山梨県・甲府市/城跡・神社・美術館
情報確認日:2026年10月12日
甲府は、山梨県の県庁所在地で、盆地の真ん中にある街です。駅から徒歩5分の舞鶴城公園には、日本百名城の一つの甲府城の石垣が残り、バスで約8分の武田神社は、武田信玄の館の跡に建っています。新宿駅から中央線の特急で、あずさなら約1時間30分、かいじなら約1時間45分。次の休日は、中央線に乗って、城と館と美術館を、歩いて回りに出かけてみませんか。アクセス(武田神社) ↗
今回ご紹介するのは、新宿駅から甲府駅へ行き、午前は武田神社、午後は舞鶴城公園と山梨県立美術館を回って帰る、日帰りコースです。舞鶴城公園(富士の国やまなし観光ネット) ↗
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 舞鶴城公園、武田神社、山梨県立美術館の見どころと、開館の時間・休みの日・宝物殿の拝観料
- 新宿駅から甲府駅までの行き方と、駅からのバス、一日の時間割
- 予算の目安と、車で行く場合の駐車場の注意
- 出かける前に確かめたいこと(月曜と水曜の休み、バスの時刻、帰りの電車)
※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に武田神社の宝物殿のご案内 ↗と舞鶴城公園の公式観光情報 ↗をご確認ください。
こんな気分の日に
このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。
- 特急一本で、戦国時代の武田氏のゆかりの場所を歩きたい
- 石垣の城跡に上って、盆地と山並みの景色を見たい
- 神社と城のあとに、美術館で絵を見る静かな時間も持ちたい
日帰り旅の基本情報
出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 東京都心(新宿駅から中央線の特急を利用) |
| 交通手段 | 中央線+バス+徒歩 |
| 現地まで | 新宿駅から甲府駅まで、特急あずさで約1時間30分、特急かいじで約1時間45分 |
| 現地滞在(基本) | 約7時間(参拝と見学、昼食、バスの移動を合わせた目安) |
| 予算(基本) | 大人1人1,500〜2,500円程度を用意する想定(稲荷櫓と美術館の入館料、電車とバスは別) |
| 歩く量 | 神社の境内と城跡、美術館の館内を合わせて約5km以内の見込み |
滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学や食事の長さで変わります。
甲府で楽しみたい、3つのこと
武田神社、舞鶴城公園、山梨県立美術館の順に、楽しみ方をご紹介します。
1. 武田神社で、武田氏の館の跡を歩く

武田神社は、武田信虎・信玄・勝頼の3代が60年余りにわたって国の政治を行った「躑躅ヶ崎館」の跡に、1919年(大正8年)に創建された神社です。境内には、館があった当時からの濠・土塁・石垣・古井戸が残っています。武田神社(富士の国やまなし観光ネット) ↗
境内の宝物殿には、国の重要文化財の太刀「吉岡一文字」のほか、武田氏ゆかりの鎧や刀剣が展示されています。拝観料は、2025年4月29日から、大人(高校生以上)が1人500円です。小・中学生の料金と団体の割引は、公式の案内で確かめます。宝物殿(武田神社) ↗ 宝物殿の休館日は毎週水曜日で、見学できる時間は9時30分から16時00分なので、水曜日を避けて日を決めます。宝物殿(武田神社) ↗
2. 舞鶴城公園で、石垣と天守台からの眺めを楽しむ

舞鶴城公園は、甲府城の跡を公園にした場所です。甲府城は、武田氏が滅んだあとの16世紀末に築かれた城で、日本百名城の一つです。公園には、石垣や、復元された稲荷櫓、山手御門などの見どころがあります。舞鶴城公園(富士の国やまなし観光ネット) ↗
天守台からは、甲府盆地を360度見渡せ、富士山や南アルプスも見られると案内されています。公園は散策が自由で、稲荷櫓は9時00分から16時30分(入館は16時00分まで)、月曜日が休みです。祝日の場合は開館し、その翌日が休みです。舞鶴城公園(富士の国やまなし観光ネット) ↗ 一般の方が使える無料の駐車場はないので、車の場合は周辺の有料駐車場を使います。甲府城(舞鶴城公園)のご案内(富士の国やまなし観光ネット) ↗
3. 山梨県立美術館で、ミレーの作品を見る

山梨県立美術館は、1978年の開館以来「ミレーの美術館」として親しまれている美術館です。最初の収蔵品の、ジャン=フランソワ・ミレーの《種をまく人》をはじめ、バルビゾン派の作品を、「ミレー館」で紹介しています。ほかに、山梨ゆかりの作家を紹介する「テーマ展示室」と、「萩原英雄記念室」があります。山梨県立美術館(富士の国やまなし観光ネット) ↗
開館時間は9時00分から17時00分で、入館は16時30分までです。休館日は月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(日曜日の場合は開館)、年末年始で、このほか臨時の休館があります。観覧料は展覧会ごとに違うので、行く日の展示とあわせて確かめます。山梨県立美術館(富士の国やまなし観光ネット) ↗ 舞鶴城公園の稲荷櫓も美術館も月曜日が休みなので、月曜日を避けると、3か所とも回れます。
一日の過ごし方
午前に武田神社、午後に舞鶴城公園と山梨県立美術館を回る組み立てです。
以下の時刻は旅の組み立て例です。中央線の特急とバスの時刻は、乗る日の案内で確かめて選びます。
- 08:00新宿駅
- 中央線・バス10:15武田神社
- バス12:30甲府駅周辺の昼食
- 徒歩13:30舞鶴城公園
- バス15:15山梨県立美術館
- バス16:45甲府駅
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 08:00 | 新宿駅から中央線の特急で、甲府駅へ向かう(約1時間45分) |
| 10:00 | 甲府駅北口から、バスで武田神社へ向かう(約8分) |
| 10:15 | 武田神社に着き、参拝して、濠と石垣のある境内を歩く |
| 11:00 | 宝物殿を見学する(拝観は16時00分まで) |
| 12:00 | バスで甲府駅へ戻る(約8分) |
| 12:30 | 駅の周辺で、昼食をとる |
| 13:30 | 駅から徒歩約5分の舞鶴城公園で、石垣と天守台を歩く |
| 14:45 | 甲府駅からバスで、山梨県立美術館へ向かう(約15分) |
| 15:15 | 山梨県立美術館で、ミレー館などを見学する(入館は16時30分まで) |
| 16:45 | バスで甲府駅へ戻り、電車で帰る(約15分) |
美術館の入館が16時30分までなので、午後の予定は、昼食を長引かせずに、14時45分のバスに乗れるように進めます。昼食の店は編集上の候補で、営業日や時間を確かめてから決めます。雨の日は、城跡の散策を短くして、宝物殿と美術館を長めに回します。
アクセスと予算
新宿駅から甲府駅までは、中央線の特急あずさで約1時間30分、特急かいじで約1時間45分です。アクセス(武田神社) ↗ 特急の時刻と料金は、JR東日本の案内で確かめます。
甲府駅から武田神社へは、北口から山梨交通バスの「武田神社」行か「積翠寺」行に乗って、約8分です。アクセス(武田神社) ↗ 舞鶴城公園は甲府駅から徒歩約5分、山梨県立美術館は甲府駅からバスで約15分です。舞鶴城公園(富士の国やまなし観光ネット) ↗ 山梨県立美術館(富士の国やまなし観光ネット) ↗ バスの時刻と運賃は、山梨交通の案内で確かめます。
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 武田神社の宝物殿の拝観料(確認済みの料金) | 500円 |
| 昼食 | 1,000〜2,000円 |
| 計画上の合計 | 1,500〜2,500円 |
昼食は編集上の目安です。稲荷櫓と山梨県立美術館の観覧料、新宿と甲府を結ぶ電車の運賃と特急料金、バスの運賃は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。
車でお出かけの場合は、武田神社に無料の駐車場があり、乗用車154台が停められます。使える時間は9時00分から16時00分で、参拝以外の目的では使えません。アクセス(武田神社) ↗ 山梨県立美術館の駐車場も無料です。山梨県立美術館(富士の国やまなし観光ネット) ↗ 甲府の街なかには、酒類を出す店もあるので、運転する人は、飲まない前提で店を選びます。
出かける前に確認したいこと
休みの日と、バスの時刻で、回れる順番が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。
休みの曜日を確かめる。 武田神社の宝物殿は水曜日、舞鶴城公園の稲荷櫓と山梨県立美術館は月曜日が休みです。月曜日と水曜日を避けると、3か所とも回れます。宝物殿(武田神社) ↗ 舞鶴城公園(富士の国やまなし観光ネット) ↗
休館の知らせを見る。 宝物殿は、祝日や連休の前後、年末年始に休館することがあります。休館の状況は、武田神社(電話055-252-2609)で確かめます。宝物殿(武田神社) ↗
城跡の無料ガイドを使うなら、予約する。 舞鶴城公園では、観光ボランティアの「甲府城御案内仕隊」が、無料で城を案内しています。月曜日と、1月・2月は原則お休みで、予約は10日前までに「やまなし観光推進機構」へ申し込みます。甲府城(舞鶴城公園)のご案内(富士の国やまなし観光ネット) ↗
バスと帰りの電車は、乗る直前に確かめる。 甲府駅発のバスの時刻は山梨交通の案内で、帰りの特急の時刻はJR東日本の案内で確かめます。美術館の閉館は17時00分です。山梨県立美術館(富士の国やまなし観光ネット) ↗
山梨で、ほかの行先を探すなら、昇仙峡の日帰りガイド →や、勝沼の日帰りガイド →もあります。昇仙峡は渓谷を歩く一日、勝沼はぶどう畑とワイナリーを巡る一日で、本記事とは違う、山梨の楽しみ方です。
城と館と、ミレーの絵を、中央線で。次の休日は、甲府へ。
