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山寺日帰りガイド|山形新幹線で山寺へ、1,015段の石段を登って五大堂から谷を見下ろす

紅葉の山腹の岩壁の上に、五大堂が建つ山寺の景色
紅葉の山寺。岩壁の上に五大堂が見える(2021年10月撮影)。:663highland / CC BY-SA 4.0(長辺1800pxに縮小)

山形県・山形市/寺社・石段・眺望
情報確認日:2026年10月12日

山寺は、山形市の東のはずれにある、宝珠山立石寺の通称です。奇岩の連なる山全体が境内で、ふもとの根本中堂から奥之院までの1,015段の石段を登りながら、山門、仁王門、開山堂、五大堂を順に巡ります。松尾芭蕉が『おくのほそ道』で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ地としても知られます。東京駅から山形新幹線のつばさで約2時間40分、山形駅から仙山線の快速に乗り換えて約16分の山寺駅まで、日帰りで行けます。次の休日は、石段の先の眺めを見に出かけてみませんか。宝珠山 立石寺(公式) ↗

今回ご紹介するのは、東京駅7:12発のつばさ123号で山形駅へ行き、仙山線の快速で山寺駅へ。午前に根本中堂から奥之院まで石段を登り、午後に門前で昼食をとって山寺芭蕉記念館を見学し、山寺駅15:51発の仙山線とつばさ154号で帰る日帰りコースです。新幹線つばさ123号(JR東日本) ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 根本中堂、石段の道、五大堂と奥之院の見どころと、参拝時間・入山料
  • 東京から山寺駅までの行き方と、一日の時間割
  • 予算の目安と、山寺芭蕉記念館の休館日(冬期は月曜日)
  • 出かける前に確かめたいこと(季節で変わる参拝時間、靴、帰りの電車の時刻)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に立石寺の公式サイト ↗と山形市の山寺芭蕉記念館の案内 ↗をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 石段を一段ずつ登って、岩山の上から谷の町を見下ろしたい
  • 芭蕉の句の舞台を、句の通りに静かな山の中で歩いてみたい
  • 新幹線で東北まで足を伸ばして、ひとつの寺をじっくり歩きたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅から山形新幹線つばさを利用)
交通手段山形新幹線+JR仙山線+徒歩
現地まで東京駅7:12発のつばさ123号で山形駅に9:53着、仙山線の快速に乗り換えて山寺駅に10:28着
現地滞在(基本)10:28〜15:51の約5時間20分
予算(基本)大人1人2,400〜4,400円程度を用意する想定(新幹線と電車は別)
歩く量石段1,015段を含み、駅から芭蕉記念館までを合わせて約4km以内の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。石段を登る速さや食事の待ち時間で変わります。

山寺で楽しみたい、3つのこと

根本中堂、石段の道、五大堂の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 根本中堂で、山寺の参拝を始める

杉の木立を背に、色とりどりの幕を掛けた根本中堂の正面と参道
根本中堂の正面(2019年4月撮影)。写真:Zairon / CC BY-SA 4.0 · 2019年4月撮影(長辺1600pxに縮小)

山寺の参拝は、ふもとの根本中堂から始まります。根本中堂は、延文元年(1356年)の再建とされる国指定の重要文化財で、ブナ材を多く使った建物です。ブナ建築としては日本最古とされ、内陣には秘仏の薬師如来坐像が安置されています。宝珠山 立石寺(公式) ↗

入山料は、大人(中学生以上)500円、小人(4歳以上)200円で、現金のみの支払いです。令和7年4月1日に改定されました。根本中堂の内陣参拝は200円、宝物殿は大人200円と案内されています。参拝(立石寺) ↗ 参拝時間は季節で変わり、10月から11月は8時から15時30分までなので、午前のうちに入山します。

2. 山門から奥之院まで、1,015段の石段を登る

杉の巨木の間を、石灯籠に沿って石段が続く山寺の参道
杉木立の中を登る石段の道(2020年11月撮影)。写真:Raita Futo / CC BY 2.0 · 2020年11月撮影(長辺1600pxに縮小)

根本中堂の先の山門が、奥之院への登山口です。山門から石段を登ると、せみ塚、仁王門、三重の小塔、開山堂と納経堂が続きます。せみ塚は山門から徒歩約15分、奥之院は仁王門から徒歩約15分と案内されています。石段は全部で1,015段で、往復で約1時間30分です。宝珠山 立石寺(公式) ↗

石段の終わりにある奥之院は、正式な名を如法堂といい、左側の大仏殿には像高5メートルの金色の阿弥陀如来像があります。宝珠山 立石寺(公式) ↗ 石段は、すべりにくい靴で登ります。県の観光サイトも、スニーカーのような滑りにくい靴をすすめています。山寺(やまがたへの旅) ↗

3. 五大堂で、山寺の谷を見下ろす

五大堂の舞台から、谷の向こうの山並みを眺める参拝者
五大堂の舞台からの眺め(2021年10月撮影)。写真:663highland / CC BY-SA 4.0 · 2021年10月撮影(長辺1600pxに縮小)

五大堂は、開山から30年後に建てられた五大明王の道場で、断崖に張り出した舞台から、山寺の谷を一望できます。眺めは、石段を登った人のための景色です。宝珠山 立石寺(公式) ↗

下山したあとは、山寺芭蕉記念館に寄れます。芭蕉の旅と『おくのほそ道』を紹介する施設で、山寺駅から徒歩8分、観覧料は大人400円、高校生以下は無料です。展示の観覧は9:00から17:00まで(入館は16:30まで)で、冬期間は月曜日が休館です。山寺芭蕉記念館(山形市) ↗ この案内ページは令和4年4月の更新なので、休館日は出かける前に電話(023-695-2221)で確かめます。

一日の過ごし方

午前に根本中堂から奥之院まで登り、午後に門前で昼食をとって芭蕉記念館に寄り、夕方に帰る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、新幹線と仙山線はJR東日本の時刻表の便です。石段を歩く時間は、体力と混み具合で変わります。

一日のルート
  1. 07:12東京駅
  2. 新幹線09:53山形駅
  3. 仙山線10:28山寺駅
  4. 徒歩10:45根本中堂
  5. 石段12:00五大堂・奥之院
  6. 徒歩13:30門前の食事
  7. 徒歩14:30山寺芭蕉記念館
  8. 徒歩15:51山寺駅
時刻の目安過ごし方
07:12東京駅から新幹線つばさ123号に乗る(約2時間40分)
09:53山形駅に着き、仙山線のホームへ移る
10:12山形駅から仙山線の快速で山寺駅へ向かう(約16分)
10:28山寺駅に着き、登山口へ歩く(徒歩約10分)
10:45山門寺務所で入山料を払い、根本中堂を参拝する
11:15山門から石段を登り、せみ塚と仁王門を過ぎる
12:00五大堂で、谷の眺めを見る
12:30奥之院を参拝して、石段を下りる
13:30門前で昼食をとる(力こんにゃくや手打ちそば)
14:30山寺芭蕉記念館を見学する(山寺駅から徒歩8分)
15:20山寺駅へ歩く
15:51山寺駅から仙山線で山形駅へ戻る(16:17着)
17:05山形駅から新幹線つばさ154号で帰る(東京駅に19:44着)

午前のうちに登っておくと、昼食と記念館を、参拝時間の終わりを気にせず回れます。昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、石段が濡れて滑りやすいので、五大堂までで折り返すか、根本中堂と記念館に絞ります。

アクセスと予算

東京駅から山形駅までは、山形新幹線のつばさで約2時間40分です。東京駅7:12発のつばさ123号は、山形駅に9:53に着きます。新幹線つばさ123号(JR東日本) ↗ 山形駅から山寺駅までは、仙山線で約16分です。山形駅10:12発の快速は、山寺駅に10:28に着きます。仙山線 快速(JR東日本) ↗

帰りは、山寺駅15:51発の仙山線が山形駅に16:17に着きます。仙山線(JR東日本) ↗ 山形駅17:05発のつばさ154号は、東京駅に19:44に着きます。新幹線つばさ154号(JR東日本) ↗ 運賃と特急料金は、JR東日本の案内で確かめます。

山寺駅から石段の入口までは、徒歩約10分です。アクセス(立石寺) ↗

費目大人1人の想定
入山料(確認済みの料金)500円
山寺芭蕉記念館の観覧料(確認済みの料金)400円
昼食1,000〜2,000円
力こんにゃく・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計2,400〜4,400円

昼食と力こんにゃく・おみやげは編集上の目安です。東京と山形を結ぶ新幹線の運賃・特急料金と、仙山線の運賃は、上の合計に含んでいません。根本中堂の内陣参拝(200円)と宝物殿(大人200円)も含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

参拝時間と石段の状態で、回れる範囲が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。

参拝時間は、季節で変わる。 4月から9月は8時から16時、10月から11月は8時から15時30分、12月から3月は8時30分から15時(閉門は16時)です。冬は、天候により閉門が早まることがあります。宝珠山 立石寺(公式) ↗

靴と服装は、石段に合わせる。 石段は1,015段あり、雨の日や落ち葉のある日は滑りやすくなります。歩きなれた靴で、手を空けられる荷物にします。山寺(やまがたへの旅) ↗

帰りの電車は、乗る直前に確かめる。 仙山線は、山寺駅に1時間に1本前後の運行で、乗り遅れると次の便まで待ちます。このコースの15:51発の次は、16:55発です。山寺駅の時刻表(JR東日本) ↗

門前の食事は、営業日を先に確かめる。 登山口から山門までの茶屋では、名物の力こんにゃくが食べられます。手打ちそばの店には、美登屋もあります。店ごとに営業日と時間が違います。山寺 門前町(やまがたへの旅) ↗

東北の旅で、ほかの日帰りを探すなら、仙台・松島の日帰りガイド →や、福島の日帰りガイド →もあります。松島は遊覧船で島々をめぐる一日、福島は飯坂温泉の共同浴場と果樹園を歩く一日で、本記事とは違う、東北の楽しみ方です。

石段の先の谷の眺めを、山形新幹線で。次の休日は、山寺へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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