日帰りトリップ行先の一覧 ↗

箱根日帰りガイド|芦ノ湖で深呼吸、奥湯本の温泉でひと休み

箱根の芦ノ湖と山々の風景
芦ノ湖の景色。撮影当時の風景:Guilhem Vellut / CC BY 2.0(長辺2048pxに縮小)

広告:この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由の予約などにより、当サイトが報酬を受け取る場合があります。

神奈川県・箱根/湖・公園・日帰り温泉
情報確認日:2026年10月4日

湖を眺める時間と、お風呂で休む時間。そのふたつを主役にすると、箱根の日帰り旅はぐっと組み立てやすくなります。

今回は東京方面から自家用車で向かい、芦ノ湖畔の恩賜箱根公園を歩いたあと、奥湯本の「ひがな湯治 天山」へ立ち寄るコースです。湖の周りを何度も移動せず、午後は帰路の方向へ下りながら温泉へ。大涌谷や複数の美術館まで一日に詰め込まず、休憩の時間を残します。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 恩賜箱根公園と奥湯本の天山の見どころと、料金・営業時間・駐車料金
  • 車で回る一日の時間割と、2人で費用を分け合う場合の予算の目安
  • 芦ノ湖で船に乗りたいときの、予定の組み替え方
  • 出かける前に気をつけたいこと(雨や霧の日・冬の道路・湯上がりの運転)

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 湖と山の景色を眺め、外の空気を楽しみたい
  • 観光地を数多く回るより、散歩と温泉に時間を使いたい
  • 2人で車に乗り、荷物や着替えを気軽に持っていきたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京方面。都内の出発位置に合わせて調整
交通手段自家用車1台に大人2人+現地で徒歩
現地まで休憩込みで約3時間を確保する計画。渋滞時は延長
現地滞在(基本)10:00〜16:30の約6時間30分
予算(基本・夕食別)1人4,000〜5,000円を用意する想定(東京からの高速料金・燃料費は別)
歩く量公園・湖畔を合計約2〜3km歩く想定。坂道・階段あり

※時間・距離・予算は、この旅程の編集上の目安です。出発地、経路、渋滞、車の燃費により変わります。レンタカー代は含みません。公共交通で回る場合は、この時間割をそのまま使わず、バスの時刻と乗り換えを含む別の計画にしてください。

箱根で楽しみたい、3つのこと

芦ノ湖畔の公園、湖畔での昼食、奥湯本の温泉の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 恩賜箱根公園で、湖を見渡す場所を探す

恩賜箱根公園の園路とあずまや、奥に箱根の山
恩賜箱根公園の園路と、奥に見える山。写真:Quercus acuta / CC0(パブリックドメイン提供) · 2016年7月撮影(長辺1600pxに縮小)

最初の目的地は恩賜箱根公園。公園の入口からは、歩ける範囲を園内図で決めてから進みましょう。展望を楽しむ場所で立ち止まる時間も含め、1時間30分の滞在を取ります。晴れた日の遠景だけを目的にせず、木々の間から見える湖や足元の季節にも目を向けたいところです。

入園は無料。普通車の駐車料金は平日1回500円、土日祝1回1,000円です。公園内には高低差があるので、階段を避けたい場合は公式のバリアフリー案内を先に確認してください。眺望は天候に左右され、富士山が必ず見えるわけではありません。
恩賜箱根公園の公式案内・園内図 ↗

足元の季節は、公園の「四季の花」のページで見当をつけられます。秋はリンドウやホトトギス、ツワブキなどが休憩所や中央園路のまわりに咲き、紅葉と富士山が並ぶ眺めも紹介されています。冬はサザンカやスイセンの季節で、雪の日の園内の写真も載っています。開花や見ごろは気候で変わるので、目当ての花がある日は公式のInstagramで今の様子を確かめてください。なお、公園は入園自由ですが、湖畔展望館は12月29日から1月3日まで休館です。四季の花(恩賜箱根公園) ↗

2. 芦ノ湖畔で、昼食と小さな散歩

芦ノ湖を進む観光船と、湖を囲む山なみ
芦ノ湖を行く観光船。写真:Joli Rumi / CC BY-SA 4.0 · 2025年11月撮影(長辺1600pxに縮小)

公園を出たら箱根町港周辺で昼食に。湖を眺める時間を残すため、店選びも含めて1時間30分を取っています。食後の散歩は短めにして、午後の温泉へ向かう前に駐車場へ戻りましょう。店の駐車場を使う場合は利用条件に従い、長時間の観光駐車は避けてください。

船に乗りたい場合は、午後の温泉と入れ替える別案に。箱根海賊船の通常の往復運賃は大人3,000円、片道の桃源台〜箱根町・元箱根間は大人1,700円です。船の待ち時間や戻りの便まで含めて計画し、運休時は無理に組み込まないでください。以下の時間割と予算には乗船を含めていません。
箱根海賊船の航路・運賃・運航案内 ↗

3. 奥湯本の「天山」で、帰る前にひと休み

湖畔から奥湯本へ車で移動し、ひがな湯治 天山へ。ここでは入浴だけで予定を埋めず、着替えや水分補給、湯上がりに座る時間を含めて2時間を確保します。運転する人も同乗者も、帰路に疲れを残さない過ごし方を選びましょう。

大人の入館料は1,450円、営業時間は9:00〜23:00、最終受付は22:00。支払いは現金のみです。定休日はありませんが、12月中旬に5日程度の休館が案内されています。臨時の変更や利用条件は出発前に公式サイトを確認し、タオルは持参すると準備が簡単です。
天山の料金・営業時間・施設案内 ↗

一日の過ごし方

まずは早めに帰る基本コースです。夕方・夜まで楽しみたい日は、下の延長プランに切り替えられます。

以下は通常の道路状況を想定した計画です。道路の所要時間を保証するものではなく、混雑する日は立ち寄り先を減らして調整します。

一日のルート
  1. 10:00恩賜箱根公園
  2. 徒歩11:30箱根町港で昼食
  3. 徒歩13:00公園の駐車場
  4. 車14:30ひがな湯治 天山
時刻の目安過ごし方
7:00ごろ東京方面を出発。途中で休憩を取る
10:00〜11:30恩賜箱根公園に駐車し、園内を散策
11:30〜13:00箱根町港周辺で昼食。移動・店選び・待ち時間も含む
13:00〜13:30湖畔を短く散歩し、公園の駐車場へ戻る
13:30〜14:30奥湯本の天山へ車で移動。混雑と駐車の余裕を含む
14:30〜16:30入浴と休憩。着替え・水分補給を含む
16:30ごろ帰路へ。眠気や疲れがあれば出発前に休憩

帰着時刻は渋滞によって大きく変わります。夕方以降に厳密な予定がある日は、温泉を短くするか、出発を早める判断を。湖畔への到着が昼近くになったら、公園散策を短縮し、昼食と温泉を優先するのも一案です。

温泉と夕食まで楽しむなら、奥湯本でゆっくり

基本は恩賜箱根公園・芦ノ湖から奥湯本の天山へ移動し、16:30頃に帰路につくドライブ。延長する日は同じ施設内で休憩と夕食を取り、夜の山道を巡る観光は加えません。

時刻の目安延長する日の過ごし方
16:30湯上がりに休憩。基本コースの出発を見送り、館内で水分補給や休憩。長湯を続けず、運転する人の体調を優先します。
18:00〜19:00山法師で夕食。天山内の食事処「山法師」を候補に。土日祝も夜営業が始まる18時に合わせた計画です。水・木曜や臨時休業日はこの夕食案を使わず、基本コースで帰るか別の食事先を事前に決めます。
19:00〜19:30支度と休憩をして出発。道路状況と眠気を確認して東京方面へ。運転する人は飲酒をせず、必要なら途中でも休憩します。

夕食の候補と営業情報

夕食候補:天山内の滋養料理「山法師」。夜は平日17:30〜21:00(L.O.20:00)、土日祝18:00〜22:00(L.O.21:00)。水・木曜休業、予約不可。自然薯・とろろ料理などを紹介している食事処です。温泉と食事処は営業時間・休業日が異なるため、公式のお知らせも確認してください。

帰りの時間と追加予算

項目基本コース延長プラン
現地を出発天山 16:30頃天山 19:00〜19:30頃
都内に到着東京方面 19:00〜20:00頃東京方面 21:30〜23:00頃
1人の総予算8,000〜11,000円10,500〜15,000円
基本からの追加費用なし+2,500〜4,000円
追加費用の内容—夕食・追加の飲み物
  • 時間は休憩込みの計画目安で、渋滞によりさらに遅れます。自宅までの経路で再計算し、当日中の帰宅に余裕がなければ延長を省いてください。
  • 予算は自家用車1台を大人2人で利用した場合の1人分。延長プランの総予算には追加費用を含みます。特別料理・貸座敷・レンタカー代は含みません。

待ち時間が長い日は夕食を優先せず、帰着目標から逆算して切り上げます。夜の運転に不安がある日や濃霧・積雪の予報では基本コースへ。レンタカーは返却期限に合わせて短縮してください。公共交通を使う場合はこの車の時間割を流用せず、帰りのバスから組み直します。

※夕方・夜の営業情報確認日:2026年9月21日。食事先は編集上の候補で、訪問体験や予約済みの案内ではありません。

アクセスと予算

東京方面からの道路経路は箱根町観光協会 ↗と目的地の公式アクセス案内を確認し、利用直前に道路の規制・渋滞情報を調べてください。天山へはナビの目的地を施設名まで指定し、山道では時間を取り戻そうと急がないことが大切です。

費目大人1人の計画上の予算
恩賜箱根公園の駐車料金を2人で分担250〜500円
昼食1,500〜2,000円
天山の入館料1,450円
飲み物・休憩500〜800円
計画上の合計(現地での出費)3,700〜4,750円
高速料金・燃料費として1台8,000〜12,000円を2人で分担(合計に含めない)4,000〜6,000円

※費用が上限寄りになる場合は、現地の予算を5,000円程度まで増やしてください(高速料金・燃料費は含みません)。道路費用と食費は編集上の想定で、実際の経路による料金計算やメニュー価格ではありません。1人で車を使う場合は分担できないため増額が必要です。レンタカー代、追加駐車料、お土産、貸切の部屋、乗船料などは別途です。

レンタカーを利用するなら、車両代・補償・返却時刻まで含めて再計算してください。

動画で、箱根の景色を見てみる

箱根ナビの英語版サイトの動画紹介ページに掲載されている、小田急電鉄の「HAKONE One-Day Tour」です。箱根全体の景色や旅の雰囲気を知る参考にどうぞ。

もともと海外からの旅行者に向けて作られた英語の映像で、箱根フリーパスで公共交通を乗り継ぐ組み立てになっています。今回のドライブコースや天山の施設案内とは異なります。2017年の公開なので、映像中の料金や運行内容を現在の案内として利用せず、本文の公式リンクで確認してください。

出典:小田急電鉄公式チャンネル「OdakyuMovie」
YouTubeで動画を見る ↗ / 箱根ナビの公式動画紹介 ↗

※動画プレーヤーの読み込み時にGoogle/YouTubeへ接続します。プライバシー強化モードでもIPアドレス等の送信を完全には防げません。自動再生はしません。詳細はGoogleのプライバシーポリシー ↗をご確認ください。再生できない場合は上のYouTubeリンクをご利用ください。

出かける前に確認したいこと

車で山の上の湖まで向かうので、天候と体調への備えが大切です。出発前に次の点を確かめておきましょう。

雨や濃霧の日は、景色を追いかけない。 公園散策は短縮し、温泉で過ごす時間を増やすか、日程を変更しましょう。冬季は積雪・凍結と道路規制を確認し、運転に不安があれば自家用車での計画を見直してください。

入浴後も休憩を。 無理な長湯や飲酒運転を避け、帰路を運転する人の体調を優先します。温泉施設の入館・入浴条件は同行者全員で事前に確認してください。

季節に合わせた支度を。 湖畔は標高があり、夏でも朝夕は気温が下がります。暑い時期は散策中の水分補給を、寒い時期は湖からの風に備えて羽織れるものを用意してください。

湖と温泉だけでも、十分な一日。 渋滞や駐車待ちが長くなったら、観光先を追加しないことが余裕につながります。恩賜箱根公園 ↗と天山湯治郷のお知らせ ↗を出発前に確認しましょう。

次の休日の、もうひとつの候補。

← 次の日帰り旅を探す