいて、真下から見上げることができます。重さ50tの石が人の力で揺れる「ゆるぎ石」も屋外展示のひとつで、科学万博の展示物として作られたものです。展示フロアガイド屋外(つくばエキスポセンター) ↗

開館時間は9:50〜17:00(最終入館16:30)です。入館料は大人(18歳以上)600円、こども(4歳以上)300円で、3歳以下は無料です。チケットは当日券だけで、支払いは現金のみです。当日のうちなら、入館券を見せて再入館できます。入館料・駐車料(つくばエキスポセンター) ↗

2. 直径25.6mのドームで、プラネタリウムを1番組観る

プラネタリウムのホール内。円い台座の上に、小さな窓がいくつも開いた青い球形の投影機が据えられている。背後のドームには夕暮れのような淡い色の空が映っている
プラネタリウムホールの投影機(撮影当時)。写真:Syced / CC0 1.0 · 2024年2月撮影(投影機の部分をトリミングし、長辺1600pxに縮小)

銀色のドームの中は、プラネタリウムのホールです。ドームの直径は25.6m、座席は232席あり、公式サイトは世界最大級のプラネタリウムと紹介しています。2020年2月からは、6台の4Kレーザープロジェクターで全天に映像を映す仕組みが入りました。星空の解説番組のほか、こども向けの番組や一般番組が、日によって組み合わせを変えて上映されています。プラネタリウムについて(つくばエキスポセンター) ↗

プラネタリウムを観るには、入館券とは別に1番組ごとのチケットが必要です。料金は大人(18歳以上)600円、こども(4歳以上)300円です。入館料・駐車料(つくばエキスポセンター) ↗

事前の予約はできず、その日のすべての回のチケットが9:40から売り出されます。満席になると販売は終わるので、観たい回が決まっているなら、入館するときに一緒に買っておくと安心です。上映は約40分で、ホールへは上映開始の10分前から入れます。開始時刻を過ぎると入場できず、途中の入退場もできません。購入後の払い戻しや時間の変更もできないので、昼食の時間と重ならない回を選んでください。プラネタリウムを鑑賞する方へ(つくばエキスポセンター) ↗

3. 中央公園の池のほとりと、さくら民家園を歩く

中央公園の池。緑色の水面の向こうに木立が続き、左奥にエキスポセンターの丸いドーム、右奥に木々より高くH-IIロケットの模型が見える
中央公園の池と、奥に見えるエキスポセンター(撮影当時)。写真:On-chan / CC BY-SA 3.0 · 2011年6月撮影(長辺1600pxに縮小)

エキスポセンターの隣にあるのが、つくば市の中央公園です。つくば駅のA2出口を上がるとすぐの場所にあり、池をはさんでエキスポセンターのドームとロケットを眺められます。隣には図書館や美術館の入ったつくば文化会館アルスもあり、市の公式サイトは「都心部の安らぎ空間」と紹介しています。中央公園(つくば市) ↗

公園の中には、古民家「さくら民家園」があります。開館時間は午前9時30分から午後4時30分までで、休園日は毎週水曜日(祝日の時は次の平日)と年末年始(12月28日から1月4日まで)です。見学だけなら予約は要らず、無料です。展示品には手を触れないこと、ペットを連れて入れないことなど、いくつか決まりがあります。さくら民家園(つくば市) ↗

このコースでは、屋内で過ごしたあとの午後に公園を歩きます。池のほとりを歩いて、民家園をのぞき、ひと休みしてから駅へ戻る、という短い散歩です。夏のあいだだけ開く水遊び場(徒渉池)もありますが、開く期間は年ごとにお知らせで案内されます。

一日の過ごし方

午前に展示、昼食をはさんで午後にプラネタリウム、最後に公園、という順番です。プラネタリウムの上映時刻は日によって違うので、当日の上映スケジュールに合わせて展示や昼食と入れ替えてください。

以下の時刻は旅の組み立て例で、列車の発車時刻やプラネタリウムの上映時刻ではありません。

時刻の目安過ごし方
10:00つくば駅からエキスポセンターへ。プラネタリウムのチケットを買い、屋外のロケット模型を見上げる
10:30館内の展示を見学。1階の体験展示から2階へ
12:00いったん外へ出て、駅周辺で昼食
13:30再入館して、プラネタリウムを1番組
14:30中央公園の池のほとりと、さくら民家園を散歩
16:00つくば駅へ戻り、つくばエクスプレスで帰路へ

エキスポセンターの館内にカフェやレストランはありません。飲食ができるのは休憩室だけなので、昼食は駅周辺の店でとるか、持参したものを休憩室で食べることになります。休憩・飲食(つくばエキスポセンター) ↗ 昼食の店は、この記事では特定していません。駅周辺から、営業を確認した店を選んでください。

雨の日は公園の散歩を省き、展示を見る時間を長めに取るか、プラネタリウムをもう1番組追加すると、屋根の下で一日を過ごせます。

アクセスと予算

秋葉原駅からつくば駅までは、つくばエクスプレスの快速で45分、区間快速で52分、普通で57分です。快速は停車駅が少ないので、乗る列車の種別で到着時刻が変わります。駅情報・路線図(つくばエクスプレス) ↗

つくば駅からエキスポセンターへは、A2出口から徒歩5分です。JR常磐線を使う場合は、ひたち野うしく駅・荒川沖駅・土浦駅のいずれかからバスに乗り換え、つくばセンターで降りて徒歩5分です。東京駅八重洲南口からの高速バスも、つくばセンターに停まります。アクセス(つくばエキスポセンター) ↗

費目大人1人の想定
秋葉原〜つくばの往復として確保2,500円
エキスポセンターの入館料(確認済みの料金)600円
プラネタリウム1番組(確認済みの料金)600円
昼食1,000〜2,000円
飲み物・おみやげ500〜2,000円
計画上の合計5,200〜7,700円

交通費の2,500円は、出発駅を決めない予算枠で、確認済みの運賃ではありません。区間の運賃は、つくばエクスプレス公式サイトの時刻・運賃検索でご確認ください。つくば駅(つくばエクスプレス) ↗

エキスポセンターの入館券とプラネタリウムのチケットは、どちらも現金のみの扱いです。こども料金は4歳以上が対象で、小学生以下のこどもには18歳以上の保護者の同伴が必要です。入館料・駐車料(つくばエキスポセンター) ↗

動画で、エキスポセンターを空から見てみる

つくばエキスポセンターの公式YouTubeチャンネルが公開している「つくばエキスポセンター ドローン撮影動画【2022.05】」を紹介します。エキスポセンターの公式サイトの展示フロアガイドに、この動画が埋め込まれています。

2分ほどの短い映像で、シンボルのH-IIロケットと科学館のまわりを、ドローンで上空から撮影したものです。2022年5月の撮影なので、現在の様子とは違うところがあるかもしれません。建物の外観と位置関係をつかむための映像で、館内の展示やこの日の順路を案内するものではありません。開館時間や料金は、この記事の本文と公式サイトでご確認ください。

出典:ExpoCenter Channel(つくばエキスポセンター公式、YouTube)
YouTubeで動画を見る ↗ / 展示フロアガイド(つくばエキスポセンター) ↗

※動画プレーヤーの読み込み時にGoogle/YouTubeへ接続します。プライバシー強化モードでもIPアドレス等の送信を完全には防げません。自動再生はしません。詳細はGoogleのプライバシーポリシー ↗をご確認ください。再生できない場合は上のYouTubeリンクをご利用ください。

出かける前に確認したいこと

休館日と、冬の開館時間。 エキスポセンターの休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始で、臨時休館もあります。12月と1月は月曜日に加えて火曜日も休館です。年末年始の休みは2026年12月29日から2027年1月3日までです。12月の平日(25日を除く)は閉館が16:00(最終入館15:30)に早まります。開館カレンダーには「展示場のみ開館」の日もあるので、プラネタリウムを目当てに行く日は、上映があるかどうかも見ておいてください。開館情報(つくばエキスポセンター) ↗

プラネタリウムの回と、現金の用意。 上映する番組と時刻は日によって違い、臨時に変わることもあります。観たい番組があるなら、出かける前に上映スケジュールで時刻を確かめておくと、展示と昼食の順番を決めやすくなります。チケットは当日に窓口で買う方式で、支払いは現金だけです。土日や長い休みの時期は、早い時間に満席になる回が出ることも考えて、到着したらまずチケットを買ってください。上映スケジュール(つくばエキスポセンター) ↗

屋外の暑さ・寒さと、池のまわり。 ロケット模型のある屋外展示場と中央公園は、屋根のない場所で過ごす時間になります。夏は帽子と飲み物を用意し、暑い時間帯は公園の散歩を短くして館内の休憩室で休んでください。冬は風が冷たいので、上着を一枚多めに。公園には池があります。小さなこどもと歩くときは、水辺で目を離さないようにしましょう。中央公園は市がリニューアルを計画していて、2028年度から順次工事が始まる予定です。それ以降に出かける場合は、歩ける範囲を市の案内で確かめてください。中央公園リニューアルについて(つくば市) ↗

同じ茨城県で海辺を歩くなら大洗の日帰りガイド ↗を、駅から歩いて町並みを巡るなら川越の日帰りガイド ↗を。焼き物と神社の町笠間 ↗の行先ページもあわせてご覧ください。

午前は展示で手を動かし、午後はドームで星を見上げ、帰る前に池のほとりを歩く。次の休日は、つくばへ。

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