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小布施日帰りガイド|北陸新幹線と長野電鉄で北斎館から岩松院、栗の小径へ

赤いネットに入った小布施産の栗の袋が積まれた売り場
小布施産の栗(2011年9月撮影)。:黒ゆり / CC BY-SA 3.0(長辺1800pxに縮小)

長野県・小布施町/北斎の美術館・天井絵の寺・栗の町歩き
情報確認日:2026年10月13日

小布施は、東京駅から北陸新幹線で長野駅へ行き、長野電鉄の特急に乗り継いで着く、長野県北部の小さな町です。町の中心は半径2kmほどで、歩いて回るのに向いています。江戸の浮世絵師の葛飾北斎が晩年に訪れた町で、作品を集めた北斎館と、天井に大きな鳳凰図が描かれた岩松院があります。栗の木のレンガを敷いた小径を歩き、栗おこわや栗菓子の店にも寄れます。次の休日は、朝の新幹線で、栗と北斎の町へ出かけてみませんか。小布施文化観光協会 ↗

今回ご紹介するのは、東京駅7:28発のかがやき523号で長野駅へ行き、長野電鉄で小布施へ向かい、午前に北斎館、午後に岩松院と栗の小径を回って、長野駅18:39発のかがやき592号で帰る日帰りコースです。新幹線かがやき523号(JR東日本) ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 北斎館、岩松院、栗の小径の見どころと、開館の時間・料金・休みの目安
  • 長野駅から小布施までの行き方と、町の中の移動(徒歩とレンタサイクル)、一日の時間割
  • 予算の目安と、新幹線の乗る便の選び方
  • 出かける前に確かめたいこと(便の運転日、北斎館の展示替えの期間、岩松院の拝観時間の季節の違い)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に北斎館 ↗と岩松院 ↗、小布施文化観光協会 ↗の公式ページをご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 北斎の肉筆画や天井絵を、実物の前で見たい
  • 小さな町を、歩きながら、栗の菓子や食事を楽しみたい
  • 北陸新幹線の沿線で、乗り換えの少ない、日帰りを選びたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅から北陸新幹線かがやきを利用)
交通手段北陸新幹線+長野電鉄+徒歩・レンタサイクル
現地まで東京駅7:28発のかがやき523号で長野駅に8:58着、長野電鉄の特急で約20分
現地滞在(基本)小布施駅に着く10:00から、発つ16:40までの約6時間40分
予算(基本)大人1人4,300〜7,300円程度を用意する想定(新幹線と長野電鉄は別)
歩く量町の中の散策を合わせて約6km以内の見込み(岩松院へはレンタサイクルを使う想定)

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。

小布施で楽しみたい、3つのこと

北斎館、岩松院、栗の小径の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 北斎館で、肉筆画と祭屋台の天井絵を見る

雪の残る道の先に建つ、北斎館の入口と展示の案内看板
北斎館の入口(2022年2月撮影)。写真:キャンター / CC BY-SA 4.0 · 2022年2月撮影(長辺1600pxに縮小)

北斎館は、江戸の浮世絵師の葛飾北斎の、肉筆画や版本、錦絵などを展示する美術館です。北斎は天保13年(1842)、83歳のころに初めて小布施を訪れ、地元の豪農・豪商の高井鴻山に招かれたと伝えられています。小布施と北斎(北斎館) ↗ 北斎が手がけた祭屋台の天井絵は、館内で常設展示されています。東町祭屋台の「龍図」「鳳凰図」と、上町祭屋台の「男浪図」「女浪図」です。小布施と北斎(北斎館) ↗

開館は9:00から17:00までで、入館は閉館の30分前までです。休みは12月31日です。ご利用案内(北斎館) ↗ 小布施駅から歩いて約12分です。ご利用案内(北斎館) ↗ 展示替えの期間は、祭屋台の展示室だけの開館になることがあるので、出かける日の展示を確かめます。

2. 岩松院で、北斎最晩年の天井絵を見上げる

赤い屋根の大きな本堂と、石灯籠、香炉のある岩松院の境内
岩松院の本堂(2009年8月撮影)。写真:くろふね / CC BY 3.0 · 2009年8月撮影(長辺1600pxに縮小)

岩松院は、本堂の天井に、北斎最晩年の大作「八方睨み鳳凰図」が描かれた寺です。完成は嘉永元年(1848)で、北斎は89歳でした。間口6.3m、奥行5.5mの大画面を12分割して彩色し、クギを使わない技法で天井に取り付けたと案内されています。曹洞宗 岩松院(小布施文化観光協会) ↗ 鳳凰の目が、見る人がどこから見てもこちらを睨んで追ってくるように描かれていることから、この名があります。曹洞宗 岩松院(小布施文化観光協会) ↗

拝観時間は9:00から16:30までで、拝観料は一般が600円、小・中学生が300円です。天井絵の解説は30分おきに行われ、車で来る人のために無料の駐車場があります。岩松院 ↗ 小布施駅からは、歩いて約30分、レンタサイクルで約15分、車で約8分です。古刹御朱印めぐり(小布施文化観光協会) ↗ 11月は16:00まで、12月から3月は9:30から15:30までと、拝観時間が季節で短くなります。

3. 栗の小径を歩いて、栗おこわや栗菓子を味わう

黒い塀と栗の木のあいだを抜ける、栗の木のレンガを敷いた小径
栗の木のレンガを敷いた小径。写真:Tawashi2006 / CC BY-SA 3.0(長辺1600pxに縮小)

小布施の中心部には、栗の木のレンガを舗道に敷き詰めた、栗の小径があります。北斎館のそばにあり、中町小径につながる路地で、町並みを歩く半日コースの途中に入っています。小布施らしい中心エリアの町並みを歩く(小布施文化観光協会) ↗

栗の料理や菓子は、町の中の店で楽しめます。竹風堂小布施本店は、栗おこわと、2階の山家定食、栗あんソフトクリームがあり、売店は8:00から18:00まで、食事は10:00から17:30(ラストオーダー)までです。竹風堂 小布施本店(小布施文化観光協会) ↗ 小布施堂本店は、売店が9:00から17:00まで、食事が11:00から15:00まで、喫茶が10:00から16:00までで、休みは不定休です。小布施堂本店(小布施文化観光協会) ↗ 店ごとに営業の時間と休みが違うので、昼食の店は出かける日に確かめて決めます。

一日の過ごし方

午前に北斎館、午後に岩松院と栗の小径を回り、夕方の新幹線で帰る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、新幹線はJR東日本の時刻表の便です。長野電鉄の時刻は、乗る日の時刻表で選びます。

一日のルート
  1. 07:28東京駅
  2. 新幹線08:58長野駅
  3. 長野電鉄10:00小布施駅
  4. 徒歩10:15北斎館
  5. 徒歩12:00昼食(栗おこわなど)
  6. レンタサイクル13:30岩松院
  7. レンタサイクル15:00栗の小径
  8. 長野電鉄18:39長野駅
時刻の目安過ごし方
07:28東京駅から北陸新幹線かがやき523号に乗る(約1時間30分)
08:58長野駅に着き、JR長野駅の善光寺口から長野電鉄の駅へ向かう
09:30長野電鉄の特急で小布施駅へ向かう(約20分、時刻は時刻表で選ぶ)
10:00小布施駅に着き、北斎館へ歩く(約12分)
10:15北斎館で、肉筆画と祭屋台の天井絵を見る
12:00栗おこわなどの昼食をとる(竹風堂や小布施堂など)
13:00レンタサイクルで岩松院へ向かう(小布施駅から約15分)
13:30岩松院で、八方睨み鳳凰図を見上げる(解説は30分おき)
15:00町の中心へ戻り、栗の小径を歩いて、栗菓子の店を回る
16:40小布施駅から長野電鉄で長野駅へ向かう(約20分)
18:39長野駅から北陸新幹線かがやき592号で帰る(東京駅に20:08着)

長野駅18:39発のかがやき592号に間に合うよう、長野電鉄は17:30ごろまでに長野駅へ着く便を選びます。昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、岩松院を外して、北斎館の見学を長めにして、栗の小径は短い散策にとどめます。

アクセスと予算

東京駅から長野駅までは、北陸新幹線のかがやきで約1時間30分です。東京駅7:28発のかがやき523号は、長野駅に8:58に着きます。新幹線かがやき523号(JR東日本) ↗ 帰りの長野駅18:39発のかがやき592号は、東京駅に20:08に着きます。新幹線かがやき592号(JR東日本) ↗ 運賃と特急料金は、JR東日本の案内で確かめます。

長野駅から小布施駅までは、長野電鉄の特急で約20分、各駅停車で約30分です。小布施駅から北斎館までは、歩いて約12分です。ご利用案内(北斎館) ↗ 長野電鉄の時刻と運賃、特急料金は、長野電鉄の案内で確かめます。時刻表・運賃表(長野電鉄) ↗

町の中は、歩いて回れる広さです。足をのばして岩松院へ行くなら、レンタサイクルが使えます。町内の交通(小布施文化観光協会) ↗ 小布施駅前から主な施設を結ぶ周遊シャトルバス「小布施ロマン号」は、主に金・土・日曜と祝日、行楽期の平日に運行し、12月から4月上旬は運休です。町内の交通(小布施文化観光協会) ↗

費目大人1人の想定
北斎館の入館料(企画展の通常の料金)1,200円
岩松院の拝観料(確認済みの料金)600円
昼食(栗おこわの定食など)1,500〜3,000円
喫茶・栗菓子・おみやげ1,000〜2,500円
計画上の合計4,300〜7,300円

北斎館の料金は展覧会ごとに違い、通常の企画展は一般1,200円です。ほかに、北斎館とおぶせミュージアム・中島千波館、髙井鴻山記念館に入れる三館共通入場券もあります(一般1,700円から)。三館共通入場券(小布施文化観光協会) ↗ 昼食と喫茶・おみやげは編集上の目安です。東京と長野を結ぶ新幹線の運賃・特急料金と、長野電鉄の運賃・特急料金は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

新幹線の便と、北斎館の展示、岩松院の拝観時間で、組み立てが変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。

往路のかがやき523号は、毎日走る便ではない。 JR東日本の時刻表では、運転する日が日付で示されています。出かける日に走らない場合は、ほかの便に替えて、長野駅の着く時刻に合わせて時間割を組み直します。新幹線かがやき523号(JR東日本) ↗

北斎館は、展示替えの期間に開く展示室が限られる。 展示替えの期間は、祭屋台展示室だけの開館になることがあります。料金と会期は展覧会ごとに違います。企画展(北斎館) ↗

岩松院の拝観時間は、季節で短くなる。 通常は9:00から16:30まで、11月は16:00まで、12月から3月は9:30から15:30までで、休みは法要の日です。曹洞宗 岩松院(小布施文化観光協会) ↗ 法要の日は公式ページで確かめます。岩松院 ↗

北陸新幹線の沿線で、ほかの日帰りを探すなら、長野・善光寺の日帰りガイド →や、金沢の日帰りガイド →もあります。長野は参道と門前町を歩く一日、金沢は市場と庭園と茶屋街を歩く一日で、本記事とは違う、北陸新幹線の楽しみ方です。

朝の新幹線と、北斎の天井絵と、栗の小径。次の休日は、小布施へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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