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町田日帰りガイド|芹ヶ谷公園の版画美術館で浮世絵の戯画を見て、薬師池公園の池と古民家を歩く

木々に囲まれた薬師池の水面と、池に架かる橋
薬師池公園の薬師池(2010年8月撮影)。:NRRH / CC BY-SA 3.0(再圧縮)

東京都・町田市/美術館・公園
情報確認日:2026年10月18日

町田は、東京都の南西部にある町です。小田急線とJR横浜線が交わる町田駅から歩ける芹ヶ谷公園の中に、町田市立国際版画美術館があります。開館日時・観覧料(町田市立国際版画美術館) ↗ 駅からバスで約30分の薬師池公園には、池のまわりに国の重要文化財の旧永井家や、萬葉草花苑などが並んでいます。薬師池公園(町田市) ↗

今回ご紹介するのは、午前に版画美術館で企画展を見て、昼食のあとバスで薬師池公園へ向かい、夕方前に帰る日帰りコースです。電車とバスの時刻は、この記事では確かめられていません。確かめられたことと、出かける前に調べることを分けて書いています。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 町田市立国際版画美術館と薬師池公園の開館・開園時間、休みの日、企画展の料金
  • 企画展「うき世のたわむれ」とミニ企画展「ミロとタピエス」の中身と会期
  • 新宿駅から町田駅へ行き、芹ヶ谷公園を通って美術館へ歩き、バスで薬師池へ向かう道順と、一日の時間割・予算の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(月曜の休み、薬師池の旧永井家の見学条件、ダリア園の会期)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に町田市立国際版画美術館の公式ページ ↗、薬師池公園の公式ページ ↗、電車とバスの時刻表をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 浮世絵の中でも、笑いや風刺を描いた戯画を、まとめて見てみたい
  • 公園の中を歩いて、美術館まで行ってみたい
  • 池のほとりを歩いて、古い農家や万葉の草花を見てみたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地新宿駅(小田急線を利用)
交通手段電車(小田急線)+徒歩+バス(薬師池へ)
現地まで新宿駅から町田駅まで(便は時刻表で選び、町田駅着は10:00の目安)。町田駅から美術館まで徒歩約12〜15分
現地滞在(基本)10:00〜16:30ごろの約6時間半(昼食とバスの移動を含む)
予算(基本)大人1人2,500〜4,000円程度を用意する想定(電車とバスの運賃は別)
歩く量駅から美術館までの徒歩と、薬師池公園の園内の散策が中心。公園内の階段を通る道があり、歩く量は多め

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学や食事の長さで変わります。町田駅から美術館までの徒歩分数は交通案内(町田市立国際版画美術館) ↗、薬師池へのバスの所要時間は薬師池公園(町田市) ↗によるものです。

町田で楽しみたい、3つのこと

町田市立国際版画美術館、芹ヶ谷公園の歩き方、薬師池公園の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 町田市立国際版画美術館で、浮世絵の戯画と戦後スペインの版画を見る

レンガ色の壁の庇の下に入口が並ぶ、町田市立国際版画美術館の外観
町田市立国際版画美術館の外観(2015年9月撮影)。写真:運転太郎 / CC BY 3.0 · 2015年9月撮影(縮小(長辺1920px))

町田市立国際版画美術館は、版画の企画展を開いている町田市立の美術館です。館内には、ミュージアムショップと「喫茶けやき」があります。開館日時・観覧料(町田市立国際版画美術館) ↗ 2026年11月23日までは、企画展「うき世のたわむれ:笑いつづける浮世絵と幕末明治の渦」が開かれています。 館のコレクションを中心に、歌川広重や歌川国芳の戯画、鯰絵や麻疹絵、開化絵、小林清親のポンチ絵などを、前期・後期あわせて約250点並べる展示です。会期は2026年9月12日から11月23日までで、10月15日から後期の展示になっています。うき世のたわむれ(町田市立国際版画美術館) ↗ 観覧料は一般1,000円、大学生・高校生500円で、中学生以下は無料です。同じ時期には、ミニ企画展「ミロとタピエス―戦後スペインの渦 1945-1980」(2026年9月4日から11月23日まで)も開かれていて、こちらは無料です。町田市立国際版画美術館 ↗ 館に入るだけなら無料で、常設展示室の特集展示も無料で見られます。

2. 芹ヶ谷公園を通って、美術館まで歩く

X字形の金属の彫刻から水が流れ落ちる、芹ヶ谷公園の噴水
芹ヶ谷公園の噴水(2015年9月撮影)。写真:運転太郎 / CC BY 3.0 · 2015年9月撮影(縮小(長辺1920px))

美術館は、芹ヶ谷公園の中にあります。町田駅からは徒歩で約12〜15分で、どの駅の出口を使うかで道が変わります。小田急線の東口とJR横浜線の北口からは、原町田大通りを進み、町田街道を渡って「原町田四丁目」のバス停で曲がり、住宅街を抜けて公園に入ります。公園の階段を下りきると、右手に美術館があります。JR横浜線のターミナル口からは、三つ目の信号「版画美術館入口」で町田街道を渡り、急な坂道を下りきると左手に美術館があります。交通案内(町田市立国際版画美術館) ↗ 階段を避けたい人は、バスの「高ヶ坂センター前」で降りる道があります。 町田バスセンター8番乗り場から5つ目で、徒歩約7分、階段はありませんが、バスは1時間に2〜3本程度と案内されています。交通案内(町田市立国際版画美術館) ↗

3. 薬師池公園で、池と古い農家、万葉の草花を歩く

薬師池公園は、もとは田んぼのための溜め池だった薬師池を中心にした公園です。1982年に新東京百景、1998年に東京都指定名勝に選ばれ、2007年には日本の歴史公園100選にも選ばれました。園内には、国の重要文化財の農家「旧永井家」と、東京都指定有形文化財の医家「旧荻野家」があります。薬師池公園(町田市) ↗ 池のまわりには、梅林、椿園、藤棚、花菖蒲園、ハス田があり、萬葉草花苑には、万葉集に詠まれている70種の草花と、260種の山野草が植えられています。薬師池公園(町田市) ↗ 紅葉の見ごろは、11月上旬から12月下旬ごろです。 旧永井家・旧荻野家と萬葉草花苑の見学時間・料金は、公式ページに書かれておらず確かめられていません。売店は水曜日が休みで、やくし茶屋は不定休です。

一日の過ごし方

午前に芹ヶ谷公園を通って美術館をまわり、昼食のあとバスで薬師池公園へ向かい、夕方前に町田駅へ戻る組み立てです。

以下の時刻は、2026年10月の旅の組み立て例です。電車とバスの時刻は時刻表で便を選びます。

一日のルート
  1. 09:30新宿駅
  2. 小田急線10:00町田駅
  3. 徒歩10:30町田市立国際版画美術館
  4. 徒歩12:45町田駅周辺
  5. バス14:30薬師池公園
  6. バス16:30町田駅
時刻の目安過ごし方
09:30新宿駅から小田急線に乗る(便は時刻表で選ぶ)
10:00町田駅に着き、芹ヶ谷公園を通って美術館へ歩く(徒歩約12〜15分)
10:30町田市立国際版画美術館で、企画展とミニ企画展を見る
12:15美術館を出て、町田駅へ戻る(徒歩約15分)
12:45町田駅の周辺で昼食をとる(店は当日の営業を確かめて選ぶ)
14:00町田駅北口21番乗り場から、バスで薬師池へ向かう(約30分)
14:30薬師池公園に着き、池のまわりと旧永井家を歩く
16:00薬師池公園を出て、バスで町田駅へ向かう(時刻表で便を選ぶ)
16:30町田駅から小田急線に乗る(便は時刻表で選ぶ)

美術館は、閉館が17:00(土日祝は17:30)で、入場は閉館の30分前までです。10:30ごろに着いておくと、企画展とミニ企画展を急がずに見られます。 雨の日は、美術館を中心にして、薬師池公園の散策を短くします。

アクセスと予算

東京からは、新宿駅から小田急線に乗って、町田駅で降ります。乗車時間と運賃は確かめておらず、書いていません。乗る前に小田急電鉄の時刻表でご確認ください。町田駅から美術館までは、徒歩で約12〜15分です。交通案内(町田市立国際版画美術館) ↗

薬師池公園へは、小田急町田駅北口の21番乗り場(POPビルの前)から、神奈川中央交通の鶴川行きまたは野津田車庫行きのバスに乗り、「薬師池」か「薬師ヶ丘」で降ります。町田駅から約30分です。薬師池公園(町田市) ↗ バスの時刻と運賃は確かめられていません。

車で出かける場合、美術館には74台の無料の駐車場(9:00〜18:00、休館日は閉場)があります。公園の駐車場は28台で、1時間までは無料、当日の最大料金は800円です。交通案内(町田市立国際版画美術館) ↗ 薬師池公園にも駐車場がありますが、料金は公式ページに書かれていません。酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で、店と過ごし方を選んでください。

美術館は、10:00から17:00(土日祝は17:30、入場は閉館の30分前まで)で、毎週月曜日が休みです。月曜が祝日・振替休日の場合は、その翌日が休みになります。12月28日から1月4日も休みです。開館日時・観覧料(町田市立国際版画美術館) ↗ 薬師池公園は、6:00から18:00(6月から8月は19:00まで)で、年中無休です。薬師池公園(町田市) ↗

費目大人1人の想定
企画展「うき世のたわむれ」(一般、確認済み)1,000円
昼食1,000〜2,000円
カフェ・おやつ・おみやげ500〜1,000円
計画上の合計2,500〜4,000円

大学生・高校生の観覧料は500円で、中学生以下は無料です。障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方は半額になります。東京・ミュージアムぐるっとパスを持っていると、企画展を無料で見られます。10月28日は65歳以上が無料になるシルバーデーです。うき世のたわむれ(町田市立国際版画美術館) ↗ 昼食とおやつ、おみやげは編集上の目安です。電車とバスの運賃は、上の合計に含んでいません。

出かける前に確認したいこと

休みの日、企画展の会期、薬師池公園の見学条件が、行く日を決めるときの手がかりになります。

休みの日。 美術館は月曜日が休みなので、月曜の祝日にあたる日は、その翌日が休みになります。企画展の展示替えなどのために、企画展示室だけを休室する日もあります。町田市立国際版画美術館 ↗ 展示替えの日は、美術館の公式ページの新着情報で確かめてください。

企画展の会期。 「うき世のたわむれ」とミニ企画展「ミロとタピエス」は、どちらも2026年11月23日までです。11月27日からは、ミニ企画展「恩地孝四郎と創作版画の作家たち」(2027年2月23日まで)が始まります。町田市立国際版画美術館 ↗ 町田薬師池公園四季彩の杜のダリア園は、2026年11月3日までで、9:30から16:30(入園は16:00まで)、入園料は高校生以上550円で、中学生以下は無料です。ダリア園(町田市) ↗ 薬師池公園からダリア園までの徒歩の時間は、公式ページに書かれておらず、この日程には入れていません。

薬師池公園の見学条件。 旧永井家・旧荻野家・萬葉草花苑の見学時間、休みの日、料金は、公式ページに書かれていません。問い合わせ先は、町田市の公式ページに載っています。薬師池公園(町田市) ↗ 町田市民文学館の「ことばらんど」は、2026年10月1日から2028年1月4日まで、大規模改修のため休館しているので、この日程には入れていません。町田市民文学館ことばらんど(町田市) ↗

東京の町で、浮世絵や美術をめぐる一日なら、深川の日帰りガイド →もあります。深川は庭園と江戸の町並みをめぐる一日で、本記事の版画と公園をめぐる一日とは違う過ごし方です。同じ多摩の町には、国分寺の日帰りガイド →もあります。

芹ヶ谷公園の美術館と、薬師池の池のほとりで、版画と公園の一日を。次の休みは、町田へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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