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松戸日帰りガイド|戸定邸と戸定歴史館、松戸市立博物館で歴史をたどる

芝生の庭の向こうに建つ、戸定邸の和風の建物
戸定が丘歴史公園の戸定邸(2009年撮影)。:Wiiii / CC BY-SA 3.0(縮小(長辺1920px))

千葉県・松戸市/歴史・町歩き
情報確認日:2026年10月18日

松戸は、千葉県の北西部、江戸川の西岸に広がる町です。JR常磐線の松戸駅は、東京駅から最短約23分、上野駅から最短約17分で、東京から気軽に出かけられます。交通アクセス(戸定歴史館) ↗ 駅の東口から歩いて約10分の高台にあるのが、戸定が丘歴史公園です。水戸藩最後の藩主だった徳川昭武が、隠居後に暮らした戸定邸と、その資料を展示する戸定歴史館があります。

今回ご紹介するのは、午前に戸定邸と戸定歴史館を見て、昼食のあと京成松戸線で八柱駅へ向かい、午後に21世紀の森と広場の中にある松戸市立博物館をまわる日帰りコースです。電車とバスの時刻は、この記事では確かめられていません。確かめられたことと、出かける前に調べることを分けて書いています。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 戸定邸・戸定歴史館・松戸市立博物館の開館時間、休みの日、料金
  • 昭武の旅の日記と写真を並べた企画展の中身と、博物館の常設展・企画展の見どころ
  • 東京駅から松戸駅へ行き、京成松戸線で八柱駅へ向かう道順と、一日の時間割・予算の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(月曜の休み、再入場できないこと、展示の入れ替わり)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に戸定歴史館の公式ページ ↗、松戸市立博物館の公式ページ ↗、電車とバスの時刻表をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 江戸から明治を生きた人物の、隠居の住まいと庭を見てみたい
  • 昔の旅の日記や写真から、明治の日本を想像してみたい
  • 旧石器時代から団地ができるころまでの、町の歴史を一か所でたどりたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地東京駅(JR常磐線・上野東京ラインを利用)
交通手段電車(JR・京成松戸線)+徒歩・バス
現地まで東京駅から松戸駅まで最短約23分(便は時刻表で選び、松戸駅着は10:00の目安)。駅の東口から戸定歴史館まで徒歩約10分
現地滞在(基本)10:10〜16:30ごろの約6時間(昼食と八柱駅への移動を含む)
予算(基本)大人1人2,130〜3,630円程度を用意する想定(電車とバスの運賃は別)
歩く量駅から公園までの坂と、園内の歩き。八柱駅から博物館までは、バスに乗らなければ徒歩約15分(歩く量は普通)

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学や食事の長さで変わります。駅からの徒歩分数は交通アクセス(戸定歴史館) ↗と利用案内(松戸市立博物館) ↗によるものです。

松戸で楽しみたい、3つのこと

戸定邸、戸定歴史館、松戸市立博物館の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 戸定邸で、徳川昭武の隠居の住まいを見る

松の木の下に建つ、戸定邸の表玄関
戸定邸の表玄関。写真:Suikotei / CC BY-SA 4.0 · 撮影年は不明(縮小(長辺1920px))

戸定邸は、水戸藩の最後の藩主だった徳川昭武が、隠居後に暮らした住まいです。昭武は、旅と写真のほか、焼き物や農作物、養蜂などを楽しんだと、松戸市の展示案内が紹介しています。展示情報(戸定歴史館) ↗ 敷地は、昭武が暮らしたころの約3分の1にあたる戸定が丘歴史公園として残っています。西側は標高25メートルほどの高台で、江戸川や富士山を望めるとされ、昭武が運び上げたコウヤマキやヒヨクヒバの巨木も残っています。施設案内(戸定歴史館) ↗ 庭園は「旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)」として、国の名勝に指定されています。戸定邸の紹介(戸定歴史館) ↗ 戸定邸の見学ガイドは、松戸シティガイドが無料で行っています。戸定邸と戸定歴史館は、どちらも再入場ができないので、昼食に出る前に両方を見終えておくと動きやすくなります。 戸定邸は車いすでの見学ができません(杖は使えます)。

2. 戸定歴史館で、昭武の旅の日記と写真をたどる

瓦屋根の下に入口がある、戸定歴史館
戸定歴史館の外観。写真:麒麟坊 / CC BY-SA 3.0 · 撮影年は不明(なし(原寸))

戸定歴史館では、2026年9月19日から2027年1月11日まで、企画展「タイムスリップ・トラベル―徳川昭武が旅した明治―」が開かれています。昭武が残した旅の日記と写真を中心に、1870年の北海道、1874年の日光・四万・伊香保・富岡、1894年の広島、1903年の京都・大阪・兵庫・奈良・三重、1905年・1908年・1909年の沼津への旅を紹介する展示です。展示情報(戸定歴史館) ↗ 昭武が旅した先には、東京から日帰りで行ける町もあります。日光の日帰りガイド →、伊香保の日帰りガイド →、富岡の日帰りガイド →、沼津の日帰りガイド →も、あわせてどうぞ。展示は前期が2026年11月15日(日)まで、後期が11月17日(火)からで、中身がどう変わるかは公式ページに書かれていません。行く日が決まったら、前期か後期かを確かめておくと安心です。

3. 松戸市立博物館で、三万年の松戸を歩く

斜路の先にガラスの入口がある、松戸市立博物館
松戸市立博物館の入口。写真:Higa4 / CC0 1.0 · 撮影年は不明(縮小(長辺1920px))

松戸市立博物館は、21世紀の森と広場の中にあります。常設展示は、旧石器・縄文時代から団地の誕生まで、三万年の歴史を扱っています。館の概要(松戸市立博物館) ↗ 館内案内図には、2階に「人類の登場」「狩りと採集のムラ」「稲作社会の誕生」「下総国のはじまり」「武士と民衆」「町場と村」「都市へのあゆみ」「二十世紀梨の誕生」などの展示の名前があり、1階には復元された竪穴住居があります。館内施設(松戸市立博物館) ↗ 2026年11月8日までは、企画展示室で「てきおう!先史松戸の生存戦略」と「牧を駆ける―野馬奉行・牧士・村人たち」も開かれています。松戸市立博物館 ↗ 企画展の観覧料は、公式ページに書かれていません。展示室の見学時間や、館内のどこで休めるかは確かめられていないので、公式の案内でご確認ください。

一日の過ごし方

午前に戸定邸と戸定歴史館、昼食のあと京成松戸線で八柱駅へ、午後に松戸市立博物館をまわる組み立てです。

以下の時刻は、2026年10月の旅の組み立て例です。電車とバスの時刻は時刻表で便を選びます。

一日のルート
  1. 09:30東京駅
  2. JR常磐線10:00松戸駅
  3. 徒歩10:20戸定邸
  4. 徒歩11:15戸定歴史館
  5. 徒歩12:30松戸駅周辺
  6. 京成松戸線14:30八柱駅
  7. バス14:40松戸市立博物館
  8. 徒歩16:45八柱駅
時刻の目安過ごし方
09:30東京駅からJR常磐線(上野東京ライン)に乗る(便は時刻表で選ぶ)
10:00松戸駅に着き、東口から戸定が丘歴史公園へ歩く(徒歩約10分)
10:20戸定邸を見学する
11:15戸定歴史館で、企画展を見る
12:15公園の高台を歩いて、松戸駅へ戻る
12:30松戸駅の周辺で昼食をとる(店は当日の営業を確かめて選ぶ)
13:45松戸駅から京成松戸線に乗り、八柱駅へ向かう(便は時刻表で選ぶ)
14:30八柱駅からバスに乗り、森のホール21・公園中央口で降りる(乗車約5分、徒歩なら約15分)
14:40松戸市立博物館で、常設展と企画展を見る
16:15博物館を出て、八柱駅へ向かう
16:45八柱駅から京成松戸線に乗る(松戸駅でJR常磐線に乗り換え、便は時刻表で選ぶ)

博物館は、入館が閉館の30分前の16:30までです。午後は14:30ごろまでに着いておくと、常設展を落ち着いて見られます。 雨の日は、屋内の戸定邸・戸定歴史館・博物館を中心にして、公園の散策を短くします。

アクセスと予算

東京からは、東京駅からJR常磐線(上野東京ライン)に乗って松戸駅で降ります。上野駅からは最短約17分、東京駅からは最短約23分です。乗車時間のほかの条件や運賃は確かめておらず、書いていません。乗る前にJR東日本の時刻表でご確認ください。交通アクセス(戸定歴史館) ↗

松戸駅の東口から戸定歴史館までは徒歩約10分です。バスなら、東口から1つ目の「戸定歴史館」で降りて(約2分)徒歩約3分、西口からなら4つ目の「戸定歴史館」で降りて(約3分)徒歩約3分です。交通アクセス(戸定歴史館) ↗ 午後の博物館へは、京成電鉄松戸線の八柱駅、またはJR武蔵野線の新八柱駅から、徒歩15分です。八柱駅・新八柱駅からは、京成バス千葉ウエストのバスのりば3番から小金原循環・新松戸駅行に乗り、「森のホール21・公園中央口」で降りる道もあります(乗車約5分)。利用案内(松戸市立博物館) ↗ 京成松戸線の所要時間と運賃、バスの時刻と運賃は確かめられていません。

車で出かける場合、戸定歴史館には無料の駐車場があり、乗用車46台が停められます。交通アクセス(戸定歴史館) ↗ 松戸市立博物館には来館者専用の駐車場がなく、21世紀の森と広場の東駐車場か、森のホール21の駐車場(いずれも1日500円)を使い、そこから徒歩約4分です。利用案内(松戸市立博物館) ↗ 酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で、店と過ごし方を選んでください。

戸定歴史館と戸定邸は、9:30から17:00(入館は16:30まで)で、月曜日(祝日の場合はその翌平日)と年末年始(12月28日から1月4日)が休みです。戸定が丘歴史公園は、9:00から17:00に入れます。戸定歴史館(松戸市) ↗ 松戸市立博物館は、9:30から17:00(入館は閉館の30分前まで)で、毎週月曜日が休みです(祝日・休日にあたる場合は開館し、翌日が休み)。松戸市立博物館 ↗

費目大人1人の想定
戸定邸・戸定歴史館の共通券(一般、確認済み)320円
松戸市立博物館の観覧料(一般、確認済み)310円
昼食1,000〜2,000円
カフェ・おやつ・おみやげ500〜1,000円
計画上の合計2,130〜3,630円

戸定邸だけなら250円、戸定歴史館だけなら150円で、共通券が320円です。高校生・大学生は、戸定邸100円、戸定歴史館100円、共通券160円で、中学生以下は無料です。施設案内(戸定歴史館) ↗ 歴史館で特別展示があるときは、この料金が当てはまらないことがあるので、現在の企画展の料金は窓口か公式でご確認ください。松戸市立博物館は、高校生・大学生が150円で、中学生以下は無料です。利用案内(松戸市立博物館) ↗ 昼食とおやつ、おみやげは編集上の目安です。電車とバスの運賃は、上の合計に含んでいません。

出かける前に確認したいこと

休みの日、展示の入れ替わり、再入場できないことが、行く日を決めるときの手がかりになります。

休みの日。 戸定歴史館・戸定邸も松戸市立博物館も月曜日が休みです。戸定歴史館は展示替えの期間にも休むことがあり、企画展の期間中は、2026年10月は19日・26日、11月は2日・9日・16日・24日・30日、12月は7日・14日・21日・28日から31日が休みとされています。戸定歴史館(松戸市) ↗ 松戸市立博物館は、この日程のほかに、館内整理日の2026年11月27日、12月25日、2027年1月22日、2月26日、3月26日も休みで、年末年始は12月28日から1月4日です。利用案内(松戸市立博物館) ↗

再入場と見学の条件。 戸定邸と戸定歴史館は、一度出ると再入場できません。戸定邸は、車いすでの見学ができません。5人以上の団体で見学ガイドを頼むときは、希望日の2週間前までの事前予約が必要です。施設案内(戸定歴史館) ↗ ペットを連れての入園はできません。戸定が丘歴史公園(松戸市) ↗

展示の入れ替わり。 戸定歴史館の企画展は、前期が11月15日まで、後期が11月17日からです。松戸市立博物館の2つの企画展は、11月8日までです。博物館の公式ページには、バーチャルツアーが不具合のため休止中とあります。松戸市立博物館 ↗ 松戸駅の周辺の昼食の店と、京成松戸線・バスの時刻は確かめられていないので、当日の時刻表と公式情報でご確認ください。

東京の東の町で、昔の暮らしと人をたどる日帰りなら、柴又の日帰りガイド →もあります。柴又は参道と彫刻を歩く一日で、本記事の邸宅と歴史の展示をめぐる一日とは違う過ごし方です。

昭武の旅の日記と、三万年の松戸。次の休みは、松戸へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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