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会津若松日帰りガイド|鶴ヶ城とさざえ堂、七日町通りを周遊バスで巡る

青空の下、石垣の上に白壁と赤瓦の鶴ヶ城の天守がそびえる
鶴ヶ城の天守閣(2022年7月撮影)。:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0(長辺2048pxに縮小)

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福島県・会津若松市/まち歩き・歴史
情報確認日:2026年10月8日

会津若松は、白壁に赤い瓦の鶴ヶ城がそびえる城下町です。天守閣は1965年に再建され、2011年に屋根の瓦が赤瓦へ葺き替えられました。城の近くには、らせんのスロープでできた不思議な木造の塔、さざえ堂があり、駅の近くには、20世紀初めごろのレトロな建物が並ぶ七日町通りが続いています。次の休日は、東北新幹線で福島へ出て、会津の城下町を歩く一日にしてみませんか。

今回ご紹介するのは、東京駅から東北新幹線で郡山駅へ、磐越西線の快速で会津若松駅へ入る日帰りコースです。駅前から周遊バス「ハイカラさん」に乗り、七日町通りで昼をとってから、鶴ヶ城、飯盛山のさざえ堂の順に回ります。乗り物の乗り継ぎがあるので、見どころは3つに絞った組み立てです。会津若松観光ナビ ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 鶴ヶ城の天守閣・茶室麟閣と、さざえ堂の料金・開く時間・休み
  • 東京から会津若松までの乗り継ぎと、周遊バス「ハイカラさん」の使い方
  • 七日町通りを歩く時間も含めた、一日の時間割と予算の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(帰りの列車・バスの時刻・運転日)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に鶴ヶ城の入場案内 ↗とまちなか周遊バスの案内(会津バス) ↗をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 天守閣に上って、城下町と山並みを眺めたい
  • 古い建物が並ぶ通りを、バスと徒歩でのんびり巡りたい
  • 乗り換えの旅そのものを、小さな冒険として楽しみたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅から東北新幹線を利用)
交通手段東北新幹線+磐越西線の快速+周遊バス「ハイカラさん」
現地まで東京駅から郡山駅まで約1時間24分、郡山駅から会津若松駅まで約1時間6分(乗り換え待ち約44分を含め、東京駅から約3時間14分)
現地滞在(基本)11:21〜17:30の約6時間
予算(基本)大人1人3,100〜4,400円程度を用意する想定(東京からの鉄道運賃は別)
歩く量バスの乗り降りと、鶴ヶ城・飯盛山の歩きを含めて約3km以内の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。バスの待ち時間や、城の見学の長さで変わります。時刻はやまびこ127号(JR東日本) ↗と快速あいづ1号(JR東日本) ↗の時刻表によるものです。

会津若松で楽しみたい、3つのこと

七日町通り、鶴ヶ城、さざえ堂の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 七日町通りで、レトロな建物を眺めながら昼をとる

緑色の車体のレトロな周遊バス「ハイカラさん」と、洋風の木造の七日町駅舎
七日町駅前に停まる周遊バス「ハイカラさん」(2006年8月撮影)。写真:Mutimaro / CC BY-SA 3.0 · 2006年8月撮影(縮小なし(原寸のまま掲載))

七日町通りは、JR七日町駅から野口英世青春通りまで続く約700mの通りで、20世紀初めごろのレトロな建物が並んでいます。伝統工芸の絵ろうそくや会津塗、会津木綿を扱う店、和菓子店や酒蔵があり、新選組にゆかりのある場所も点在しています。会津若松・七日町通り(東北観光推進機構) ↗

周遊バス「ハイカラさん」は、会津若松駅前から七日町白木屋前、七日町中央、渋川問屋前、七日町駅前の順に停まります。通りに沿って停留所があるので、気になる店の近くで降りて歩き始められます。まちなか周遊バス(会津バス) ↗

観光ナビのモデルコースは、白木屋漆器店、末廣酒造 嘉永蔵など12か所を、全行程3時間で回る組み立てです。レトロな七日町通りをまち歩き(会津若松観光ナビ) ↗ この日は昼食と散策に1時間20分ほどしかとれないので、気になる店を2〜3軒に絞って歩きます。昼食の店は編集上の候補にとどめ、営業日と時間は店の案内で確かめてください。

2. 鶴ヶ城の天守閣と、茶室麟閣を訪ねる

天守閣の上から、城跡の緑の公園と会津若松の町、遠くの山並みを見下ろす
天守閣から見下ろした城跡公園と町並み(2022年7月撮影)。写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 · 2022年7月撮影(長辺1600pxに縮小)

鶴ヶ城は、1593年に蒲生氏郷が東日本で最初の本格的な天守を築き、鶴ヶ城と名づけた城です。明治の初めにすべての建物が取り壊され、現在の天守閣は1965年に再建されたもので、赤瓦は2011年に復元されました。鶴ヶ城の沿革(鶴ヶ城) ↗

五層の天守閣は博物館になっていて、下の階で歴代の城主と戊辰戦争(1868年)の歴史を、上の階で会津の先人たちと、まわりの眺めを楽しめます。入場料は大人410円、小人150円で、茶室麟閣との共通券は520円です。開場は8:30から17:00まで、最終入場は16:30で、休みはありません。鶴ヶ城の入場案内(鶴ヶ城) ↗

茶室麟閣は、入場が大人210円、小中学生は無料です。お抹茶は一席600円(お菓子付き)で、注文は16:00までです。天守閣は最終入場が16:30ですが、麟閣のお抹茶の注文は16:00までなので、お茶を飲む日は早めに寄ります。茶室麟閣(鶴ヶ城) ↗

3. 飯盛山のさざえ堂で、らせんのスロープを歩く

山あいにたつ、屋根が幾重にも重なる六角三層の木造のさざえ堂
さざえ堂(2023年4月撮影)。写真:YedidyaPopper / CC BY 4.0 · 2023年4月撮影(長辺1600pxに縮小)

さざえ堂(正式名称は円通三匝堂)は、1796年に飯盛山に建てられた、高さ16.5mの六角三層の木造の塔です。二重らせんのスロープに沿って西国三十三観音の像が安置されていて、上りと下りが別の通路になっています。1995年に国の重要文化財に指定されました。旧正宗寺三匝堂(会津若松市) ↗

拝観料は大人400円、高校生300円、小中学生200円です。拝観時間は4月から11月が8:15から日没まで、12月から3月が9:00から16:00までで、休みはありません。バスは「飯盛山下」で降りて、徒歩5分です。堂の中は、らせん状の通路を上り下りするので、歩きやすい靴で行き、雨や雪のあとは足もとに気をつけてください。さざえ堂(会津若松観光ナビ) ↗

10月は日没までが拝観時間なので、この日は鶴ヶ城を15時すぎに出て、さざえ堂には明るいうちに着くようにします。飯盛山には白虎隊十九士の墓もあり、観光ナビの半日コースは、鶴ヶ城からさざえ堂までを順に回る組み立てです。会津若松の見どころを巡る半日コース(会津若松観光ナビ) ↗

一日の過ごし方

乗り継ぎの時間を先に決めて、七日町、鶴ヶ城、さざえ堂の順に回る組み立てです。

以下の時刻は旅の組み立て例で、列車以外は発車時刻ではありません。

一日のルート
  1. 08:07東京駅
  2. 新幹線09:31郡山駅
  3. 磐越西線11:21会津若松駅
  4. ハイカラさん12:00七日町通り
  5. ハイカラさん・徒歩13:50鶴ヶ城
  6. ハイカラさん・徒歩15:15さざえ堂
  7. ハイカラさん17:30会津若松駅
時刻の目安過ごし方
08:07東京駅から東北新幹線やまびこ127号に乗る
09:31郡山駅に着き、10:15発の磐越西線の快速あいづ1号に乗る
11:21会津若松駅に着く。周遊バス「ハイカラさん」で七日町通りへ
12:00七日町通りを歩き、昼食をとる
13:20ハイカラさんで「鶴ヶ城入口」へ。降りてから徒歩で城へ
13:50鶴ヶ城の天守閣と茶室麟閣を見学する
15:15ハイカラさんで「飯盛山下」へ。さざえ堂を拝観する
16:30ハイカラさんで会津若松駅前へ戻る
17:30快速あいづ6号で郡山駅へ(18:36着)。東北新幹線で東京へ

新幹線が遅れると、10:15の快速あいづ1号に乗れなくなります。次の便は時刻表で確かめ、その分は七日町通りの時間を縮めてください。雨の日は、散策を減らして、天守閣の博物館とさざえ堂の中を中心にすれば、屋内の見学を多くできます。

アクセスと予算

東京から会津若松へは、東京駅から東北新幹線で郡山駅へ、そこから磐越西線で会津若松駅へ向かいます。東京駅8:07発のやまびこ127号は、郡山駅に9:31に着きます。郡山駅10:15発の快速あいづ1号は、会津若松駅に11:21に着きます。やまびこ127号(JR東日本) ↗快速あいづ1号(JR東日本) ↗ 運賃・特急料金はJR東日本の案内で確かめます。

帰りは、会津若松駅17:30発の快速あいづ6号が、郡山駅に18:36に着きます。快速あいづ6号(JR東日本) ↗ 会津若松駅の上りは、この前後に15:30発の快速、16:21発と18:18発の普通もあります。会津若松駅の時刻表・平日(JR東日本) ↗会津若松駅の時刻表・土曜休日(JR東日本) ↗ 郡山駅から東京へ戻る東北新幹線は、JR東日本の案内で乗る列車を決めておきます。

まちなか周遊バスは、ハイカラさんが約30分間隔で、始発8:30、最終17:30(一部18:05発の便があります)です。運賃は1回乗車が大人・中学生250円、小人130円で、ハイカラさん・あかべぇ専用の1日フリー乗車券は大人・中学生700円、小人350円です。この日はバスに4回乗るので、1回ずつ払うと大人1,000円になり、1日フリー乗車券のほうが安くなります。フリー乗車券は、会津バスの駅前案内所や若松駅前バスターミナルなどで買います。バスの車内では売っていません。まちなか周遊バス(会津バス) ↗ 駅から鶴ヶ城入口までは約20分で、そこから天守閣まで徒歩約5分です。会津若松の見どころを巡る半日コース(会津若松観光ナビ) ↗

費目大人1人の想定
鶴ヶ城の天守閣・茶室麟閣の共通券(確認済みの料金)520円
さざえ堂の拝観料(確認済みの料金)400円
ハイカラさん・あかべぇ専用1日フリー乗車券(確認済みの料金)700円
昼食1,000〜1,800円
喫茶・おみやげ500〜1,000円
計画上の合計3,100〜4,400円

昼食とおみやげは編集上の目安です。東京と会津若松を結ぶ新幹線・快速の運賃は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

乗り継ぎが多い一日なので、列車の運転日とバスの時刻、見学の時間は、出発前に確かめておきたいところです。

列車は運転日を確かめる。 快速あいづの1号と6号は、運転日がJR東日本の列車ページのカレンダーで決まっています。出かける日に走るかを確かめ、走らないときは、前後の普通や、別の快速の時刻に組み直してください。快速あいづ1号(JR東日本) ↗

バスは時刻表を見ておく。 ハイカラさんは約30分おきで、あかべぇは土・日・祝日に運休する便があり、12月31日から1月3日も運休します。会津バスのページに時刻表があるので、鶴ヶ城入口と飯盛山下の時刻を先に決めておくと、待ち時間が減ります。まちなか周遊バス(会津バス) ↗

見学の時間と受付の締め切りを守る。 鶴ヶ城は最終入場が16:30、麟閣のお抹茶は16:00まで、さざえ堂は10月は日没までです。大雪などの天候で、さざえ堂が臨時に休むことがあるので、冬に出かけるときは観光ナビのお知らせを見てください。営業状況(会津若松観光ナビ) ↗

新幹線の旅をもうひとつ探すなら、那須の日帰りガイド →もあります。こちらは東北新幹線で那須塩原へ出て、車で高原を回る一日で、本記事とは違う新幹線の旅の組み立てです。

城と古い建物の町を、バスで巡って帰る。次の休日は、会津若松へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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