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福島日帰りガイド|新幹線で飯坂温泉へ、共同浴場に入り、くだものの里を歩く

青空の下、木造2階建ての鯖湖湯の外観。藍色ののれんと外壁の板が見える
飯坂温泉の共同浴場、鯖湖湯(2023年4月撮影)。:Higa4 / CC0(長辺1800pxに縮小)

福島県・福島市/温泉・街歩き・果物
情報確認日:2026年10月10日

福島は、東京駅から東北新幹線のやまびこで約1時間30分の、福島県北部の街です。福島駅から福島交通飯坂線に乗り換えて約25分で着く飯坂温泉は、「いで湯とくだものの里」と名乗る温泉地で、駅の近くに8か所の共同浴場が並びます。江戸時代の豪農の邸宅だった旧堀切邸で足湯に浸かり、秋の果樹園を歩けば、湯と食と果物を、ひと続きの一日で楽しめます。次の休日は、新幹線で、東北の湯の町へ出かけてみませんか。飯坂温泉オフィシャルサイト ↗

今回ご紹介するのは、東京駅7:12発のやまびこ123号で福島駅へ行き、飯坂線で飯坂温泉へ。午前に旧堀切邸と共同浴場、午後に医王寺と果樹園を回って、福島駅17:16発のやまびこ150号で帰る日帰りコースです。新幹線やまびこ123号(JR東日本) ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 鯖湖湯と波来湯、旧堀切邸、医王寺と果樹園の見どころと、入浴料・営業時間・休みの曜日
  • 福島駅から飯坂温泉までの行き方と、一日の時間割
  • 予算の目安と、共同浴場の休みが曜日で違うこと
  • 出かける前に確かめたいこと(共同浴場の休み、円盤餃子の店の営業時間、くだもの狩りの予約)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に飯坂温泉オフィシャルサイト ↗と福島市観光ノート ↗の公式ページをご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 観光客向けではない、地元の共同浴場に入ってみたい
  • 温泉街を歩いて、名物の円盤餃子やラジウム玉子も試したい
  • 秋の果樹園の町を、ゆっくり歩いて回りたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅から東北新幹線やまびこを利用)
交通手段東北新幹線+福島交通飯坂線+徒歩
現地まで東京駅7:12発のやまびこ123号で福島駅に8:44着、飯坂線に乗り換えて約25分
現地滞在(基本)8:44〜17:16の約8時間30分
予算(基本)大人1人2,700〜5,700円程度を用意する想定(新幹線と電車は別)
歩く量温泉街と医王寺、果樹園の散策を合わせて約5km以内の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。

福島で楽しみたい、3つのこと

鯖湖湯、旧堀切邸と温泉街、医王寺と果樹園の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 鯖湖湯と波来湯で、飯坂の共同浴場に入る

紫ののれんと木の看板がかかる、塔のある屋根を載せた波来湯の建物
飯坂温泉の共同浴場、波来湯(2017年3月撮影)。写真:Abasaa / パブリックドメイン · 2017年3月撮影(長辺1600pxに縮小)

飯坂温泉には、共同浴場が8か所あります。鯖湖湯は、飯坂温泉で一番古い湯と紹介されていて、元禄2年(1689年)に飯坂を訪れた松尾芭蕉も入ったと伝えられています。平成5年に、明治時代の共同浴場を再現して改築され、ヒバの香りに包まれて入浴できます。共同浴場(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗

入浴料は、鯖湖湯が大人400円・小人200円、波来湯が大人500円・小人250円です(令和7年2月1日に改定)。営業は6:00から21:00まで(最終入館は20:40)で、休みは、鯖湖湯が月曜日、波来湯が火曜日です。シャンプーと石鹸は、備え付けがないので持参します。共同浴場(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗ 月曜日は鯖湖湯が休みなので、その日は火曜休みの波来湯に替えます。

2. 旧堀切邸と温泉街で、足湯と名物に寄る

緑の山を背に、川の両側に旅館が並ぶ飯坂温泉の温泉街
摺上川の両側に旅館が並ぶ飯坂温泉の温泉街(2018年8月撮影)。写真:皓月旗 / CC BY-SA 4.0 · 2018年8月撮影(長辺1600pxに縮小)

旧堀切邸は、江戸時代の豪農の邸宅で、県内最古の土蔵とされる「十間蔵」などが残っています。敷地には足湯と手湯があり、入場は無料、営業は9:00から21:00までで、年中無休(臨時休業あり)です。飯坂温泉駅から徒歩約5分です。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗

温泉街には、名物が2つあります。円盤餃子は、旅館の仲居や芸者が仕事終わりに頼んだ餃子が、円盤状に皿に盛られたことが名前の由来で、店ごとに皮や焼き方が違います。ラジウム玉子は、新鮮な卵を温泉の源泉に浸した玉子で、名前は、飯坂温泉で日本で初めて確認されたラジウムに由来します。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗ 円盤餃子の店には、夕方の17:00から開く店があるので、昼に入れるかを先に確かめます。飲食店(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗

3. 医王寺と果樹園で、くだものの里を歩く

飯坂温泉は、くだもの狩りでも知られていて、6月のさくらんぼに始まり、桃、梨、りんごと、初夏から12月まで、さまざまな果物が楽しめます。梨は晩夏から秋、りんごは秋が時期と案内されています。医王寺前駅の近くには、駅から徒歩10分の果樹園があります。くだもの狩り(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗

医王寺は、源平の合戦で活躍した佐藤継信・忠信兄弟の菩提寺です。開門は8:30から17:00まで(最終入場は16:30)で、拝観料は大人(18歳以上)300円です。医王寺前駅から徒歩約15分です。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗ くだもの狩りは、果樹園ごとに営業日と料金が違うので、先に確かめてから向かいます。

一日の過ごし方

午前に旧堀切邸と共同浴場、午後に医王寺と果樹園を回り、夕方に帰る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、新幹線はJR東日本の時刻表の便です。飯坂線の時刻は、乗る日の案内で確かめて選びます。

一日のルート
  1. 07:12東京駅
  2. 新幹線08:44福島駅
  3. 飯坂線・徒歩10:00旧堀切邸
  4. 徒歩10:45鯖湖湯
  5. 徒歩12:00昼食(温泉街)
  6. 飯坂線・徒歩13:15医王寺
  7. 徒歩14:30果樹園
  8. 飯坂線17:16福島駅
時刻の目安過ごし方
07:12東京駅から新幹線やまびこ123号に乗る(約1時間30分)
08:44福島駅に着き、福島交通飯坂線に乗り換える(約25分)
09:40飯坂温泉駅に着き、旧堀切邸へ歩く(徒歩約5分)
10:00旧堀切邸で足湯に浸かり、十間蔵を見る
10:45鯖湖湯に入る(月曜日は波来湯)
12:00温泉街で昼食をとる(ラジウム玉子や、昼に開く店の料理)
13:15飯坂線で医王寺前駅へ向かい、医王寺へ歩く(徒歩約15分)
14:30果樹園で、秋の果物を楽しむ(駅から徒歩約10分)
15:45医王寺前駅から福島駅へ戻る
16:30福島駅の周辺で、おみやげを選ぶ
17:16福島駅から新幹線やまびこ150号で帰る(東京駅に18:48着)

午前のうちに共同浴場に入っておくと、午後は果樹園と医王寺を、時間を気にせず歩けます。昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、共同浴場と旧堀切邸の屋内を中心にして、果樹園を回るのをやめます。

アクセスと予算

東京駅から福島駅までは、東北新幹線のやまびこで約1時間30分です。東京駅7:12発のやまびこ123号は、福島駅に8:44に着きます。新幹線やまびこ123号(JR東日本) ↗ 帰りの福島駅17:16発のやまびこ150号は、東京駅に18:48に着きます。新幹線やまびこ150号(JR東日本) ↗ 運賃と特急料金は、JR東日本の案内で確かめます。

福島駅から飯坂温泉までは、福島交通飯坂線に乗り換えて約25分です。アクセス(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗ 飯坂線の時刻と運賃は、福島交通の案内で確かめます。飯坂電車 ↗

費目大人1人の想定
鯖湖湯の入浴料(確認済みの料金)400円
医王寺の拝観料(確認済みの料金)300円
昼食1,000〜2,000円
果物・おみやげ1,000〜3,000円
計画上の合計2,700〜5,700円

昼食と果物・おみやげは編集上の目安です。くだもの狩りの料金は、果樹園ごとに違います。東京と福島を結ぶ新幹線の運賃・特急料金と、飯坂線の運賃は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

共同浴場の休みと、店や果樹園の営業で、回れる順番が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。

共同浴場は、湯ごとに休みと時間が違う。 鯖湖湯は月曜日、波来湯は火曜日が休みです。大門の湯のように、曜日で午前と午後に分けて営業する湯もあります。出かける日の曜日で、入る湯を選びます。共同浴場(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗

円盤餃子の店は、夜から開く店がある。 昼に餃子を食べたい日は、昼営業の店かを、先に確かめます。ラジウム玉子の店は、店ごとに営業時間が違います。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗

くだもの狩りは、果樹園ごとに条件が違う。 営業日と料金は園ごとで、駅からの送迎に、事前の予約が要る園もあります。行く日に収穫できる果物も、先に確かめておきます。くだもの狩り(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗

東北新幹線の沿線で、ほかの日帰りを探すなら、会津若松の日帰りガイド →や、仙台・松島の日帰りガイド →もあります。会津若松は城下町と古い町並みを歩く一日、松島は遊覧船で島々をめぐる一日で、本記事とは違う、福島県と東北の楽しみ方です。

湯と餃子と果物の町を、新幹線で。次の休日は、飯坂温泉へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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