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鬼怒川温泉日帰りガイド|ライン下りで渓谷を下り、吊橋とロープウェイで温泉街を見渡す一日

紅葉した木々に挟まれて、青い流れが渓谷を抜ける鬼怒川
鬼怒川温泉の渓谷(2006年11月撮影)。:w00kie from Tokyo, Japan / CC BY 2.0(長辺2048pxに縮小)

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栃木県・日光市/渓谷・温泉街
情報確認日:2026年10月9日

鬼怒川温泉は、鬼怒川の渓谷に沿って旅館やホテルが並ぶ、関東有数の温泉地です。江戸時代に見つかった湯で、かつては日光へ向かう僧侶や大名だけが使えました。明治以降に一般へ開かれ、今の大きな温泉街になっています。泉質は無色無臭のアルカリ性単純温泉で、肌にやさしいと紹介されています。浅草駅から特急で約2時間なので、朝に出て夕方の特急で帰る日帰りができます。次の休日は、渓谷と温泉街を、水の上と高い所から眺めてみませんか。鬼怒川温泉(日光市観光協会) ↗

今回ご紹介するのは、浅草駅から特急リバティきぬで鬼怒川温泉駅へ行き、午前にライン下り、午後にロープウェイと吊橋を回る日帰りコースです。見どころを3つに絞り、ライン下りとロープウェイの間は無料のシャトルバスを使います。鬼怒川ライン下り ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • ライン下り、鬼怒楯岩大吊橋、ロープウェイの見どころと、料金・営業期間
  • 浅草から鬼怒川温泉までの特急の時刻と、帰りの特急に間に合う組み方
  • ライン下りとロープウェイのセット料金を使った、一日の時間割と予算の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(ライン下りの営業期間、運休、日帰り入浴)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に鬼怒川ライン下り ↗と鬼怒川温泉ロープウェイ ↗の公式ページをご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 川の流れや渓谷の景色を、体で感じたい
  • 温泉街を、水の上と山の上、両方から眺めたい
  • 特急で一本、朝から夕方まで遊んで帰りたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(浅草駅から特急リバティきぬを利用)
交通手段東武の特急+徒歩+無料シャトルバス
現地まで浅草駅8:30発のリバティきぬ109号で、鬼怒川温泉駅に10:36着
現地滞在(基本)10:36〜17:04の約6時間半
予算(基本)大人1人5,800〜7,600円程度を用意する想定(浅草からの特急は別)
歩く量吊橋と周辺の散策を含めて約4km以内の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや待ち時間で変わります。

鬼怒川温泉で楽しみたい、3つのこと

ライン下り、鬼怒楯岩大吊橋、ロープウェイの順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 鬼怒川ライン下りで、渓谷を約30分で下る

鬼怒川ライン下りは、船頭さんの櫂(かい)さばきで、奇岩や怪石の続く渓谷を下る名物の舟下りです。春はヤシオツツジ、夏は新緑、秋は紅葉に包まれると紹介されています。鬼怒川ライン下り(日光市観光協会) ↗

営業は4月中旬から11月下旬までで、期間中は無休です。発船は9:00から15:45まで1日12便で、運賃は大人(中学生以上)3,500円、小人(4歳以上)2,400円、幼児(1〜3歳)800円です。乗船は約30分で、下船場からは無料のシャトルバスで乗り場へ戻ります(バスも約30分)。0歳は救命胴衣がないため乗れません。鬼怒川ライン下り ↗ 発船の20分前までに受付をすませます。鬼怒川温泉駅から乗り場までは徒歩約4分で、予約がなくても空席があれば乗れますが、予約が勧められています。鬼怒川ライン下り(日光市観光協会) ↗

2. 鬼怒楯岩大吊橋を渡り、楯岩と古釜の滝へ足をのばす

深い谷に架かる吊橋と、その向こうに並ぶ温泉街のホテル
鬼怒楯岩大吊橋と温泉街(2010年9月撮影)。写真:掬茶 / CC BY-SA 3.0 · 2010年9月撮影(長辺1600pxに縮小)

鬼怒楯岩大吊橋は、温泉街の南部と名勝の楯岩を結ぶ、全長約140mの歩行者専用の吊橋です。高さ約37mの橋の上から、大岩の間を流れる鬼怒川の急流と山々を眺められます。橋の上流にそびえる楯岩は高さ約100mで、頂上に展望台があります。鬼怒楯岩大吊橋(日光市観光協会) ↗

橋を渡った先には、楯岩展望台、手彫りのトンネル、楯岩鬼怒姫神社、沢底が透き通った古釜の滝があります。橋を渡って右へ約10分で楯岩展望台、左へ約5分で古釜の滝です。鬼怒川温泉駅から橋までは徒歩約12分です。鬼怒楯岩大吊橋(日光市観光協会) ↗

3. 鬼怒川温泉ロープウェイで、山頂から温泉街を見渡す

緑の山を背に、赤い車体のロープウェイのゴンドラが空中を進む
鬼怒川温泉ロープウェイのゴンドラ(2011年10月撮影)。写真:Nyao148 / CC BY-SA 3.0 · 2011年10月撮影(長辺1600pxに縮小)

鬼怒川温泉ロープウェイは、標高差300mを4分で上ります。山頂駅の「おさるの山」ではたくさんのサルが飼われていて、展望台からは温泉街を見渡せます。気象条件がよければ、遠くに関東平野が広がり、東京スカイツリーや都心の高層ビルも見えると案内されています。鬼怒川温泉ロープウェイ ↗

営業は9:00から16:00まで、年中無休ですが、整備のために運休する日があります。往復の運賃は大人1,400円、小人(4歳から小学生)700円です。鬼怒川温泉ロープウェイ ↗ 鬼怒川温泉駅からは徒歩約30分、タクシーで約5分かかるため、ライン下りの乗り場から出る無料シャトルバスを使います。バスは先着順で、予約はできません。ロープウェイの最終は15:54発で、15:55のバスでは間に合いません。鬼怒川温泉ロープウェイ ↗

一日の過ごし方

午前にライン下り、午後にロープウェイと吊橋を回り、夕方の特急で帰る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、ライン下りとシャトルバスは公式の時刻表の便を選んでいます。特急の時刻は東武鉄道の時刻表の便です。

一日のルート
  1. 08:30浅草駅
  2. 特急リバティきぬ10:36鬼怒川温泉駅
  3. 徒歩11:20ライン下り
  4. シャトルバス12:30昼食
  5. シャトルバス13:30ロープウェイ(山頂)
  6. シャトルバス・徒歩15:10鬼怒楯岩大吊橋
  7. 徒歩17:04鬼怒川温泉駅
時刻の目安過ごし方
08:30浅草駅から特急リバティきぬ109号に乗る(約2時間)
10:36鬼怒川温泉駅に着き、駅前の足湯「鬼怒太の湯」で一息つく
11:00ライン下りの乗り場で受付する(駅から徒歩約4分)
11:20ライン下りに乗る(約30分)。下船後はバスで乗り場へ戻る
12:30昼食をとる
13:15乗り場から無料のシャトルバスで、ロープウェイへ
13:30ロープウェイで山頂へ上がり、おさるの山と展望台を回る
14:35ロープウェイから無料のシャトルバスで、乗り場へ戻る
15:10鬼怒楯岩大吊橋を渡り、楯岩展望台か古釜の滝へ
16:30吊橋から鬼怒川温泉駅へ歩いて戻る(約12分)
17:04鬼怒川温泉駅から特急リバティきぬ146号で帰る

ライン下りは11:20の便に乗り、13:15のシャトルバスでロープウェイへ向かう流れにすると、午後の山頂と吊橋を明るいうちに回れます。足湯「鬼怒太の湯」は駅前にあり、9:00から18:00まで無料で使えます。鬼怒太の湯(日光市観光協会) ↗ 昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、ライン下りが運休することがあるので、ロープウェイと駅前の足湯、温泉街の散策を中心に組み替えます。

アクセスと予算

浅草駅から鬼怒川温泉駅までは、特急で約2時間です。浅草駅8:30発のリバティきぬ109号は、鬼怒川温泉駅に10:36に着きます。特急時刻表・下り(東武鉄道) ↗ 帰りの鬼怒川温泉駅発は、リバティきぬ146号が17:04で、浅草駅に19:15に着きます。遅くしたい日は、きぬ156号の19:28発もあります。特急時刻表・上り(東武鉄道) ↗ 特急は全席が座席指定なので、特急券は事前に買っておきます。運賃と特急料金は、東武鉄道の案内で確かめます。特急料金(東武鉄道) ↗

車で行く場合は、ライン下りの乗り場の駐車場が約150台で、駐車料は500円です。鬼怒楯岩大吊橋にも、普通車26台分の駐車場があります。鬼怒川ライン下り ↗ 鬼怒楯岩大吊橋(日光市観光協会) ↗ 温泉街には酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で店を選びましょう。

費目大人1人の想定
ライン下りとロープウェイのセット(確認済みの料金)4,300円
駅前の足湯「鬼怒太の湯」(確認済みの料金)無料
昼食1,000〜1,800円
喫茶・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計5,800〜7,600円

ライン下り(大人3,500円)とロープウェイ(往復1,400円)は、セットで4,300円になります。どちらかの窓口で買えます。鬼怒川ライン下り ↗ 昼食とおみやげは編集上の目安です。浅草と鬼怒川温泉を結ぶ特急の運賃・特急料金は、上の合計に含んでいません。鬼怒楯岩大吊橋は、通行料や開く時間が公式の案内で確認できていないため、合計に入れていません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

季節や天気で、乗れるものが変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。

ライン下りは季節営業で、天気で止まる。 営業は4月中旬から11月下旬までで、11月下旬から4月中旬は休みの予定です。大雨・雷雨・強風や、川の水量の増減で、予告なく運休することがあります。キャンセル料がかかる場合もあるので、予約するときは条件も読んでおきます。鬼怒川ライン下り ↗

ロープウェイも、整備や天候で止まる日がある。 年中無休ですが、整備のために運休する日があり、公式サイトのお知らせに運休の日付が載ります。出発の前日に、公式サイトを開いて確かめます。鬼怒川温泉ロープウェイ ↗

日帰り入浴は、施設ごとに条件が違う。 鬼怒川温泉には、日帰りで入れるホテルや旅館があります。受付の時間、料金、休みは施設ごとに違い、混雑や営業の状況で断られる場合もあります。この記事の時間割と予算には、入浴を入れていません。入る日は、日光市観光協会の案内で施設を選び、施設へ問い合わせてから決めます。鬼怒川・川治温泉 日帰り温泉案内(日光市観光協会) ↗

日光の社寺を歩く日帰りを探すなら、日光の日帰りガイド →もあります。こちらは東照宮と門前町を回る一日で、本記事とは違う、世界遺産の社寺の楽しみ方です。

渓谷を下って、高みへ。次の休日は、鬼怒川温泉へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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