山形県・米沢市/神社・博物館・城下町
情報確認日:2026年10月12日
米沢は、山形県の南の端にある、上杉家の城下町です。街の中心にある松が岬公園は、米沢城の本丸の跡で、上杉謙信を祀る上杉神社が建っています。公園の周りには、上杉家の宝物を収める稽照殿と、国宝を持つ米沢市上杉博物館が並びます。東京駅から山形新幹線で約2時間10分。次の休日は、新幹線に乗って、戦国から江戸へ続く上杉家の歴史を、歩いて回りに出かけてみませんか。アクセス(米沢観光ナビ) ↗
今回ご紹介するのは、東京駅から山形新幹線で米沢駅へ行き、午前は上杉神社と松岬神社、午後は稽照殿と米沢市上杉博物館を見学して帰る、日帰りコースです。ご参拝の案内(上杉神社) ↗
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 上杉神社、稽照殿、米沢市上杉博物館の見どころと、開門・開館の時間、拝観料・入館料
- 東京駅から米沢駅までの行き方と、駅から松が岬公園へのバス、一日の時間割
- 予算の目安と、車で行く場合の駐車場の注意
- 出かける前に確かめたいこと(稽照殿の開館期間、休館の日、冬の時期)
※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に稽照殿のご利用案内 ↗と米沢市上杉博物館の公式サイト ↗をご確認ください。
こんな気分の日に
このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。
- 新幹線で、東北の城下町の静かな神社を歩きたい
- 上杉謙信や、直江兼続、上杉鷹山の歴史に、ゆっくり触れたい
- 国宝の屏風や古文書を、博物館で見たい
日帰り旅の基本情報
出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 東京駅(山形新幹線を利用) |
| 交通手段 | 山形新幹線+バス+徒歩 |
| 現地まで | 東京駅から米沢駅まで約2時間10分、駅から松が岬公園まで約2km |
| 現地滞在(基本) | 約6時間(参拝と見学、昼食を合わせた目安) |
| 予算(基本) | 大人1人2,100〜4,100円程度を用意する想定(新幹線とバスは別) |
| 歩く量 | 公園と境内、館内を合わせて約4km以内の見込み |
滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学や食事の長さで変わります。
米沢で楽しみたい、3つのこと
上杉神社、稽照殿、米沢市上杉博物館の順に、楽しみ方をご紹介します。
1. 上杉神社と松岬神社で、米沢城の跡を歩く

上杉神社は、戦国の名将の上杉謙信を祀る神社です。境内は米沢城の本丸の跡で、およそ6,300坪あります。1919年(大正8年)の米沢の大火で社殿を焼失し、現在の社殿は、米沢出身の建築家の伊東忠太の設計で、1923年(大正12年)に完成しました。御由緒(上杉神社) ↗
境内の摂社の松岬神社には、上杉景勝、上杉鷹山、直江兼続らが祀られています。境内には、鷹山が藩主の心得を記した「伝国の辞」の石碑が建っています。御由緒(上杉神社) ↗ 開門の時間は、4月1日から10月末が6時から17時、11月1日から3月末が7時から17時です。17時を過ぎると、社殿の前まで進めなくなるので、夕方の参拝は時間に余裕を持ちます。ご参拝の案内(上杉神社) ↗
2. 稽照殿で、上杉家の宝物を見る

稽照殿は、上杉神社の宝物殿です。大正8年の米沢大火のあと、神社の再建にあわせて創設され、上杉景勝、直江兼続、上杉鷹山の遺品や、絵画・古文書・刀剣・甲冑などを収蔵しています。稽照殿について(稽照殿) ↗
開館時間は9:30から16:00(最終入館は15:45)で、拝観料は一般700円、高大生400円、小中生300円です。ご利用案内(稽照殿) ↗ 開館するのは3月中旬から11月25日までで、冬の間は閉まっているので、この時期を外して日を決めます。展示は入れ替わるので、見たい宝物がある場合は、展示の期間を稽照殿の公式サイトで確かめます。
3. 米沢市上杉博物館で、国宝と城下町の歴史を知る

米沢市上杉博物館は、上杉氏ゆかりの品々と国宝を収蔵する博物館です。常設展示室の「上杉文華館」では、国宝の「上杉本洛中洛外図屏風」(複製、または原本)と、国宝の「上杉家文書」を常時展示しています。上杉文華館(米沢市上杉博物館) ↗
開館時間は9:00から17:00(入館は16:30まで)です。休館日は、4月から11月が毎月第4水曜日、12月から3月が毎週月曜日です。常設展の入館料は、一般410円、高大生210円で、小中生の料金と団体の料金は公式の案内で確かめます。企画展の期間は料金が変わります。入館料(米沢市上杉博物館) ↗ 屏風の原本を展示する期間は年に限られるので、原本を見たい場合は、展示の期間を公式サイトで確かめます。上杉文華館(米沢市上杉博物館) ↗
一日の過ごし方
午前に上杉神社、午後に稽照殿と博物館を回る組み立てです。
以下の時刻は旅の組み立て例です。山形新幹線とバスの時刻は、乗る日の案内で確かめて選びます。
- 08:00東京駅
- 山形新幹線・バス10:40上杉神社
- 徒歩12:00米沢牛などの昼食
- 徒歩13:00稽照殿
- 徒歩14:00米沢市上杉博物館
- バス16:30米沢駅
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 08:00 | 東京駅から山形新幹線に乗り、米沢駅へ向かう(約2時間10分) |
| 10:10 | 米沢駅に着き、バス乗り場へ向かう |
| 10:40 | バスで上杉神社前へ向かい、上杉神社と松岬神社を参拝する |
| 12:00 | 米沢牛などの昼食をとる |
| 13:00 | 稽照殿で、上杉家の宝物を見る |
| 14:00 | 米沢市上杉博物館で、国宝と常設展を見学する |
| 16:00 | バスで米沢駅へ戻り、おみやげを選ぶ |
| 16:30 | 米沢駅から、山形新幹線で帰る |
稽照殿の最終入館は15:45、博物館の入館は16:30までなので、昼食を長引かせずに、午後の2か所を先に回ります。昼食の店は編集上の候補で、営業日や時間を確かめてから決めます。雨の日は、境内の散策を短くして、稽照殿と博物館を長めに回します。
アクセスと予算
東京駅から米沢駅までは、山形新幹線で約2時間10分です。アクセス(米沢観光ナビ) ↗ 新幹線の時刻と料金は、JR東日本の案内で確かめます。
米沢駅から上杉神社までは、約2kmです。バスは、「上杉神社前(上杉城史苑)」で降ります。アクセス(上杉神社) ↗ 米沢市上杉博物館の公式サイトも、同じ「上杉神社前(上杉城史苑)」を最寄りのバス停としています。交通アクセス(米沢市上杉博物館) ↗ タクシーなら、米沢駅から約10分です。バスの時刻と運賃は、米沢市の市民バスの案内で確かめます。
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 稽照殿の拝観料(確認済みの料金) | 700円 |
| 米沢市上杉博物館の入館料(常設展、確認済みの料金) | 410円 |
| 昼食(米沢牛など) | 1,000〜3,000円 |
| 計画上の合計 | 2,110〜4,110円 |
昼食は編集上の目安です。企画展の期間の博物館の料金、東京と米沢を結ぶ新幹線の運賃と特急料金、バスの運賃は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。
車でお出かけの場合は、東北中央自動車道の米沢中央ICから、博物館まで約4kmです。上杉神社と稽照殿には専用の駐車場がなく、公園のお堀の北側にある、市営の「おまつり広場駐車場」を使います。アクセス(上杉神社) ↗ 博物館の駐車場は120台で、無料です。交通アクセス(米沢市上杉博物館) ↗ 米沢には地酒を出す店や、お酒を扱う店があるので、運転する人は、飲まない前提で店を選びます。
出かける前に確認したいこと
開館の期間と、休みの日で、回れる範囲が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。
稽照殿の開館期間を確かめる。 開館は3月中旬から11月25日までです。休館日は、8月を除く第2水曜日と、展示替えの期間(7月の第2水曜日から金曜日)です。2月の上杉雪灯篭まつりの期間(第2土日)は開館しています。ご利用案内(稽照殿) ↗
博物館の休館日を確かめる。 4月から11月は毎月第4水曜日、12月から3月は毎週月曜日が休みで、年末年始は休館です。臨時の休館もあります。米沢市上杉博物館 ↗
境内の通行を確かめる。 上杉神社の南口の菱門橋は、補修のため使えない時期があります。入口は、神社の公式サイトの案内で確かめます。ご参拝の案内(上杉神社) ↗
御朱印を受ける場合は、時間を守る。 受付は8時半から17時で、上杉神社と松岬神社の2社があり、初穂料は各500円です。受付は上杉神社の社務所だけです。ご参拝の案内(上杉神社) ↗
帰りの新幹線は、乗る前に確かめる。 山形新幹線の時刻はJR東日本の案内で、バスの時刻は米沢市の市民バスの案内で確かめます。
東北で、ほかの行先を探すなら、山寺の日帰りガイド →や、会津若松の日帰りガイド →もあります。山寺は山形新幹線と仙山線で石段を上る一日、会津若松は城下町を歩く一日で、本記事とは違う、東北の楽しみ方です。
城下町の神社と、国宝の屏風を、山形新幹線で。次の休日は、米沢へ。
