日帰りトリップ行先の一覧 ↗

土浦日帰りガイド|城跡と蔵の並ぶ旧水戸街道を歩く

木立の中に建つ、亀城公園の瓦屋根の櫓門
亀城公園の櫓門(2019年9月撮影)。:Miyuki Meinaka / CC BY-SA 4.0(長辺1600pxに縮小)

茨城県・土浦市/城跡・まち歩き
情報確認日:2026年10月15日

土浦は、霞ヶ浦の西にある城下町です。室町時代の永享年間に築城されたとされる土浦城の跡が、いまは亀城公園になっています。亀城公園(土浦市) ↗ 近くの旧水戸街道には、蔵を改修した観光施設の「まちかど蔵」も残っています。まちかど蔵(土浦市観光協会) ↗

今回ご紹介するのは、東京駅から特急ときわで土浦へ行き、まちかど蔵、土浦市立博物館、亀城公園を歩いて、夕方の電車で帰る日帰りコースです。特急ときわ53号(JR東日本) ↗ 乗り換えがなく、駅から歩いてまわれるのが、この行先のよいところです。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 土浦市立博物館の入館料・開館時間・休館日と、土浦城東櫓の入り方
  • まちかど蔵「大徳」と「野村」の開館時間と、昼食の候補
  • 行きと帰りの電車の時刻
  • 一日の時間割と、予算の目安

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に土浦市立博物館 ↗、土浦市観光協会 ↗、JR東日本の時刻表 ↗をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 乗り換えのない電車で、気軽に城下町へ出かけたい
  • 城跡の櫓門や、蔵の並ぶ通りを、のんびり歩きたい
  • 博物館で土地の歴史にふれてから、喫茶店で一息つきたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅からJR常磐線の特急を利用)
交通手段電車(JR常磐線)+徒歩
現地まで東京駅から土浦駅まで約53分(特急ときわ53号、8:23発・9:16着)
現地滞在(基本)9:16〜16:10の約7時間
予算(基本)大人1人1,400〜3,100円程度を用意する想定(博物館の入館料200円を含む。電車の運賃・特急券は別)
歩く量駅から旧水戸街道、亀城公園、博物館をまわって駅へ戻る距離で、約3〜4kmの見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。食事の待ち時間や見学の長さで変わります。時刻は特急ときわ53号 ↗・土浦駅16:10発の普通 ↗(いずれもJR東日本)の時刻表によるものです。

土浦で楽しみたい、3つのこと

亀城公園と土浦城東櫓、土浦市立博物館、旧水戸街道のまちかど蔵の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 亀城公園で、関東で唯一という本丸の櫓門と、土浦城東櫓を見る

石段の上に建つ、白壁と瓦屋根の土浦城東櫓
亀城公園の土浦城東櫓(2017年11月撮影)。写真:Miyuki Meinaka / CC BY-SA 4.0 · 2017年11月撮影(長辺1600pxに縮小)

亀城公園は、かつての土浦城の本丸と二の丸の一部を整備した公園です。堀に囲まれた城の姿が水に浮かぶ亀に見えたことから、「亀城」とも呼ばれています。亀城公園(土浦市) ↗

櫓門は、本丸にあるものとしては関東で唯一とされています。東櫓は明治時代の火災で失われ、平成10年に復元されました。いまは土浦市立博物館の附属展示館として、土浦城を紹介しています。土浦城東櫓(土浦市立博物館) ↗ 東櫓は博物館の入館券と共通で入れます。入館料改定のお知らせ(土浦市立博物館) ↗

2. 土浦市立博物館で、土屋家の刀剣と霞ヶ浦のくらしを知る

石張りの壁と柱が並ぶ、土浦市立博物館の外観
土浦市立博物館の外観(2012年10月撮影)。写真:Abasaa / パブリックドメイン · 2012年10月撮影(長辺1600pxに縮小)

博物館は亀城公園の隣にあります。1階には、土浦藩土屋家の刀剣や茶道具を鑑賞できる展示室があり、2階では「霞ヶ浦に育まれた人々のくらし」をテーマに、土浦の歴史と文化を紹介しています。展示は季節ごとに入れ替わります。概要(土浦市立博物館) ↗

開館は9:00から16:30までで、入館料は一般200円、高校生以下は無料です。休館日は月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始、展示替えに伴う臨時休館などです。入館料は現金のみの取り扱いです。土浦市立博物館 ↗

3. 旧水戸街道で、まちかど蔵の蔵と喫茶を楽しむ

「土浦まちかど蔵 野村・大徳」の案内が出た、旧水戸街道の通り
旧水戸街道の通り(2014年9月撮影)。写真:Abasaa / パブリックドメイン · 2014年9月撮影(長辺1600pxに縮小)

旧水戸街道には、歴史的な建物が集まっています。まちかど蔵「大徳」は、江戸時代後期の呉服店を改装した蔵で、観光案内や土産品の販売をしています。「野村」は江戸時代後期から明治時代初期の蔵で、袖蔵はそば打ち体験などができる工房、レンガ蔵は喫茶店として使われています。まちかど蔵(土浦市観光協会) ↗

どちらも開館は9:00から18:00までで、休館日は12月29日から1月3日です。喫茶「蔵」は、明治25年に建てられたレンガ蔵の客室で、営業時間は平日10:30から16:30(L.O.16:00)、土日祝10:00から17:00(L.O.16:30)です。メニューの価格は令和8年5月1日現在で、ホット珈琲が500円、ドライカレーが750円、れんこんカレー(11月限定)が900円です。予約は受け付けていません。まちかど蔵(土浦市観光協会) ↗ 土浦は日本一のレンコンの産地とされています。観光スポット(土浦市観光協会) ↗

一日の過ごし方

土浦駅に午前中に着き、旧水戸街道の蔵から亀城公園へと、城のほうへ向かって歩く組み立てです。

以下の時刻は、2026年10月の旅の組み立て例です。電車の時刻は、JR東日本の2026年10月号の時刻表によるものです。

一日のルート
  1. 08:23東京駅
  2. 電車・徒歩09:30まちかど蔵「大徳」
  3. 徒歩11:30昼食
  4. 徒歩12:45土浦市立博物館
  5. 徒歩14:15亀城公園
  6. 徒歩16:10土浦駅
時刻の目安過ごし方
08:23東京駅から特急ときわ53号に乗る(土浦駅に9:16着)
09:30旧水戸街道へ歩き、まちかど蔵「大徳」で観光案内を見る
10:15まちかど蔵「野村」の蔵と、通りを歩く
11:30喫茶「蔵」などで昼食をとる
12:45土浦市立博物館を見学する(入館料200円)
14:15亀城公園を歩き、櫓門と土浦城東櫓を見る
15:30土浦駅へ歩いて戻る(博物館から西口まで徒歩約15分とされる)
16:10土浦駅から普通に乗る(東京駅に17:26着)

博物館は16:30に閉まるので、午後の見学の順番はそれに合わせて決めます。この時間割では、博物館を12:45から、東櫓と公園を14:15からにしています。早く帰る場合は、15:26発の特急ときわ72号が東京駅に16:14に着きます。特急ときわ72号(JR東日本) ↗ 昼食の店は編集上の候補です。雨の日は、博物館とまちかど蔵の屋内を中心にして、亀城公園の散策を短くします。

アクセスと予算

東京駅8:23発の特急ときわ53号は、上野駅、柏駅を経て、土浦駅に9:16に着きます。平日も土曜・休日も同じ時刻で運転します。特急ときわ53号・平日(JR東日本) ↗ 特急ときわ53号・土曜休日(JR東日本) ↗ 特急券の料金は、乗る前にJR東日本でご確認ください。

帰りの土浦駅16:10発の普通は、東京駅に平日17:26、土曜・休日17:25に着きます。土浦駅16:10発の普通(JR東日本) ↗ 土浦駅の時刻表(JR東日本) ↗

博物館は土浦駅西口から徒歩15分で、西口のバス停から「亀城公園」で降りる方法もあります。交通のご案内(土浦市立博物館) ↗

費目大人1人の想定
土浦市立博物館の入館料(確認済みの料金)200円
昼食(喫茶店の軽食・カレーなど)700〜1,400円
喫茶・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計1,400〜3,100円

昼食と喫茶・おみやげは編集上の目安です。東京から土浦までの電車の運賃・特急券の料金は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

歩く距離がそれなりにあり、博物館の休館日もあるので、出発前に次の点を確かめておきましょう。

博物館の休みと展示。 月曜日は休館です(祝日の場合は開館)。祝日の翌日にも休館があり、展示替えのための臨時休館もあります。土浦市立博物館 ↗

歩く量と季節。 駅から博物館までは徒歩約15分です。夏は暑さが厳しいので、水分と帽子を用意します。冬は日が短いので、15時台には駅へ向かい始めます。

帰りの電車。 15:26発の特急と16:10発の普通のあとも、土浦駅からは東京方面の電車があります。土浦駅の時刻表(JR東日本) ↗ 乗る列車は、JR東日本の案内で決めておきます。

茨城で、ほかの行先を探すなら、つくばの日帰りガイド →や水戸の日帰りガイド →もあります。つくばは体験型の展示とプラネタリウムを楽しむ一日、水戸は藩校の弘道館と偕楽園を歩く一日で、本記事とは違う茨城の楽しみ方です。

城跡と蔵のまちを歩いて、喫茶店で締める一日。次の休日は、土浦へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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