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真鶴日帰りガイド|お林の巨樹の森と中川一政美術館、岬の先の三ツ石へ

海の中に二つの大きな岩が立ち、岩の間に注連縄が張られ、手前に青緑色の潮だまりが広がる三ツ石
東側から見た三ツ石(2017年7月撮影)。:Quercus acuta / CC BY-SA 4.0(長辺1800pxに縮小)

神奈川県・真鶴町/半島・森・美術館
情報確認日:2026年10月11日

真鶴は、相模湾へ突き出した半島の町です。半島の中ほどには、樹齢350年以上のクロマツやクスノキが茂る「お林」の森が広がり、先端には、海に三つの岩が並ぶ景勝地の三ツ石があります。町には、1993年に定めた独自の条例「美の基準」があり、町並みや半島の稜線が守られてきました。東京駅から東海道線で約1時間40分です。次の休日は、森と美術館と海を、一本のバスの路線で巡ってみませんか。真鶴の魅力(真鶴町観光協会) ↗

今回ご紹介するのは、東京駅7:42発の東海道線で真鶴駅へ行き、午前に中川一政美術館とお林、午後にケープ真鶴と遠藤貝類博物館、港の遊覧船を回って、真鶴駅16:55発で帰る日帰りコースです。半島の中をバスで進むので、乗る便を先に決める組み立てにしました。アクセス(真鶴町観光協会) ↗

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • お林と中川一政美術館、ケープ真鶴と遠藤貝類博物館、遊覧船の見どころと、開く時間・料金・休みの曜日
  • 東海道線の乗り方と、バスで半島を進む一日の時間割
  • 予算の目安と、確認できなかった情報
  • 出かける前に確かめたいこと(水曜日と平日の休み、遊覧船の運航日、バスの本数)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に真鶴町観光協会 ↗と中川一政美術館 ↗の公式ページをご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 巨木の茂る森を歩いて、森林浴を楽しみたい
  • 海を望む岬と、小さな美術館や博物館を、一日で回りたい
  • 東海道線に乗って、日帰りで半島の先まで出かけたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京都心(東京駅から東海道線を利用)
交通手段東海道線+伊豆箱根バス(ケープ真鶴線)+徒歩
現地まで東京駅7:42発の東海道線で、真鶴駅に9:21着
現地滞在(基本)9:21〜16:55の約7時間35分
予算(基本)大人1人4,100〜5,900円程度を用意する想定(電車とバスは別)
歩く量森の遊歩道と施設の見学を合わせて約4km以内の見込み

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さやバスの待ち時間で変わります。

真鶴で楽しみたい、3つのこと

お林と中川一政美術館、ケープ真鶴と遠藤貝類博物館、遊覧船の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. お林の巨樹の森を歩き、中川一政美術館へ

高い木々の枝葉が重なり合い、木漏れ日が差し込む真鶴半島の森
真鶴半島の森(2017年4月撮影)。写真:Σ64 / CC BY 3.0 · 2017年4月撮影(長辺1600pxに縮小)

「お林」とも呼ばれる真鶴半島自然公園は、樹齢350年以上と言われるクロマツやクスノキ、スダジイなどの巨木が茂る森です。遊歩道がいくつもあり、森林浴や自然観察ができます。魚を育てる「魚つき保安林」として守られてきた森で、神奈川県の天然記念物に指定されています。真鶴半島自然公園(真鶴町観光協会) ↗

中川一政美術館は、お林の樹林に包まれた美術館です。洋画家の中川一政の作品を、約80点から90点、常設やテーマ展示で紹介しています。館内には5つの展示室と茶室があり、隣のお林展望公園には、画伯のアトリエの洋間が復元されています。施設案内(中川一政美術館) ↗ 開館は10:00から16:00まで(入館は15:30まで)で、観覧料は常設展示のとき、大人800円、高校生以下は無料です。公式サイトの上部には「休館日:毎週水曜日」とあり、不定休として開館カレンダーも案内されているので、日付を確かめてから向かいます。施設案内(中川一政美術館) ↗

バスは、真鶴駅から伊豆箱根バスのケープ真鶴行きに乗り、約15分の「中川一政美術館」で降りると、徒歩1分です。運賃は大人片道250円です。アクセス(中川一政美術館) ↗

2. ケープ真鶴と遠藤貝類博物館で、半島の先の海を眺める

大きな松の木の横に、遠藤貝類博物館の看板を掲げた2階建ての建物が建つケープ真鶴
ケープ真鶴と遠藤貝類博物館(2017年10月撮影)。写真:Quercus acuta / CC0(パブリックドメイン提供) · 2017年10月撮影(長辺1600pxに縮小)

三ツ石は、真鶴半島の先端にある景勝地で、初日の出の名所として知られています。駅からバスに乗り、「ケープ真鶴」で降りて向かいます。三ツ石海岸(真鶴町観光協会) ↗ 海岸へ降りるときは、足元と波に気をつけます。ケープ真鶴の建物と設備は、平日が10:00から15:30まで、土日祝が10:00から16:30まで、定休日は水曜日です。ケープ真鶴の開館時間(真鶴町) ↗

ケープ真鶴の2階にある遠藤貝類博物館は、貝類研究家の遠藤晴雄さんが寄贈した、約4,500種5万点の標本を所蔵しています。生きている化石と言われるオキナエビスガイ類は、発見されている約30種のうち、27種を展示しています。遠藤貝類博物館(真鶴町観光協会) ↗ 2026年度から、開館日は土曜日・日曜日・祝日だけになり、開館は10:30から15:30まで(最終入館は15:00)です。入館料は大人300円、小学生から高校生は150円です。遠藤貝類博物館 ↗

3. 真鶴港から遊覧船に乗り、三ツ石の沖へ

青空の下、入り江の奥に家々が斜面に並び、水面に小さな船が浮かぶ真鶴港
真鶴港の入り江(2017年10月撮影)。写真:GuchuanYanyi / CC BY-SA 4.0 · 2017年10月撮影(長辺1600pxに縮小)

真鶴半島遊覧船は、真鶴港と三ツ石の沖を往復する、約30分のクルーズです。海から、奇岩が連なる三ツ石や、真鶴岬の風景を眺められます。運航は10:00発から16:00発まで、毎時0分に出ます。真鶴半島遊覧船(真鶴町観光協会) ↗

乗船料金は、大人(高校生を含む)1,500円、中学生までは1,000円です。荒天の日は欠航することがあり、乗船券は出航の10分前までに買います。真鶴半島遊覧船(真鶴ベイマリーナ) ↗

一日の過ごし方

午前に中川一政美術館とお林、午後にケープ真鶴と遠藤貝類博物館、港の遊覧船を回り、夕方の東海道線で帰る組み立てです。

以下の電車の時刻は、JR東日本の時刻表の便です。バスの時刻は、観光協会の時刻表で乗る日の便を確かめて、表の時刻の前後で組み替えます。

一日のルート
  1. 07:42東京駅
  2. 東海道線09:21真鶴駅
  3. バス10:00中川一政美術館
  4. 徒歩11:15お林
  5. 徒歩12:15昼食
  6. バス13:45遠藤貝類博物館
  7. バス15:00遊覧船
  8. バス16:55真鶴駅
時刻の目安過ごし方
07:42東京駅から東海道線に乗る(約1時間40分)
09:21真鶴駅に着き、3番乗り場からバスに乗る
10:00中川一政美術館に着き、作品を見る(バスで約15分)
11:15お林の遊歩道を歩く
12:15昼食をとる
13:15バスで、ケープ真鶴へ向かう
13:45遠藤貝類博物館を見て、ケープ真鶴で海を眺める
14:45バスで、真鶴港へ向かう
15:00遊覧船に乗り、三ツ石の沖へ向かう(約30分)
15:45真鶴駅へ戻り、おみやげを選ぶ
16:55真鶴駅から東海道線で帰る(東京駅に18:30着)

遠藤貝類博物館は土日祝だけの開館なので、この順で回れるのは、土曜日・日曜日・祝日です。平日に出かけるときは、博物館を外して、午後は遊覧船とケープ真鶴の散策にします。昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、美術館と博物館の屋内を中心にして、お林の散策と遊覧船は取りやめます。

アクセスと予算

東京駅から真鶴駅までは、東海道線で約1時間40分です。東京駅7:42発(土曜・休日)の便は、真鶴駅に9:21に着きます。平日は7:41発で、9:20に着きます。東海道線 宇都宮-熱海 土曜・休日(JR東日本) ↗ 東海道線 宇都宮-熱海 平日(JR東日本) ↗ 帰りの真鶴駅16:55発は、東京駅に18:30に着きます。東海道線 熱海-高崎 土曜・休日(JR東日本) ↗ 東海道線 熱海-高崎 平日(JR東日本) ↗ 運賃は、JR東日本の案内で確かめます。

真鶴駅からのバスは、3番乗り場の伊豆箱根バス「ケープ真鶴線」に乗ります。観光協会(里海ベース)や港へは、「西の浜」で降ります。アクセス(真鶴町観光協会) ↗ 本数は多くないので、乗る前に観光協会の時刻表で、行きと帰りの便を決めておきます。

車で行く場合は、ケープ真鶴に専用の駐車場と県営の駐車場があります。三ツ石海岸(真鶴町観光協会) ↗ 真鶴には酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で店を選びましょう。

費目大人1人の想定
中川一政美術館の観覧料(確認済みの料金)800円
遠藤貝類博物館の入館料(確認済みの料金)300円
遊覧船の乗船料(確認済みの料金)1,500円
昼食1,000〜1,800円
喫茶・おみやげ500〜1,500円
計画上の合計4,100〜5,900円

昼食とおみやげは編集上の目安です。東京と真鶴を結ぶ東海道線の運賃と、バスの運賃は、上の合計に含んでいません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。

出かける前に確認したいこと

休みの曜日と、バスの本数で、回れる順番が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。

水曜日は、ケープ真鶴と美術館が休み。 ケープ真鶴は水曜日が定休日で、中川一政美術館も水曜日が休みと案内されています。遠藤貝類博物館は、平日は閉まっています。出かける日は、土日祝を選ぶのが確実です。ケープ真鶴の開館時間(真鶴町) ↗ 遠藤貝類博物館 ↗

遊覧船は、運航日と天気を確かめる。 荒天の日は欠航になり、冬期には連休の期間もあります。観光協会の案内には、定休日が火曜日から木曜日と書かれているので、乗りたい日は電話(080-1656-0001)で確かめます。真鶴半島遊覧船(真鶴ベイマリーナ) ↗ 真鶴半島遊覧船(真鶴町観光協会) ↗

バスは本数が少ないので、先に便を決める。 半島の中を走るバスは本数が多くありません。行きと帰りの便を決め、帰りの電車に間に合う便を、早めに押さえておきます。アクセス(真鶴町観光協会) ↗

よく歩く一日なので、季節に合わせた備えを。 森の遊歩道と施設の見学で約4kmを見込んでいます。夏は帽子と飲み物、冬は防寒具を用意し、歩きやすい靴で出かけます。

神奈川で、ほかの海辺の日帰りを探すなら、湯河原の日帰りガイド →や、熱海の日帰りガイド →もあります。湯河原は渓流沿いの公園と町営の湯を巡る一日、熱海は駅前の商店街からサンビーチへ下り、日帰り温泉で過ごす一日で、本記事とは違う、相模湾の楽しみ方です。

森と海がつながる半島へ。次の休日は、真鶴へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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