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世田谷日帰りガイド|世田谷線で松陰神社と代官屋敷、豪徳寺の招き猫を歩く一日

緑の木々に囲まれた参道の先に立つ、松陰神社の黒い鳥居と社号標
松陰神社の鳥居と社号標(2017年4月撮影)。:Nesnad / CC BY-SA 4.0(縮小(長辺1920px))

東京都・世田谷区/まち歩き・寺社
情報確認日:2026年10月19日

世田谷は、東京都の西側にある区です。東急世田谷線は、三軒茶屋駅から下高井戸駅までを走る全長5.0kmの電車で、沿線に松陰神社、世田谷代官屋敷、豪徳寺があります。世田谷線(東急) ↗ 松陰神社は松陰神社前駅から徒歩約3分、世田谷代官屋敷は上町駅から徒歩約5分、豪徳寺は宮の坂駅から徒歩5分です。松陰神社のアクセス ↗

今回ご紹介するのは、渋谷から東急田園都市線で三軒茶屋へ行き、世田谷線に乗り換えて、午前に松陰神社、午後に世田谷代官屋敷と豪徳寺をまわる日帰りコースです。田園都市線と世田谷線の時刻は、この記事では確かめられていません。確かめられたことと、出かける前に調べることを分けて書いています。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 松陰神社・世田谷代官屋敷・世田谷区立郷土資料館・豪徳寺の開門(開館)時間、休みの日、料金
  • 2026年秋の座敷公開の日程と、松陰神社の秋の例大祭の日程
  • 世田谷線に乗って3か所をまわる一日の時間割と、運賃・予算の目安
  • 出かける前に確かめたいこと(月曜の休み、豪徳寺の拝観料の案内、日付のある催し)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に松陰神社の公式サイト ↗、世田谷代官屋敷(世田谷区) ↗、豪徳寺の公式サイト ↗をご確認ください。

こんな気分の日に

このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。

  • 路面を走る小さな電車に乗って、住宅街のなかの寺社をめぐってみたい
  • 江戸時代の代官屋敷の茅葺きの建物を、庭と一緒に見てみたい
  • 招き猫が並ぶお寺と、幕末の人物の墓所を、1日で歩いてみたい

日帰り旅の基本情報

出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地渋谷駅(東急田園都市線を利用)
交通手段電車(田園都市線・世田谷線)+徒歩
現地まで渋谷駅から三軒茶屋駅まで田園都市線、世田谷線に乗り換えて松陰神社前駅へ(便は時刻表で選び、松陰神社前駅着は10:15の目安)
現地滞在(基本)10:00〜16:30ごろの約6時間半(昼食と移動を含む)
予算(基本)大人1人1,880〜3,880円程度を用意する想定(田園都市線の運賃は別)
歩く量駅から各所までは徒歩約3〜5分で、境内と屋敷を歩く。境内の階段や砂利道は確かめられておらず、歩く量は少なめから中くらい

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学や食事の長さで変わります。駅から松陰神社までの徒歩は松陰神社のアクセス ↗、駅から代官屋敷までの徒歩は世田谷代官屋敷(世田谷区) ↗、駅から豪徳寺までの徒歩は豪徳寺の公式サイト ↗によるものです。

世田谷で楽しみたい、3つのこと

松陰神社、世田谷代官屋敷と郷土資料館、豪徳寺の順に、楽しみ方をご紹介します。

1. 松陰神社で、墓所と松下村塾の模築を見る

木々に囲まれた、瓦屋根の平屋の建物と縁側、手前に竹の柵
松陰神社の松下村塾の模築(2017年4月撮影)。写真:Nesnad / CC BY-SA 4.0 · 2017年4月撮影(縮小(長辺1600px))

松陰神社は、東急世田谷線の松陰神社前駅から、松陰神社通り商店街を北へ歩いて約3分です。松陰神社のアクセス ↗ 境内には、吉田松陰と幕末の烈士の墓所、松陰が塾主を務めた松下村塾の模築、ゆかりの方から奉納された石灯籠、吉田松陰の像があります。松陰神社 ↗ 神社の開門は7:00から17:00で、お守りやお神札の授与所は9:00から17:00です(社務所の休務日を除く)。 ご祈祷の受付は9:00から15:50までです。2026年の秋の例大祭では、10月27日から11月3日まで花展が開かれ、墓所への献華のほか、手水舎と松下村塾(模造)にも花がいけられます。

2. 世田谷代官屋敷と郷土資料館で、江戸時代の役宅を見る

庭の木々の向こうに見える、茅葺き屋根の世田谷代官屋敷の主屋
世田谷代官屋敷の主屋(2016年5月撮影)。写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 · 2016年5月撮影(縮小(長辺1600px))

世田谷代官屋敷は、東急世田谷線の上町駅から徒歩約5分の場所にあります。江戸時代の中ごろから、彦根藩の世田谷領20か村の代官を代々つとめた大場家の役宅で、大名領の代官屋敷としては都内で唯一とされています。主屋と表門は1978年に国の重要文化財に指定されました。世田谷代官屋敷(世田谷区) ↗ 開館は9:00から17:00で、入場は無料です。座敷の公開は2026年10月1日から12月9日までの13:00から16:00で、それ以外の時間は土間から見学できます。 世田谷区立郷土資料館は、代官屋敷の敷地内にあり、9:00から16:30まで、入館は無料です。世田谷区立郷土資料館 ↗

3. 豪徳寺で、招福猫児の奉納所と井伊家墓所を歩く

木の棚に、白い招き猫が大小たくさん並んでいる
豪徳寺の招福猫児の奉納所(2023年7月撮影)。写真:Ménestor / CC0 · 2023年7月撮影(縮小(長辺1600px))

豪徳寺は、世田谷線の宮の坂駅から徒歩5分で、拝観時間は6:00から17:00です。豪徳寺の公式サイト ↗ 境内の招福殿には、参詣者が奉納した大小さまざまな招福猫児(招き猫)が並びます。ほかに、幕末の大老・井伊直弼と歴代の彦根藩主の墓所(2008年に国の史跡)、1677年建立の仏殿、2006年落慶で高さ22.5mの三重塔、区内最古とされる1679年鋳造の梵鐘があります。境内のご案内(豪徳寺) ↗ 寺務所の受付は8:00から15:00までなので、御朱印や授与品を考えているなら、午後は早めに着くのがおすすめです。 拝観料は、公式ページに記載がなく、確かめられていません。

一日の過ごし方

午前に松陰神社、昼食のあと世田谷代官屋敷と郷土資料館、夕方前に豪徳寺をまわり、宮の坂駅から帰る組み立てです。

以下の時刻は、2026年10月から11月の火曜日から日曜日(祝日を除く)を想定した旅の組み立て例です。田園都市線と世田谷線の便は時刻表で選びます。

一日のルート
  1. 09:30渋谷駅
  2. 東急田園都市線10:00三軒茶屋駅
  3. 世田谷線10:15松陰神社前駅
  4. 徒歩10:30松陰神社
  5. 徒歩12:00松陰神社通り商店街
  6. 世田谷線と徒歩13:15世田谷代官屋敷
  7. 世田谷線と徒歩15:00豪徳寺
  8. 徒歩16:30宮の坂駅
時刻の目安過ごし方
09:30渋谷駅から東急田園都市線に乗る(便は時刻表で選ぶ)
10:00三軒茶屋駅で世田谷線に乗り換え、松陰神社前駅へ向かう(便は時刻表で選ぶ)
10:15松陰神社前駅から、松陰神社通り商店街を歩いて松陰神社へ(徒歩約3分)
10:30松陰神社で、墓所と松下村塾の模築を見る(7:00に開門)
12:00松陰神社通り商店街で昼食をとる(店は当日の営業を確かめて選ぶ)
13:00世田谷線で上町駅へ行き、世田谷代官屋敷へ歩く(徒歩約5分)
13:15世田谷代官屋敷の座敷公開(13:00〜16:00)と、郷土資料館を見る
14:45上町駅から世田谷線で宮の坂駅へ向かう(便は時刻表で選ぶ)
15:00豪徳寺へ歩き、招福殿と井伊家墓所、三重塔を見る(宮の坂駅から徒歩5分)
16:30宮の坂駅から世田谷線に乗り、三軒茶屋駅で田園都市線に乗り換える(便は時刻表で選ぶ)

代官屋敷と郷土資料館は月曜日が休みで、月曜が祝日のときは翌日も休みです。 月曜と祝日の翌日を避けて日を決めると、順番どおりにまわれます。雨の日は、代官屋敷の土間と郷土資料館の展示を中心にして、境内の散策を短くします。

アクセスと予算

東京からは、渋谷駅から東急田園都市線で三軒茶屋駅へ行き、世田谷線に乗り換えます。田園都市線と世田谷線の乗車時間と時刻は、確かめておらず、書いていません。乗る前に世田谷線 ↗と田園都市線 ↗の時刻表でご確認ください。世田谷線の駅は、三軒茶屋から順に、西太子堂、若林、松陰神社前、世田谷、上町、宮の坂、山下、松原、下高井戸です。このコースでは、松陰神社前、上町、宮の坂の3駅を使います。

世田谷線の運賃は、乗る区間によらない均一制で、金額は東急の運賃のページに載っています。運賃について(東急) ↗ このコースは、三軒茶屋から松陰神社前、松陰神社前から上町、上町から宮の坂、宮の坂から三軒茶屋と4回乗ります。当日に限り何回でも乗り降りできる世田谷線散策きっぷは、大人380円、こども190円です。世田谷線散策きっぷ(東急) ↗ 紙のきっぷは、三軒茶屋駅か下高井戸駅で買えます。

車で出かける場合、松陰神社には有料の駐車場が20台分あります。料金は、最初の20分が無料で、そのあと120分までは20分ごとに220円(税込)です。2026年10月25日(日)は、境内で商店街のイベントがあるため、駐車場を使えません。アクセス(松陰神社) ↗ 酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で、店と過ごし方を選んでください。

松陰神社は、開門が7:00から17:00で、授与所は9:00から17:00です。世田谷代官屋敷は、9:00から17:00で、月曜日、祝日(月曜が祝日の場合は翌日も)、年末年始(12月29日から1月3日)が休みです。郷土資料館は、9:00から16:30までで、休みの日は代官屋敷と同じです。豪徳寺は、拝観時間が6:00から17:00です。

費目大人1人の想定
世田谷線の散策きっぷ(確認済み)380円
世田谷代官屋敷・郷土資料館(確認済み)無料
昼食1,000〜2,000円
カフェ・おやつ・授与品500〜1,500円
計画上の合計1,880〜3,880円

上の合計に、田園都市線の運賃は含んでいません。松陰神社と豪徳寺の拝観料は、公式ページに記載がなく、確かめられていません。昼食とおやつ、授与品は編集上の目安です。

出かける前に確認したいこと

月曜の休み、日付のある催し、豪徳寺の案内が、行く日を決めるときの手がかりになります。

休みの日。 世田谷代官屋敷と郷土資料館は、月曜日が休みです。2026年は、座敷公開も10月12日、10月13日、11月23日、11月24日が休みで、11月3日(文化の日)は開館します。荒天などで座敷公開が急に中止になることもあります。世田谷代官屋敷(世田谷区) ↗ 郷土資料館は、企画展示の期間中と前後1週間は、常設展示の一部(民俗・美術)を見られません。世田谷区立郷土資料館 ↗

日付のある催し。 松陰神社では、2026年10月27日から11月3日まで秋季例大祭の花展が開かれ、特別御朱印符が頒布されます(10月29日は授与所が休務のため頒布なし)。10月24日から12月6日の指定日には、七五三の撮影会があります(受付は9:00〜14:30)。松陰神社 ↗ 世田谷代官屋敷の座敷公開は2026年12月9日までです。

豪徳寺の案内。 豪徳寺の公式サイトには、閉門時間を寺の事情で変えることがあるとのお知らせがあります。拝観料の記載はなく、お知らせの一覧に、ガイド活動についての案内もあります。豪徳寺の公式サイト ↗

東京の町歩きなら、同じ東京都の吉祥寺の日帰りガイド →や国分寺の日帰りガイド →もあります。吉祥寺は美術館と池と動物園、国分寺は湧水の庭園と古い寺の跡を歩く一日で、本記事の世田谷線沿線の寺社と代官屋敷とは違う過ごし方です。

小さな電車に乗って、松陰神社と代官屋敷と招き猫のお寺を。次の休みは、世田谷へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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