日帰りトリップ行先の一覧 ↗

安曇野日帰りガイド|碌山美術館の赤れんがと、大王わさび農場の湧水の風景を歩く一日

茅ぶきの水車小屋と木製の水車の横を、澄んだ湧き水の川が流れ、緑の木々が川辺に茂っている
大王わさび農場の水車小屋と蓼川(2005年9月撮影)。:663highland / CC BY 2.5(縮小(長辺1600px))

広告:この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由の予約などにより、当サイトが報酬を受け取る場合があります。

長野県・安曇野市/美術館と湧水の風景めぐり
情報確認日:2026年10月22日

安曇野は、長野県の中ほど、北アルプスのふもとに広がる土地です。新宿駅から特急あずさに乗ると、平日は乗り換えなしで穂高駅に着きます。穂高駅から歩いて行ける碌山美術館と、湧水でわさびを育てる大王わさび農場を、一日で結ぶコースです。アクセス(大王わさび農場) ↗

今回ご紹介するのは、新宿駅8:00発のあずさ5号(平日運転)で穂高駅へ行き、午前に碌山美術館、午後に大王わさび農場を歩いて、穂高駅16:23発の普通列車と松本駅17:20発のあずさ50号で帰る日帰りコースです。確かめられたことと、出かける前に調べることを分けて書いています。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 碌山美術館と大王わさび農場の開館時間・休み・入館料(公式サイトで確かめたもの)
  • 赤れんがの碌山館と、水車小屋とわさび田の見どころ
  • 平日の特急あずさと普通列車の時刻を組み込んだ、新宿発の一日の時間割と費用の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(企画展の休館日、農場から駅への戻り方、確かめられなかった項目)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に碌山美術館の公式サイト ↗と大王わさび農場の公式サイト ↗でご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 東京から特急で、北アルプスのふもとの田園へ出かけたい
  • 彫刻と、れんがの建物を、静かな美術館でじっくり見たい
  • 湧き水が流れる水車小屋と、わさび田の景色を歩きたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京(新宿駅から特急あずさ)
交通手段電車+徒歩(農場への行き帰りはタクシーも選べる)
現地まで新宿駅8:00発のあずさ5号で、穂高駅に10:59着(平日運転)
現地滞在(基本)10:59〜16:23の約5時間半(昼食と移動を含む)
予算(基本)大人1人2,000〜3,500円程度を用意する想定(電車代・特急券は含まない)
歩く量穂高駅から碌山美術館まで徒歩約7分、穂高駅から大王わさび農場まで徒歩約30分(片道)

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。徒歩の分数は、碌山美術館と大王わさび農場の公式のアクセス案内によるものです。

安曇野で楽しみたい、3つのこと

碌山美術館、大王わさび農場の水車小屋とわさび田、農場の食事処の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 碌山美術館で、荻原守衛の彫刻と赤れんがの建物を見る

緑のつたと木々に囲まれた石畳の小道の奥に、緑の尖った屋根の小さな鐘塔をのせた赤れんがの建物が見える
碌山美術館の赤れんがの建物と鐘塔(2015年9月撮影)。写真:663highland / CC BY 2.5 · 2015年9月21日(縮小(長辺1600px))

碌山美術館は、彫刻家の荻原守衛(碌山、1879〜1910年)の作品を守るために、1958年に、約30万人の寄付で開かれた美術館です。教会のような姿の赤れんがの建物「碌山館」は、国の登録有形文化財で、近年は「グズーリ館」と「美術蔵」も登録された、と公式サイトは案内しています。碌山美術館(公式サイト) ↗ 2026年9月19日から11月23日までは特別企画展「高村光太郎・智恵子展」で、光太郎の木彫と智恵子の紙絵を見られます。 開館は9:00から17:10まで(最終入館は16:40)で、5〜10月は無休です。入館料は大人1,000円、高校生300円、中学生以下は無料です。

2. 大王わさび農場で、水車小屋とわさび田を歩く

黒い日よけのネットで覆われたわさび田が広がり、中ほどに屋根つきの小さな東屋のある木の橋がかかっている
大王わさび農場のわさび田と橋(2016年5月撮影)。写真:Namemiso / CC BY-SA 4.0 · 2016年5月12日(縮小(長辺1600px))

大王わさび農場は、安曇野の湧き水でわさびを育てる、日本最大の平地のわさび農場です。農場の端には水車小屋があり、黒澤明監督の映画「夢」(1990年)の「水車のある村」の場面に使われたと、公式サイトは案内しています。水車の前を流れる蓼川は、すべて湧き水の川です。3連水車(大王わさび農場) ↗ 入場は無料で、開場は3〜11月が8:00〜17:00、12〜2月が9:00〜16:00です。 わさびは涼しさが欠かせないため、畑のまわりにポプラやアカシアを植え、暑い夏には黒い日よけネットで温度を一定に保つと、公式サイトは案内しています。安曇野わさびについて(大王わさび農場) ↗

3. 農場の食事処で、わさびと湧水を味わう

大きな石の水盤に、竹の筒から湧き水が注ぎ、後ろのガラス越しにカフェの店内が見える
大王わさび農場のカフェの前にある、湧き水の水盤(2024年3月撮影)。写真:ブルーノ・プラス / CC BY 4.0 · 2024年3月(縮小(長辺1600px))

大王わさび農場には、食事の場所がいくつかあります。「大王庵」は、湧き水で炊いたごはんに、すりおろした生わさびをのせて食べる店で、11:00〜14:30(ラストオーダー)と案内されています。大王庵(大王わさび農場) ↗ フードコートは3〜11月の8:00〜16:30で、わさびコロッケやわさびフランクフルトなどの軽食があります。フードコート(大王わさび農場) ↗ 「DAIO'S CAFÉ」は、3〜11月の8:00〜15:30で、湧水で抽出したコールドブリューコーヒーを出しています。DAIO'S CAFÉ(大王わさび農場) ↗ 大王庵のラストオーダーは14:30なので、昼食は午後の早めに入る時間割にしています。 店の営業は日によって変わることがあるので、当日の案内を確かめて選びます。これらの店は、編集上の候補です。

一日の過ごし方

新宿駅から特急で穂高駅へ向かい、午前は碌山美術館、午後は大王わさび農場で過ごして、夕方の列車で新宿駅へ戻る組み立てです。

以下の時刻は、平日の列車の時刻をもとにした旅の組み立て例です。農場への行き帰りの方法は、あとで「アクセスと予算」にまとめています。昼食と見学の長さで、過ごし方は変わります。

一日のルート
  1. 8:00新宿駅
  2. 特急10:59穂高駅
  3. 徒歩11:10碌山美術館
  4. 徒歩・タクシー12:50大王わさび農場
  5. 徒歩・タクシー16:23穂高駅
  6. 電車17:20松本駅
時刻の目安過ごし方
8:00新宿駅から特急あずさ5号に乗る(平日運転)
10:59穂高駅に着き、碌山美術館へ歩く(徒歩約7分)
11:10碌山美術館で、碌山館と特別企画展を見る(見学の目安は約1時間)
12:15碌山美術館を出て、穂高駅から大王わさび農場へ向かう(徒歩約30分またはタクシー約10分)
12:50大王わさび農場に着き、大王庵などで昼食をとる(大王庵のラストオーダーは14:30)
13:50水車小屋とわさび田の景色を歩く
15:30農場を出て、穂高駅へ戻る(徒歩約30分またはタクシー約10分)
16:23穂高駅から普通列車に乗り、松本駅へ向かう(16:50着)
17:20松本駅から特急あずさ50号に乗る(新宿駅に20:09着)

穂高駅から新宿駅まで一本で戻れる特急は、14:29発のあずさ38号(平日運転、新宿駅に17:26着)です。時間に余裕のない日は、この便に合わせて農場を早めに出ます。 雨の日は、碌山美術館の展示に時間を多く使い、農場は食事と水車小屋に絞る組み立てが向いています。

アクセスと予算

東京から穂高駅へは、新宿駅から特急あずさで行きます。あずさ5号(平日運転)は、新宿駅を8:00に出て、穂高駅に10:59に着きます。特急あずさ5号(JR東日本) ↗ 帰りは、穂高駅16:23発の普通列車が松本駅に16:50に着き、17:20発のあずさ50号が新宿駅に20:09に着きます。穂高駅の時刻表・上り(JR東日本) ↗ 特急あずさ50号(JR東日本) ↗ 14:29発のあずさ38号は、穂高駅から新宿駅まで乗り換えなしで、17:26に着きます。特急あずさ38号(JR東日本) ↗

穂高駅から碌山美術館までは徒歩約7分です。碌山美術館(公式サイト) ↗ 大王わさび農場へは、穂高駅から約2.3kmで、徒歩約30分、タクシーで約10分と案内されています。アクセス(大王わさび農場) ↗ 穂高駅と大王わさび農場には、アプリで借りる安曇野シェアサイクルのステーションがあります。アクセス(安曇野市観光協会) ↗ 新宿駅からの運賃と特急料金、タクシーとシェアサイクルの料金は、確かめられなかったため書いていません。乗る前にJR東日本と各社の案内でご確認ください。このコースは電車と徒歩、タクシーで組んでいます。

費目大人1人の想定
碌山美術館の入館料(確認済み)1,000円
大王わさび農場の入場料(確認済み)無料
昼食1,000〜2,000円
計画上の合計2,000〜3,500円

上の合計に、電車代・特急券とタクシー代は含んでいません。昼食は編集上の目安で、碌山美術館の入館料は公式サイトで確かめた大人の料金です。

出かける前に確認したいこと

企画展の休館日と、列車の運転日、農場への行き帰りが、一日の組み立てを決める手がかりになります。

開館日と時間。 碌山美術館は、5〜10月は無休で、11〜2月は9:00〜16:10です。特別企画展の会期中でも、11月4日・9日・16日は休館です。11月1日の12時から2日の閉館までは、イベントのため第2展示棟を見学できません。碌山美術館(公式サイト) ↗ 大王わさび農場は、12月31日と2027年1月27日が臨時休場で、定休日は12月31日と案内されています。臨時休場のお知らせ(大王わさび農場) ↗

列車の運転日。 あずさ5号・38号・50号は、平日運転の列車です。土曜・休日は、時刻や運転する便が違うので、乗る日の時刻をJR東日本の案内で確かめます。

確かめられなかったこと。 新宿駅からの運賃と特急料金、農場までのタクシー代、シェアサイクルの料金、碌山美術館から農場への最短の道のり、穂高神社など周辺の見どころの時間と料金は、確かめられませんでした。大王わさび農場の公式サイトには、わさび田に入るイベントの案内もありますが、開催日を確かめていないため、この組み立てには入れていません。

安曇野のあとは、同じ長野県で城下町を歩く松本の日帰りガイド →や、小諸の日帰りガイド →も選べます。

赤れんがの美術館と、湧き水の水車小屋と、あずさの夕方の窓で、次の休みは、安曇野へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

← 次の日帰り旅を探す