福島県・福島市/温泉・街歩き・果物
情報確認日:2026年10月10日
福島は、東京駅から東北新幹線のやまびこで約1時間30分の、福島県北部の街です。福島駅から福島交通飯坂線に乗り換えて約25分で着く飯坂温泉は、「いで湯とくだものの里」と名乗る温泉地で、駅の近くに8か所の共同浴場が並びます。江戸時代の豪農の邸宅だった旧堀切邸で足湯に浸かり、秋の果樹園を歩けば、湯と食と果物を、ひと続きの一日で楽しめます。次の休日は、新幹線で、東北の湯の町へ出かけてみませんか。飯坂温泉オフィシャルサイト ↗
今回ご紹介するのは、東京駅7:12発のやまびこ123号で福島駅へ行き、飯坂線で飯坂温泉へ。午前に旧堀切邸と共同浴場、午後に医王寺と果樹園を回って、福島駅17:16発のやまびこ150号で帰る日帰りコースです。新幹線やまびこ123号(JR東日本) ↗
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 鯖湖湯と波来湯、旧堀切邸、医王寺と果樹園の見どころと、入浴料・営業時間・休みの曜日
- 福島駅から飯坂温泉までの行き方と、一日の時間割
- 予算の目安と、共同浴場の休みが曜日で違うこと
- 出かける前に確かめたいこと(共同浴場の休み、円盤餃子の店の営業時間、くだもの狩りの予約)
※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に飯坂温泉オフィシャルサイト ↗と福島市観光ノート ↗の公式ページをご確認ください。
こんな気分の日に
このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。
- 観光客向けではない、地元の共同浴場に入ってみたい
- 温泉街を歩いて、名物の円盤餃子やラジウム玉子も試したい
- 秋の果樹園の町を、ゆっくり歩いて回りたい
日帰り旅の基本情報
出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 東京都心(東京駅から東北新幹線やまびこを利用) |
| 交通手段 | 東北新幹線+福島交通飯坂線+徒歩 |
| 現地まで | 東京駅7:12発のやまびこ123号で福島駅に8:44着、飯坂線に乗り換えて約25分 |
| 現地滞在(基本) | 8:44〜17:16の約8時間30分 |
| 予算(基本) | 大人1人2,700〜5,700円程度を用意する想定(新幹線と電車は別) |
| 歩く量 | 温泉街と医王寺、果樹園の散策を合わせて約5km以内の見込み |
滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。
福島で楽しみたい、3つのこと
鯖湖湯、旧堀切邸と温泉街、医王寺と果樹園の順に、楽しみ方をご紹介します。
1. 鯖湖湯と波来湯で、飯坂の共同浴場に入る

飯坂温泉には、共同浴場が8か所あります。鯖湖湯は、飯坂温泉で一番古い湯と紹介されていて、元禄2年(1689年)に飯坂を訪れた松尾芭蕉も入ったと伝えられています。平成5年に、明治時代の共同浴場を再現して改築され、ヒバの香りに包まれて入浴できます。共同浴場(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗
入浴料は、鯖湖湯が大人400円・小人200円、波来湯が大人500円・小人250円です(令和7年2月1日に改定)。営業は6:00から21:00まで(最終入館は20:40)で、休みは、鯖湖湯が月曜日、波来湯が火曜日です。シャンプーと石鹸は、備え付けがないので持参します。共同浴場(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗ 月曜日は鯖湖湯が休みなので、その日は火曜休みの波来湯に替えます。
2. 旧堀切邸と温泉街で、足湯と名物に寄る

旧堀切邸は、江戸時代の豪農の邸宅で、県内最古の土蔵とされる「十間蔵」などが残っています。敷地には足湯と手湯があり、入場は無料、営業は9:00から21:00までで、年中無休(臨時休業あり)です。飯坂温泉駅から徒歩約5分です。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗
温泉街には、名物が2つあります。円盤餃子は、旅館の仲居や芸者が仕事終わりに頼んだ餃子が、円盤状に皿に盛られたことが名前の由来で、店ごとに皮や焼き方が違います。ラジウム玉子は、新鮮な卵を温泉の源泉に浸した玉子で、名前は、飯坂温泉で日本で初めて確認されたラジウムに由来します。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗ 円盤餃子の店には、夕方の17:00から開く店があるので、昼に入れるかを先に確かめます。飲食店(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗
3. 医王寺と果樹園で、くだものの里を歩く
飯坂温泉は、くだもの狩りでも知られていて、6月のさくらんぼに始まり、桃、梨、りんごと、初夏から12月まで、さまざまな果物が楽しめます。梨は晩夏から秋、りんごは秋が時期と案内されています。医王寺前駅の近くには、駅から徒歩10分の果樹園があります。くだもの狩り(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗
医王寺は、源平の合戦で活躍した佐藤継信・忠信兄弟の菩提寺です。開門は8:30から17:00まで(最終入場は16:30)で、拝観料は大人(18歳以上)300円です。医王寺前駅から徒歩約15分です。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗ くだもの狩りは、果樹園ごとに営業日と料金が違うので、先に確かめてから向かいます。
一日の過ごし方
午前に旧堀切邸と共同浴場、午後に医王寺と果樹園を回り、夕方に帰る組み立てです。
以下の時刻は旅の組み立て例で、新幹線はJR東日本の時刻表の便です。飯坂線の時刻は、乗る日の案内で確かめて選びます。
- 07:12東京駅
- 新幹線08:44福島駅
- 飯坂線・徒歩10:00旧堀切邸
- 徒歩10:45鯖湖湯
- 徒歩12:00昼食(温泉街)
- 飯坂線・徒歩13:15医王寺
- 徒歩14:30果樹園
- 飯坂線17:16福島駅
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 07:12 | 東京駅から新幹線やまびこ123号に乗る(約1時間30分) |
| 08:44 | 福島駅に着き、福島交通飯坂線に乗り換える(約25分) |
| 09:40 | 飯坂温泉駅に着き、旧堀切邸へ歩く(徒歩約5分) |
| 10:00 | 旧堀切邸で足湯に浸かり、十間蔵を見る |
| 10:45 | 鯖湖湯に入る(月曜日は波来湯) |
| 12:00 | 温泉街で昼食をとる(ラジウム玉子や、昼に開く店の料理) |
| 13:15 | 飯坂線で医王寺前駅へ向かい、医王寺へ歩く(徒歩約15分) |
| 14:30 | 果樹園で、秋の果物を楽しむ(駅から徒歩約10分) |
| 15:45 | 医王寺前駅から福島駅へ戻る |
| 16:30 | 福島駅の周辺で、おみやげを選ぶ |
| 17:16 | 福島駅から新幹線やまびこ150号で帰る(東京駅に18:48着) |
午前のうちに共同浴場に入っておくと、午後は果樹園と医王寺を、時間を気にせず歩けます。昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、共同浴場と旧堀切邸の屋内を中心にして、果樹園を回るのをやめます。
アクセスと予算
東京駅から福島駅までは、東北新幹線のやまびこで約1時間30分です。東京駅7:12発のやまびこ123号は、福島駅に8:44に着きます。新幹線やまびこ123号(JR東日本) ↗ 帰りの福島駅17:16発のやまびこ150号は、東京駅に18:48に着きます。新幹線やまびこ150号(JR東日本) ↗ 運賃と特急料金は、JR東日本の案内で確かめます。
福島駅から飯坂温泉までは、福島交通飯坂線に乗り換えて約25分です。アクセス(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗ 飯坂線の時刻と運賃は、福島交通の案内で確かめます。飯坂電車 ↗
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 鯖湖湯の入浴料(確認済みの料金) | 400円 |
| 医王寺の拝観料(確認済みの料金) | 300円 |
| 昼食 | 1,000〜2,000円 |
| 果物・おみやげ | 1,000〜3,000円 |
| 計画上の合計 | 2,700〜5,700円 |
昼食と果物・おみやげは編集上の目安です。くだもの狩りの料金は、果樹園ごとに違います。東京と福島を結ぶ新幹線の運賃・特急料金と、飯坂線の運賃は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。
出かける前に確認したいこと
共同浴場の休みと、店や果樹園の営業で、回れる順番が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。
共同浴場は、湯ごとに休みと時間が違う。 鯖湖湯は月曜日、波来湯は火曜日が休みです。大門の湯のように、曜日で午前と午後に分けて営業する湯もあります。出かける日の曜日で、入る湯を選びます。共同浴場(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗
円盤餃子の店は、夜から開く店がある。 昼に餃子を食べたい日は、昼営業の店かを、先に確かめます。ラジウム玉子の店は、店ごとに営業時間が違います。飯坂温泉の人気観光スポット10選(福島市観光ノート) ↗
くだもの狩りは、果樹園ごとに条件が違う。 営業日と料金は園ごとで、駅からの送迎に、事前の予約が要る園もあります。行く日に収穫できる果物も、先に確かめておきます。くだもの狩り(飯坂温泉オフィシャルサイト) ↗
東北新幹線の沿線で、ほかの日帰りを探すなら、会津若松の日帰りガイド →や、仙台・松島の日帰りガイド →もあります。会津若松は城下町と古い町並みを歩く一日、松島は遊覧船で島々をめぐる一日で、本記事とは違う、福島県と東北の楽しみ方です。
湯と餃子と果物の町を、新幹線で。次の休日は、飯坂温泉へ。
