東京都・八王子/自然・寺社・街歩き
情報確認日:2026年9月21日
電車で山のふもとまで行って、ケーブルカーで中腹へ。次の休日は、無理のない歩き方で山の空気に触れてみませんか。
今回ご紹介するのは、ケーブルカーで高尾山の中腹まで上がり、1号路を歩いて高尾山薬王院を参拝する日帰りコース。午後は下山して、麓の参道と高尾599ミュージアムをめぐります。登山口は京王線の高尾山口駅で、ケーブルカー乗り場の清滝駅までは徒歩約5分です。高尾登山電鉄の交通アクセス ↗
※山の天気と運行状況で予定は変わります。お出かけ前に高尾登山電鉄のお知らせ ↗で運行案内を、登山道の通行止めは高尾599ミュージアムの緊急情報 ↗などでご確認ください。
こんな気分の日に
- 山の空気を吸いたいけれど、本格的な登山はしたくない
- 歩く時間と、座って休む時間の両方がほしい
- 都心から乗り換え少なく出かけて、夕方には帰りたい
日帰り旅の基本情報
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 東京都心(京王線を利用) |
| 交通手段 | 電車+ケーブルカー+徒歩 |
| 現地まで | 高尾山口駅まで京王線。所要時間と運賃は出発駅で変わります |
| 現地滞在(基本) | 9:30〜15:00の約5時間30分 |
| 予算(基本) | 大人1人4,000〜5,500円程度を用意する想定 |
| 歩く量 | 山上はケーブルカー高尾山駅から薬王院まで片道約20分。坂道・階段あり |
滞在時間・歩行時間・予算は、この旅程のための編集上の目安です。混雑や、選ぶ飲食店、山頂まで足を延ばすかどうかで変わります。
高尾山で楽しみたい、3つのこと
1. ケーブルカーで、中腹まで一気に上がる

高尾山口駅から清滝駅までは徒歩約5分。ケーブルカーは清滝駅と高尾山駅を結び、乗車時間は約6分です。運転は15分間隔で、混雑時は臨時の増発もあります。最急勾配は31度18分で、ケーブルカーの線路としては日本一の急勾配だと案内されています。
運賃は大人が片道490円、往復980円。2人乗りの観光リフトも同額で、こちらは乗車時間が約12分です。始発は8:00(リフトは5月〜11月が9:00)。終発は月によって変わり、9月から11月は平日17:45、土・日・祝日は18:00です。ケーブルカー・リフトの時刻表と運賃 ↗
歩いて登ることもできます。登山口から1号路を歩くと薬王院まで約70分が目安です。薬王院の参拝案内 ↗
2. 高尾山薬王院を、木立の中で参拝する

ケーブルカーの高尾山駅から1号路を歩いて、薬王院までは約20分。リフトの山上駅からは約30分が目安です。杉並木の道を進み、境内では天狗像や堂宇を眺めながらひと休みしましょう。
階段を上るのが負担に感じる日は、参拝の範囲を絞って折り返す計画でも十分に楽しめます。山頂まで足を延ばす場合は、薬王院から1号路を歩いて約20分。往復と休憩の時間を別に確保し、午後の予定を短くして調整してください。
3. 下山後は、麓の参道と599ミュージアムへ

午後はケーブルカーで麓に戻り、参道でおみやげや甘味を探す時間に。高尾山口駅から徒歩約4分の高尾599ミュージアムは、高尾山の自然や歴史を展示で紹介している施設です。
開館時間は4月〜11月が8:00〜17:00(最終入館16:30)、12月〜3月が8:00〜16:00(最終入館15:30)。入館料は無料です(イベントや特別展示で有料になる場合があります)。年中無休ですが、メンテナンスの休館日が設定されることがあり、2026年は10月2日(金)と12月3日(木)が休館の予定です。館内のカフェのラストオーダーは閉館30分前です。高尾599ミュージアムの来館案内 ↗
一日の過ごし方
ケーブルカーの待ち時間を見込んで、余裕を持たせた組み立てです。
以下の時刻は旅の組み立て例で、列車やケーブルカーの発車時刻ではありません。
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 9:30 | 高尾山口駅から清滝駅へ。身支度を整え、徒歩約5分で乗り場へ |
| 10:00 | ケーブルカーで高尾山駅へ。案内板を確認して1号路へ |
| 10:20〜11:00 | 杉並木の1号路を、薬王院方面へゆっくり歩く |
| 11:00〜12:00 | 高尾山薬王院を参拝。境内で休憩 |
| 12:00〜13:30 | ケーブルカー駅方面へ戻り、昼食。山上の眺めを楽しむ |
| 13:30〜14:00 | ケーブルカーで清滝駅へ下山 |
| 14:00〜15:00 | 参道でおみやげ探し、または高尾599ミュージアムを見学 |
| 15:00ごろ | 高尾山口駅から帰路へ |
山頂まで歩く日は、薬王院から往復で40分に休憩を加えた時間が必要です。その分、午後の麓の散策を省くか、帰りの時刻を後ろにずらしてください。ケーブルカーの終発時刻は月によって変わるので、下山時刻は先に決めておくと安心です。
アクセスと予算
京王線で高尾山口駅へ向かい、徒歩で清滝駅からケーブルカーに乗ります。京王電鉄には、京王線・井の頭線の各駅から高尾山口駅までの往復割引乗車券と、ケーブルカーまたはリフトの割引乗車券がセットになった「高尾山きっぷ」があります。各駅の自動券売機で当日発売され、高尾山口駅では購入できません。12月31日〜1月3日は発売されません。京王電鉄のおとくなきっぷ ↗
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 電車の往復運賃として確保 | 1,400円 |
| ケーブルカー往復(確認済みの運賃) | 980円 |
| 昼食 | 1,000〜1,800円 |
| 甘味・飲み物 | 500〜900円 |
| 計画上の合計 | 3,880〜5,080円 |
電車の1,400円は出発駅を決めない予算枠で、確認済み運賃ではありません。実際の運賃と、高尾山きっぷを使った場合の金額は、上の京王電鉄の案内でご確認ください。高尾599ミュージアムの入館は無料です。おみやげや、山頂まで延ばした場合の追加の飲食費は含みません。予備費を含め、5,500円程度を用意する計画です。
動画で、高尾山の一日を見てみる
八王子市の観光ポータル「いこうよ八王子・高尾山」が公開している動画「近くて、たのしい、日本遺産。高尾山」を紹介します。2組のグループが同じ日の高尾山をそれぞれの歩き方で楽しむ、2分ほどの映像です。
ケーブルカー、男坂、薬王院、山頂、599ミュージアム、表参道と、この記事で紹介した場所がひと通り出てきます。ただし撮影当時の様子なので、運行時刻や施設の営業を案内する動画ではありません。歩く道の雰囲気と、混み具合の目安を知る参考としてご覧ください。
出典:持続可能な高尾観光まちづくり事業推進協議会(事務局:公益社団法人八王子観光コンベンション協会)
YouTubeで動画を見る ↗ / いこうよ八王子・高尾山 ↗
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出かける前に確認したいこと
靴と上着を、山に合わせて。 舗装された1号路でも坂道と階段が続きます。滑りにくい靴を選び、山上と麓の気温差に備えて羽織れるものを持って行きましょう。飲み物も先に用意しておくと安心です。
下山の時刻を、先に決めておく。 ケーブルカーの終発は月と曜日で変わります。リフトは終発がさらに早く、12月〜4月は16:00です。山頂まで歩くかどうかは、下山の時刻から逆算して決めてください。
雨の日は、山頂を目指さない。 足元が悪い日は薬王院で折り返すか、麓の散策と599ミュージアムに切り替えると、無理なく過ごせます。荒天の日は日程そのものを見直しましょう。
登山道の通行止めや季節の見どころは高尾599ミュージアム ↗、運行情報は高尾登山電鉄 ↗、参拝の案内は高尾山薬王院 ↗で確認できます。
杉並木を歩いて、境内でひと休みして、麓でおみやげを選ぶ。次の休日は、歩く時間とくつろぐ時間が半分ずつの高尾山へ。
