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修善寺日帰りガイド|独鈷の湯と修禅寺、竹林の小径を歩き、外湯の筥湯に入る伊豆の温泉街の一日

紅葉した木々の向こうに、修善寺川に架かる赤い桂橋が見える
紅葉の修善寺川と桂橋:伊豆市 / CC BY 4.0(長辺1600pxに縮小)

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静岡県・伊豆市/温泉・寺社・街歩き
情報確認日:2026年10月5日

修善寺温泉は、伊豆半島の中ほどにある温泉地です。伊豆市観光協会修善寺支部によると、伊豆最古ともいわれる温泉で、大同2年(807年)に弘法大師(空海)が開いたという修禅寺を中心に温泉街が開け、古くから湯治場として親しまれてきました。観光(修善寺温泉) ↗

東京からは東海道新幹線で三島駅へ向かい、伊豆箱根鉄道に乗り換えて終点の修善寺駅へ出ます。修善寺温泉の案内では、三島駅から修善寺駅まで伊豆箱根鉄道で約32分、修善寺駅から「修善寺温泉行き」のバスで約10分です。アクセス(修善寺温泉) ↗

今回ご紹介するのは、修善寺温泉発祥の独鈷の湯と修禅寺に参ってから、北条政子が建てた指月殿を訪ね、温泉街で昼食をとって竹林の小径を歩き、外湯の筥湯に入って帰る日帰りコースです。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 修禅寺・独鈷の湯・指月殿・竹林の小径・筥湯の見どころと、拝観時間・入浴料・営業時間
  • 電車とバス、徒歩で回る一日の時間割と、予算の目安
  • 三島駅からの行き方と、車で行く場合の駐車場
  • 出かける前に確かめたいこと(独鈷の湯は入浴できないこと、筥湯の断湯日、駐車場)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に修善寺温泉の公式サイト ↗と各施設の案内でご確認ください。

こんな気分の日に

修善寺の一日が合うのは、たとえば次のような日です。

  • 川沿いの小さな温泉街を、ゆっくり歩いて回りたい
  • 鎌倉時代の歴史が残る寺や史跡を訪ねたい
  • 木の香りのする外湯に、日帰りで入りたい

日帰り旅の基本情報

このコースの出発地、交通手段、現地での滞在、予算と歩く量の目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京駅(東海道新幹線)
交通手段新幹線+伊豆箱根鉄道+路線バス+徒歩
現地まで三島駅から修善寺駅まで伊豆箱根鉄道で約32分、修善寺駅からバスで約10分と案内されています
現地滞在(基本)10:00〜17:00の約7時間
予算(基本)大人1人13,100〜19,800円程度を用意する想定
歩く量温泉街の中で約2〜3kmの見込み。おおむね平らで、指月殿へは短い石段がある

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。新幹線の列車によって変わります。

修善寺で楽しみたい、3つのこと

回る順に、独鈷の湯と修禅寺、竹林の小径と指月殿、外湯の筥湯を紹介します。拝観時間と入浴料、出かける前の注意もあわせて書いています。

1. 独鈷の湯と修禅寺に参る

松の木の間に建つ、唐破風の屋根をのせた修禅寺の本堂
修禅寺の本堂(2010年撮影)。写真:Andrej.yo at Japanese Wikipedia / パブリックドメイン · 2010年撮影(長辺1600pxに縮小)

独鈷の湯は、桂川の中にある修善寺温泉発祥の湯です。伊豆市観光協会修善寺支部によると、諸国を行脚していた弘法大師が、川で病気の父の体を洗う少年を見て、独鈷杵で川の岩を打って湯を湧き出させたと伝わります。独鈷の湯は法律にのっとった浴場ではないため、入浴も足湯もできません。近くには、無料で入れる足湯の「河原湯」と「リバーテラス杉の湯」があります。観光(修善寺温泉) ↗

修禅寺は、弘法大師空海が大同2年(807年)に開いたと伝わる曹洞宗の禅寺です。鎌倉時代には二代将軍源頼家が幽閉されたことで知られ、宝物館には頼家ゆかりの古面などが納められています。開門は5:00、閉門は17:00で、拝観は無料です。寺務所(授与品・ご朱印)と宝物館の受付時間は8:30〜16:30です。修禅寺には駐車場がありません。伊豆 修禅寺 ↗

2. 竹林の小径と、指月殿を歩く

雨にぬれた石畳の小径の両側に、背の高い竹林が続く
竹林の小径(撮影当時)。写真:Motokoka / CC BY-SA 4.0 · 2011年5月撮影(長辺1600pxに縮小)

竹林の小径は、温泉街の中心を流れる桂川沿いの遊歩道です。独鈷の湯から続く小径には、茶処や火の見櫓があり、竹林の中ほどには大きな竹製の円形ベンチが置かれています。日没後はライトアップされます。桂川に架かる5つの橋は「恋の橋」と呼ばれ、それぞれに恋にまつわるご利益があるといわれています。

指月殿は、修禅寺の向かいの鹿山の麓にある建物で、北条政子が息子の頼家の冥福を祈って建てた菩提所です。伊豆最古の木造建築といわれ、本尊の釈迦如来像が右手に蓮の花を持っているのが珍しい特徴です。境内には源頼家の墓と、頼家の家臣を祀る十三士の墓があります。観光(修善寺温泉) ↗

3. 外湯の筥湯に入る

筥湯は、修善寺温泉の外湯です。伊豆市観光協会修善寺支部によると、鎌倉幕府二代将軍源頼家が入浴していたという伝説の湯で、かつて河原沿いにあった外湯めぐりを再び楽しんでもらおうと、高さ12mの望楼「仰空楼」を併設して造られました。内風呂だけのシンプルな湯で、檜や杉、松などの木をふんだんに使った内装の中に、石風呂があります。

入浴料は大人(中学生以上)700円、子供(小学生)400円です。営業時間は午前10時から午後9時まで(札止めは午後8時30分)で、不定休です。毎月第2木曜日(8月を除く)は温泉設備のメンテナンスで断湯になり、営業開始が15時からになります。ボディーソープ・シャンプー・コンディショナーは用意されていて、タオル(袋入り)は200円で売られています。隣の仰空楼は入場無料の展望台です。日帰り温泉・立ち寄り湯(修善寺温泉) ↗

一日の過ごし方

午前に独鈷の湯と修禅寺、指月殿を回り、昼食のあとに竹林の小径を歩いて、湯に入ってから帰る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、電車やバスの発車時刻ではありません。

一日のルート
  1. 10:00修善寺駅
  2. バス10:30独鈷の湯・修禅寺
  3. 徒歩11:30指月殿
  4. 徒歩12:15温泉街で昼食
  5. 徒歩13:30竹林の小径
  6. 徒歩14:30筥湯
  7. 徒歩15:45足湯とおみやげ
  8. 徒歩16:30修善寺温泉バス停
  9. バス17:00修善寺駅
時刻の目安過ごし方
10:00修善寺駅に着き、バスで修善寺温泉へ
10:30独鈷の湯と修禅寺
11:30指月殿と源頼家の墓
12:15温泉街で昼食
13:30竹林の小径と桂川の橋を歩く
14:30筥湯で日帰り入浴
15:45足湯で一休みして、おみやげを選ぶ
16:30バスで修善寺駅へ
17:00修善寺駅から帰路へ

第2木曜日に出かける日は筥湯の営業が15時からなので、竹林の小径の散策を長めにして、入浴を後ろへずらしてください。修善寺駅へ戻るバスの時刻は、湯に入る前に確かめておくと安心です。

雨の日は、竹林の小径の石畳が滑りやすくなるので、修禅寺と指月殿、筥湯を中心にした一日にします。

アクセスと予算

東京駅から東海道新幹線で三島駅へ向かい、伊豆箱根鉄道(駿豆線)に乗り換えて終点の修善寺駅へ出ます。修善寺駅からは「修善寺温泉行き」のバスで約10分、終点の修善寺温泉で降ります。タクシーでも約10分です。アクセス(修善寺温泉) ↗

費目大人1人の想定
新幹線と伊豆箱根鉄道の往復として確保9,000〜11,000円
路線バスの往復として確保400〜600円
筥湯700円
昼食1,500〜3,000円
カフェ・食べ歩き500〜1,500円
おみやげ1,000〜3,000円
計画上の合計13,100〜19,800円

電車とバスの枠は、列車を決めない想定で、確認済みの運賃ではありません。区間の金額は伊豆箱根鉄道 ↗とJR東海 ↗の案内でご確認ください。修禅寺と指月殿、足湯は無料です。昼食の店は、この記事では決めていません。温泉街の店は、どれも編集上の候補です。

車で行く場合、修善寺温泉の案内では、東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから伊豆縦貫道などを通って約30分です。修禅寺と筥湯には駐車場がないので、近くの有料駐車場を使います。小山駐車場は24時間営業で、最初の3時間300円、以降1時間100円(最大24時間500円)で、筥湯では小山駐車場の駐車券を見せると300円分のサービス券が出ます。日帰り温泉・立ち寄り湯(修善寺温泉) ↗ 温泉街には酒類を出す店もあるので、車で行く日は運転する人が飲まない前提で店を選び、湯上がりすぐの運転も控えてください。

出かける前に確認したいこと

出かける前に確かめておきたいのは、独鈷の湯の決まり、筥湯の断湯日、駐車場の3つです。

独鈷の湯には入れない。 修善寺温泉発祥の湯ですが、法律にのっとった浴場ではないため、入浴も足湯もできません。湯に入るなら筥湯へ、足を浸けるなら近くの無料の足湯へ行きます。観光(修善寺温泉) ↗

筥湯は、第2木曜日の午前が断湯。 毎月第2木曜日(8月を除く)は15時からの営業です。不定休のため、場合によっては予告なく遅れたり休業したりすることもあります。日帰り温泉・立ち寄り湯(修善寺温泉) ↗

車の日は、駐車場を先に決めておく。 修禅寺と筥湯には駐車場がありません。温泉街では一部で大型車の通行規制や一方通行があるので、修善寺温泉の公式サイトの駐車場の案内を見てから出かけてください。アクセス(修善寺温泉) ↗

乗り換えの三島で湧水の町を歩くなら、三島の日帰りガイド →も重なります。同じ伊豆の温泉街なら、伊東の日帰りガイド →もあわせてどうぞ。

川沿いの竹林を歩き、鎌倉時代の史跡を訪ね、木の香りの外湯に入る。次の休日は、修善寺へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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