日帰りトリップ行先の一覧 ↗

上田・別所温泉日帰りガイド|上田城跡から別所線で、国宝の塔と外湯の温泉街へ

黄色い外壁に青緑の屋根の別所温泉駅の駅舎
別所温泉駅の駅舎(2012年7月撮影)。:Qiuqizhenghong / CC BY-SA 3.0(長辺1800pxに縮小、3:2にトリミング)

広告:この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由の予約などにより、当サイトが報酬を受け取る場合があります。

長野県・上田市/城跡・寺社・温泉街
情報確認日:2026年10月9日

上田は、東京駅から北陸新幹線で約1時間40分の長野県の城下町で、駅から歩いて行ける上田城跡公園があります。駅から上田電鉄別所線に乗ると、約30分で「信州最古」と呼ばれる別所温泉に着き、厄除けの北向観音や、国宝の八角三重塔を持つ安楽寺を歩いて回れます。次の休日は、城跡の散策と、電車で行く温泉街の寺めぐりを、ひと続きの一日にしてみませんか。別所温泉旅館組合(アクセス) ↗

今回ご紹介するのは、東京駅7:24発の新幹線あさま603号で上田駅へ行き、午前に上田城跡公園、午後に別所温泉で北向観音・常楽寺・安楽寺を回って、外湯に入り、夕方の新幹線で帰る日帰りコースです。別所線は平日と土休日でダイヤが違うので、両方の時刻を書いた時間割にしました。上田電鉄 別所線時刻表 ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 上田城跡公園、北向観音と常楽寺、安楽寺の国宝八角三重塔、別所温泉の外湯の見どころ
  • 新幹線あさまと別所線を乗り継ぐ時刻(平日と土休日の違いを含む)
  • 外湯の営業時間・定休日・入浴料と、確かめられなかった点
  • 一日の時間割と予算の目安、出かける前に確かめたいこと

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に別所温泉観光協会(外湯) ↗と北向観音 ↗の公式ページをご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 車を使わず、新幹線とローカル線で、城跡と温泉街を一日で回ってみたい
  • 国宝の塔や古い寺をゆっくり見て、仕上げに外湯で温まりたい
  • 新幹線で1時間半ほどの場所で、乗り物に揺られる時間も楽しみたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅から新幹線あさま603号を利用)
交通手段新幹線+上田電鉄別所線+徒歩
現地まで東京駅7:24発のあさま603号で、上田駅に9:01着
現地滞在(基本)9:01〜17:22の約8時間20分
予算(基本)大人1人1,700〜3,600円程度を用意する想定(新幹線と別所線は別)
歩く量城跡と温泉街の寺めぐりを合わせて約5km以内の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや電車の待ち時間で変わります。

上田・別所温泉で楽しみたい、3つのこと

上田城跡公園、北向観音と常楽寺、安楽寺と外湯の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 上田城跡公園で、城下町の入口の城跡を歩く

石垣の上にそびえる、上田城の南櫓
上田城跡公園の南櫓(2019年4月撮影)。写真:Suikotei / CC BY-SA 4.0 · 2019年4月撮影(長辺1600pxに縮小)

上田城は1583年に築かれた城で、いまは公園として整備され、櫓や土塁が残っています。うえだトリップなび(信州上田観光協会) ↗ 上田駅から徒歩12分で、駅にはJR・しなの鉄道・上田電鉄別所線が同居しています。アクセス・駐車場(上田市) ↗

午前の早い時間に着く新幹線なので、別所線に乗る前の約1時間半を、城跡の散策にあてました。櫓の内部の観覧時間と料金は、公式のページで確かめられなかったため、時間割には入れていません。入る場合は、信州上田観光協会(0268-71-6074)に問い合わせてから決めます。アクセス・駐車場(上田市) ↗ 城跡は、別所線の時刻から逆算して、10:45には駅へ戻る流れにします。

2. 北向観音と常楽寺で、厄除けの観音様と愛染かつらを訪ねる

松の木の奥に建つ、茅葺き屋根の常楽寺の本堂
常楽寺の本堂(2026年8月撮影)。写真:663highland / CC BY-SA 4.0 · 2026年8月撮影(長辺1600pxに縮小)

北向観音は、天長2年(825年)に慈覚大師円仁が開いたと伝わる霊場で、本堂が北を向いているのが特徴です。千手観音を本尊として現世の願いを祈る寺で、南向きの善光寺と両方を参ると良いとされています。北向観音 ↗ 境内には樹齢約1200年とされる愛染カツラがあり、手水舎には別所温泉の源泉が使われています。北向観音 ↗

隣り合う常楽寺は、開堂が9:00から16:00までで、境内には重要文化財の石像多宝塔があります。常楽寺美術館は通年9:00から16:00までですが、12月26日から2月末は休館です。常楽寺(北向観音) ↗ 北向観音堂の開堂時間は月によって違い、10月は7:00から16:30、11月から3月は7:00から16:00です。北向観音 ↗ 秋から冬は閉まる時刻が早いので、寺めぐりは午後の早めに済ませます。

3. 安楽寺で国宝の八角三重塔を見て、外湯で温まる

木々の中にそびえる、安楽寺の八角三重塔
安楽寺の八角三重塔(2009年4月撮影)。写真:Rsa / CC BY-SA 3.0 · 2009年4月撮影(長辺1600pxに縮小)

安楽寺は、別所温泉駅から徒歩10分の曹洞宗の寺です。アクセス(安楽寺) ↗ 八角三重塔は昭和27年(1952年)に国宝に指定されました。平成16年の調査で、用材の伐採が1289年と分かり、鎌倉時代末期には建っていたと考えられています。禅宗様の八角の塔で、1層目に裳階(もこし)がつく珍しい形です。国宝八角三重塔(安楽寺) ↗ 拝観の時間と料金は、公式のページで確かめられなかったため、時間割には入れていません。入る前に、寺(0268-38-2062)に問い合わせます。

寺めぐりのあとは、別所温泉の外湯に入ります。外湯は石湯、大師湯、大湯の3か所で、営業時間と定休日は次のとおりです。外湯めぐり(別所温泉観光協会) ↗

外湯営業時間定休日
石湯6:30〜21:30火曜日
大師湯6:00〜21:00木曜日
大湯6:30〜21:30水曜日

入浴料は、別所温泉観光協会の案内では各300円です。別所温泉旅館組合の案内には各200円とあり、2つの案内が食い違っているため、当日の掲示で確かめます。外湯と足湯(別所温泉旅館組合) ↗ タオルや石けんは番台で売っています。外湯めぐり(別所温泉観光協会) ↗ 定休日が火・水・木に分かれているので、その日に開いている外湯を選びます。

一日の過ごし方

午前に上田城跡、午後に別所温泉の寺と外湯を回り、夕方の新幹線で帰る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、新幹線はJR東日本の時刻表、別所線は2026年3月14日改正の時刻表の便です。別所線は平日の時刻を書き、土休日は括弧で添えています。

一日のルート
  1. 07:24東京駅
  2. 新幹線09:01上田駅
  3. 徒歩09:15上田城跡公園
  4. 別所線11:39昼食(別所温泉)
  5. 徒歩12:30北向観音・常楽寺
  6. 徒歩14:00安楽寺
  7. 徒歩15:00外湯
  8. 別所線16:48上田駅
時刻の目安過ごし方
07:24東京駅から新幹線あさま603号に乗る(約1時間37分)
09:01上田駅に着き、上田城跡公園へ歩く(徒歩12分)
09:15上田城跡公園を歩く
10:45上田駅へ戻り、別所線のホームへ
11:12上田駅から別所線に乗る(土休日は11:20発)
11:39別所温泉駅に着き、昼食をとる(土休日は11:47着)
12:30北向観音と常楽寺を参る
14:00安楽寺へ歩き、国宝の八角三重塔を見る
15:00開いている外湯に入る
16:16別所温泉駅から別所線に乗る(土休日は16:35発)
16:48上田駅に着く(土休日は17:04着)
17:22上田駅から新幹線あさま628号で帰る(東京駅に18:52着)

別所線は1時間に1本ほどなので、乗る便を先に決めておくと、帰りの新幹線に余裕を持って乗れます。昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、上田城跡の散策を短くして、北向観音・常楽寺・安楽寺の屋根のある場所と外湯を中心にします。

アクセスと予算

東京駅から上田駅までは、北陸新幹線で約1時間40分です。別所温泉旅館組合(アクセス) ↗ 東京駅7:24発のあさま603号は、上田駅に9:01に着きます。新幹線あさま603号(JR東日本) ↗ 帰りの上田駅発は、あさま628号が17:22で、東京駅に18:52に着きます。新幹線あさま628号(JR東日本) ↗ 運賃と特急料金は、JR東日本の案内で確かめます。

上田駅から別所温泉駅までは、上田電鉄別所線で約30分です。上田電鉄 別所線時刻表 ↗ 上田駅を11:12に出る電車は、別所温泉駅に11:39に着きます。土休日は11:20発で、11:47着です。帰りは、別所温泉駅を16:16に出る電車が上田駅に16:48に着きます。土休日は16:35発で、17:04着です。上田電鉄 別所線時刻表(2026年3月14日改正) ↗ 運賃は、上田電鉄の運賃表で確かめます。上田電鉄 運賃 ↗

車で行く場合は、上田城跡に有料の駐車場があります。北駐車場が216台、南駐車場が83台で、通常期間は入庫後1時間が無料、その後は1時間ごとに100円で、当日の上限は500円です。千本桜まつり・ゴールデンウィーク・紅葉まつりの期間は、3時間500円で、当日の上限が1,000円です。アクセス・駐車場(上田市) ↗ 別所温泉の駐車場は、公式のページで確認できていません。上田と別所温泉には酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で店を選びましょう。

費目大人1人の想定
外湯の入浴料(案内により200円または300円)200〜300円
昼食1,000〜1,800円
喫茶・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計1,700〜3,600円

昼食とおみやげは編集上の目安です。東京と上田を結ぶ新幹線の運賃・特急料金と、別所線の運賃は、上の合計に含んでいません。安楽寺の八角三重塔の拝観料と、上田城の櫓の観覧料は、公式の案内で確認できていないため、合計に入れていません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

外湯の休みや、別所線の本数、拝観の時間で、回れる順番が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。

外湯は、火・水・木に休みが分かれる。 石湯は火曜日、大湯は水曜日、大師湯は木曜日が定休日です。祝日などの都合で変わることがあり、年間の休日は観光協会のPDFで案内されています。入浴料の案内も食い違っているので、窓口の掲示で確かめます。外湯めぐり(別所温泉観光協会) ↗

別所線は、平日と土休日でダイヤが違う。 この記事の時刻は、2026年3月14日改正の版です。平日と土休日で乗る便が変わるので、乗る日の時刻表で、行きと帰りの便を先に決めておきます。上田電鉄 別所線時刻表 ↗

安楽寺と上田城の櫓は、時間と料金を問い合わせる。 どちらも公式のページで拝観・観覧の時間と料金を確かめられませんでした。安楽寺は0268-38-2062、上田城は信州上田観光協会の0268-71-6074に問い合わせます。新幹線あさまは、列車ごとの運転日の案内もあわせて確かめます。新幹線あさま603号(JR東日本) ↗

長野県で、ほかの日帰りを探すなら、長野・善光寺の日帰りガイド →もあります。こちらは、北向観音と向かい合うとされる善光寺を歩く一日で、本記事とは違う、門前町の楽しみ方です。

城跡から温泉街へ、電車で寄り道。次の休日は、上田へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

← 次の日帰り旅を探す