福島県・白河市/城跡・庭園の散策
情報確認日:2026年10月14日
白河は、福島県の南部にある、小峰城と南湖公園で知られる城下町です。東京駅から東北新幹線のなすのに乗ると、1時間20分ほどで新白河駅に着きます。時刻表 なすの253号(JR東日本) ↗ 市内の小峰城跡は国指定の史跡で、木造で復元された三重櫓と前御門が見られます。小峰城跡(白河市) ↗ 次の休日は、新幹線と在来線で、城跡と庭園の一日を過ごしてみませんか。白河市の公式サイト ↗
今回ご紹介するのは、東京駅8:26発の新幹線で新白河駅へ行き、東北本線で白河駅へ移って、午前は小峰城跡を歩き、午後はバスで南湖公園へ向かって、夕方の新幹線で帰る日帰りコースです。時刻表 新白河→白河(JR東日本) ↗
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 小峰城跡の見どころと、三重櫓の開放時間
- 南湖公園の成り立ちと、翠楽苑の開園時間・料金
- 東京駅から新白河駅・白河駅までの電車の時刻と、帰りの新幹線から逆算した一日の時間割
- 予算の目安と、出かける前に確かめたいこと(開放時間の季節による違い、清水門の工事、バスの時刻)
※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に白河市 ↗、白河観光物産協会 ↗の公式サイトをご確認ください。
こんな気分の日に
このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。
- 復元された三重櫓や石垣のある城跡を、ゆっくり歩きたい
- 湖のほとりの公園で、景色と庭園を眺めて過ごしたい
- 新幹線で、東京から日帰りの遠出をしたい
日帰り旅の基本情報
出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 東京都心(東京駅から東北新幹線を利用) |
| 交通手段 | 新幹線+東北本線+バス+徒歩 |
| 現地まで | 東京駅8:26発のなすの253号で、新白河駅に9:45着(約1時間20分) |
| 現地滞在(基本) | 9:45〜16:50の約7時間 |
| 予算(基本) | 大人1人1,850〜3,850円程度を用意する想定(翠楽苑の入園券350円を含む。JRとバスの運賃は別) |
| 歩く量 | 小峰城跡と南湖公園の散策を合わせて、約4〜5kmの見込み |
滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。
白河で楽しみたい、3つのこと
小峰城跡、南湖公園、白河関跡の順に、楽しみ方をご紹介します。
1. 小峰城跡で、木造の三重櫓と石垣を見る

小峰城跡は、JR白河駅の北方およそ500メートルに本丸があります。2010年に国の史跡に指定され、三重櫓と前御門は、それぞれ1991年と1994年に木造で復元されました。小峰城跡(白河市) ↗
2011年の東日本大震災では石垣の一部が崩れ、修復は2019年3月に終わっています。現在は、最大の門櫓だった清水門の復元整備が、2023年から進められています。小峰城跡(白河市) ↗ 三重櫓に入れるのは、4月から9月が9:00から17:00、10月から3月が9:00から16:00です。小峰城 三重櫓・仮設昇降階段・矢之門の開放時間(白河市) ↗
2. 南湖公園で、湖と庭園をめぐる

南湖公園は、1801年に藩主の松平定信が築いた庭園です。身分に関係なく誰もが楽しめるという「士民共楽」の考え方でつくられました。湖水面積は17.7ヘクタール、周囲は約2キロメートルで、那須連峰や関山を借景にしています。南湖公園(白河市) ↗
園内には「南湖十七景」と呼ばれる景勝地が点在しています。湖を見渡せる共楽亭は、市の指定重要文化財で、内部は通常は公開されていません。南湖公園(白河市) ↗ 庭園の翠楽苑は、入園券が大人350円、中・高生170円で、小学生以下は無料です。入園と呈茶のセットは、大人850円です。9:00から17:00の開園で、12月から3月は16:30までです。南湖公園(白河市) ↗
3. 白河関跡は、車の日に足をのばす

白河関跡は、奈良時代から平安時代ころの国境の関で、奥州三古関の一つとされています。歌枕として知られ、芭蕉も「白河の関にかかりて旅ごころ定まりぬ」と書き残しました。白河関跡(白河市) ↗
跡地には、松平定信が1800年に建てた古関蹟碑や、樹齢約800年と推定される従二位の杉などがあります。白河関跡(白河市) ↗ 路線バスは本数が少ないため、市はレンタカーをすすめています。この記事の時間割には入れていません。入園料が無料の白河関の森公園が隣にあります。白河関跡(白河市) ↗
一日の過ごし方
午前は小峰城跡で城の姿を見て、午後は南湖公園へ移って、庭園でお茶を飲み、夕方の新幹線で帰る組み立てです。
以下の時刻は、2026年10月の旅の組み立て例です。電車の時刻は、JR東日本の時刻表の便です。バスは、時刻表で選ぶ便の時刻に合わせて、前後を動かします。
- 08:26東京駅
- 新幹線09:51新白河駅
- 電車・徒歩10:30小峰城跡
- 徒歩12:00昼食
- バス13:45南湖公園
- バス16:50新白河駅
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 08:26 | 東京駅から東北新幹線なすの253号に乗る(新白河駅に9:45着) |
| 09:51 | 新白河駅から東北本線に乗り換える(白河駅に9:54着) |
| 10:00 | 白河駅から歩いて、小峰城跡へ向かう(本丸まで約500m) |
| 10:30 | 小峰城跡を歩き、三重櫓と前御門、石垣を見る |
| 12:00 | 白河駅の周辺で、昼食をとる |
| 13:15 | バスで、南湖公園へ向かう(便は時刻表で選ぶ) |
| 13:45 | 南湖公園を歩き、翠楽苑で庭園とお茶を楽しむ |
| 15:30 | 南湖公園からバスで、新白河駅へ戻る(便は時刻表で選ぶ) |
| 16:50 | 新白河駅から東北新幹線やまびこ216号で帰る(東京駅に18:16着) |
10月から三重櫓は16:00までなので、小峰城跡は午前のうちに歩きます。昼食の店は編集上の候補です。公式サイトには飲食店の案内を確かめられなかったため、店名は挙げていません。営業日や時間を確かめてから決めます。雨の日は、南湖公園の湖畔の散策を短くして、翠楽苑の庭園と茶席を中心にします。
アクセスと予算
東京駅から新白河駅までは、東北新幹線で約1時間20分です。東京駅8:26発のなすの253号は、新白河駅に9:45に着きます。時刻表 なすの253号(JR東日本) ↗ 新白河駅9:51発の東北本線は、白河駅に9:54に着きます。時刻表 新白河→白河(JR東日本) ↗ 運賃と特急料金は、JR東日本の案内で確かめます。
帰りは、新白河駅16:50発のやまびこ216号が、東京駅に18:16に着きます。時刻表 やまびこ216号(JR東日本) ↗ ほかの便は、新白河駅の時刻表で選びます。新白河駅 時刻表(JR東日本) ↗
南湖公園へは、路線バスで向かいます。便と運賃は、運行会社のJRバス関東の時刻表で確かめます。一般路線バス時刻表・路線図(JRバス関東) ↗ この記事では、バスの時刻と運賃を確かめられなかったため、時間割には「便は時刻表で選ぶ」と書いています。
車で回るなら、新白河駅の周辺にレンタカーの営業所があります。白河関跡(白河市) ↗ 酒類を出す店がありますが、運転する人は飲まない前提で、店を選びます。
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 翠楽苑の入園券(確認済みの料金) | 350円 |
| 昼食 | 1,000〜2,000円 |
| 喫茶・おみやげ | 500〜1,500円 |
| 計画上の合計 | 1,850〜3,850円 |
昼食と喫茶・おみやげは編集上の目安です。東京と新白河を結ぶ新幹線の運賃・特急料金と、南湖公園へのバス運賃は、上の合計に含んでいません。小峰城跡の入場料は、市の案内に記載がなく、予算には入れていません。呈茶を付ける場合は、入園券とのセットで大人850円になります。実際の金額は、乗る前にご確認ください。
出かける前に確認したいこと
季節による開放時間の違いと、工事中の入口、バスの時刻で、一日の流れが変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。
開放時間の季節の違いを確かめる。 三重櫓は、4月から9月が9:00から17:00、10月から3月が9:00から16:00です。年末年始(12月29日から1月3日)は、この時間の対象外です。小峰城 三重櫓・仮設昇降階段・矢之門の開放時間(白河市) ↗
清水門からは入れない。仮設の階段を使う。 清水門の復元整備工事のため、清水門からは入場できません。約60メートル西の仮設昇降階段を使うよう案内されています。小峰城 三重櫓・仮設昇降階段・矢之門の開放時間(白河市) ↗
翠楽苑の休みを確かめる。 翠楽苑は、12月から2月は第2水曜日(祝日の場合は翌日)、3月と7月は第2水曜日と第2木曜日が休みです。年末年始(12月28日から1月3日)も休みです。南湖公園(白河市) ↗
福島で、ほかの行先を探すなら、郡山の日帰りガイド →や、会津若松の日帰りガイド →もあります。郡山は公園と美術館をめぐる一日、会津若松は城下町を歩く一日で、本記事とは違う、福島の楽しみ方です。
新幹線と、復元された櫓と、湖の庭園。次の休日は、白河へ。
