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ひたち海浜公園・那珂湊日帰りガイド|湊線で那珂湊おさかな市場へ寄り、みはらしの丘のコキアを見て、勝田で夕食をとって帰る一日

緑から赤へ色づいた丸いコキアが、なだらかな丘の斜面一面に並ぶ国営ひたち海浜公園のみはらしの丘
みはらしの丘のコキア:dacheket / CC BY 2.0(長辺1600pxに縮小)

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茨城県・ひたちなか市/花・市場・ローカル線
情報確認日:2026年10月5日

国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の海沿いにある国営公園です。秋は、園内の「みはらしの丘」でコキアが緑から赤へ色づきます。公園によると、コキアは9月下旬から10月上旬にかけて少しずつ紅葉し始め、鮮やかに紅葉してみはらしの丘を真っ赤に染め上げます。コキア(国営ひたち海浜公園) ↗

公園の近くには、那珂湊漁港の目の前に海鮮の店が集まる那珂湊おさかな市場があり、勝田駅から公園のそばの阿字ヶ浦駅までは、ひたちなか海浜鉄道湊線が走っています。東京からは、常磐線の特急で勝田駅へ向かいます。公園の案内では、東京駅から勝田駅まで特急で約85分です。電車・バスでのアクセス(国営ひたち海浜公園) ↗

今回ご紹介するのは、湊線で那珂湊へ行って市場で早めの昼食をとり、再び湊線とシャトルバスで公園へ移ってコキアを見て、閉園まで過ごしてから勝田駅で夕食をとって帰る日帰りコースです。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊おさかな市場・みはらしの丘のコキアの見どころと、入園料・開園時間
  • 湊線とシャトルバスで回る一日の時間割と、予算の目安
  • 入園券付きのフリー切符の使い方と、帰りの列車の時刻
  • 出かける前に確かめたいこと(コキアの見頃、季節料金、ICカードが使えない湊線)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に国営ひたち海浜公園 ↗と各事業者の公式サイトでご確認ください。

こんな気分の日に

ひたち海浜公園と那珂湊の一日が合うのは、たとえば次のような日です。

  • 丘一面に色づいたコキアの中を歩いてみたい
  • 漁港の市場で、海鮮丼を食べてみたい
  • 小さなローカル線に乗って、海辺の町をめぐりたい

日帰り旅の基本情報

このコースの出発地、交通手段、現地での滞在、予算と歩く量の目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地上野駅・東京駅(常磐線の特急)
交通手段常磐線特急で勝田駅、ひたちなか海浜鉄道湊線とシャトルバス、徒歩
現地まで東京駅から勝田駅まで特急で約85分と案内されています
現地滞在(基本)10:00〜19:20の約9時間(公園は12:00〜17:00)
予算(基本)大人1人13,200〜21,700円程度を用意する想定
歩く量那珂湊駅と市場の往復、公園の中で約6〜7kmの見込み。みはらしの丘は坂道を上る

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。特急の指定席を使うかどうかと、市場で何を食べるかで変わります。

ひたち海浜公園・那珂湊で楽しみたい、3つのこと

回る順に、ひたちなか海浜鉄道湊線、那珂湊おさかな市場、みはらしの丘のコキアを紹介します。料金と時間、出かける前の注意もあわせて書いています。

1. ひたちなか海浜鉄道湊線で、那珂湊へ向かう

黄金色の田んぼの向こうを、クリーム色の車体に赤い帯の1両の列車が走る湊線
ひたちなか海浜鉄道湊線の列車(2018年10月撮影)。写真:Σ64 / CC BY 4.0 · 2018年10月撮影(長辺1600pxに縮小)

ひたちなか海浜鉄道湊線は、勝田駅から阿字ヶ浦駅までを結ぶローカル線です。公園の案内によると、大正2年に運行を始めた歴史のある鉄道で、阿字ヶ浦駅までは30分程の旅です。公園周辺の観光スポット(国営ひたち海浜公園) ↗

途中の那珂湊駅は、1913年の開業からの駅舎が残る湊線のメインステーションで、「関東の駅100選」にも選ばれています。木造の駅舎は、映画やドラマのロケにも使われてきました。那珂湊駅(ひたちなか海浜鉄道) ↗

湊線はSuicaやPASMOなどのICカードでは乗れず、支払いは現金と一部のQRコード決済だけなので、勝田駅の湊線の窓口で切符を買っておきます。公園へも行く日は、「海浜公園入園券付湊線1日フリー切符」が使えます。大人の値段は、季節料金の期間(令和8年10月9日〜11月3日)が1,700円、それ以外の期間が1,400円で、勝田〜阿字ヶ浦の間は乗り降りが自由です。コキアシャトルバスのお知らせ(ひたちなか海浜鉄道) ↗

2. 那珂湊おさかな市場で、海鮮の昼ごはん

「那珂湊おさかな市場」と大きく書かれた看板と、その下に並ぶ市場の建物
那珂湊おさかな市場(2020年9月撮影)。写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 · 2020年9月撮影(長辺1600pxに縮小)

那珂湊おさかな市場は、那珂湊駅から徒歩約10分です。公園の案内によると、鮮魚店や水産加工品店などが軒を連ね、回転寿司店やレストランもあり、食事だけでも十分に楽しめる場所です。公園周辺の観光スポット(国営ひたち海浜公園) ↗

市場の案内では、お食事処が8店、海産物・物販の店が5店あります。各店ごとに定休日がありますが、土日祝日は全店が営業します。物販店はどの店からも地方発送ができるので、干物などを買っても荷物になりません。よくあるご質問(那珂湊おさかな市場) ↗

3. みはらしの丘で、赤く色づくコキアを見る

夕方の光を受けて、真っ赤に色づいたコキアが丘の斜面を埋め尽くすみはらしの丘
紅葉したみはらしの丘のコキア(2018年10月撮影)。写真:Σ64 / CC BY 4.0 · 2018年10月撮影(長辺1600pxに縮小)

みはらしの丘のコキアは、和名を「ほうき草」という一年草です。公園によると、観賞時期は、緑と赤のグラデーションが10月上旬、紅葉が10月中旬、赤と茶のグラデーションが10月下旬、黄金色が10月下旬から11月初旬です。2026年は、10月10日頃に「紅葉見頃」を迎えると予想されています。2026年コキア紅葉&混雑予想(国営ひたち海浜公園) ↗

入園料は大人(高校生以上)450円で、中学生以下は無料です。2026年10月9日(金曜日)~11月3日(火曜日・祝日)は季節料金の期間で、入園料と季節料金を合わせて大人800円になります。開園時間は、9月1日から10月31日までが9時30分から17時00分まで、11月1日から2月末日までが9時30分から16時30分までです。料金(国営ひたち海浜公園) ↗ 休園日は毎週火曜日ですが、10月1日から10月31日までは毎日開園します。開園日・時間(国営ひたち海浜公園) ↗

一日の過ごし方

午前を那珂湊、午後をひたち海浜公園にあてて、閉園まで過ごしてから勝田駅へ戻る組み立てです。

以下の時刻は、2026年10月の土日祝日に、コキアシャトルバスを使う場合の組み立て例です。

一日のルート
  1. 10:00那珂湊駅
  2. 徒歩11:00那珂湊おさかな市場
  3. 徒歩11:33那珂湊駅
  4. シャトルバス12:00みはらしの丘
  5. シャトルバス17:09阿字ヶ浦駅
  6. 湊線17:45勝田駅で夕食
  7. 徒歩19:20勝田駅
時刻の目安過ごし方
10:00勝田駅から湊線で那珂湊駅へ。歩いて那珂湊おさかな市場へ
11:00市場で早めの昼食
11:33那珂湊駅から湊線で阿字ヶ浦駅へ、シャトルバスで海浜口へ
12:00みはらしの丘でコキアを見る
14:00園内を歩き、秋の花畑を見て回る
16:50海浜口からシャトルバスで阿字ヶ浦駅へ
17:09阿字ヶ浦駅から湊線で勝田駅へ
17:45勝田駅の近くで夕食
19:20勝田駅から特急で帰路へ

ひたちなか海浜鉄道によると、コキアシャトルバスは令和8年10月3日(土)~令和8年10月31日(土)の土・日・祝日に、阿字ヶ浦駅と公園の海浜口の間(9分)を、列車の阿字ヶ浦駅発着にあわせた9時~17時の時間帯に走ります。阿字ヶ浦駅から湊線で戻ると、勝田駅に17:38に着き、19:21発の特急に乗れます。臨時列車が走る日は、一部の列車の時刻が変わります。時刻表・運賃(ひたちなか海浜鉄道) ↗

シャトルバスのない日は、阿字ヶ浦駅からスマイルあおぞらバス那珂湊コースで海浜公園西口へ(約10分)行くか、南口まで歩きます(約20分)。勝田駅からは、路線バスで海浜公園西口まで約15分です。電車・バスでのアクセス(国営ひたち海浜公園) ↗ 市場と勝田駅の店は、どれも編集上の候補です。雨の日は、みはらしの丘の坂道が滑りやすいので、市場で過ごす時間を長めにとります。

アクセスと予算

行きは上野駅か東京駅から常磐線の特急で勝田駅へ出て、ひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換えます。那珂湊おさかな市場の案内では、勝田駅から那珂湊駅まで湊線で約15分、那珂湊駅から市場まで徒歩約10分です。アクセス(那珂湊おさかな市場) ↗

費目大人1人の想定
東京〜勝田の往復(常磐線の特急)として確保7,000〜9,000円
海浜公園入園券付湊線1日フリー切符(季節料金の期間)1,700円
昼食(おさかな市場)1,500〜3,500円
園内の飲み物・軽食500〜1,500円
干物などのおみやげ1,000〜3,000円
勝田での夕食1,500〜3,000円
計画上の合計13,200〜21,700円

特急の枠は、列車を決めない想定で、確認済みの運賃ではありません。区間の金額はJR東日本 ↗の案内でご確認ください。季節料金の期間外は、フリー切符が1,400円になります。

車で行く場合、那珂湊おさかな市場には県営駐車場(約600台、普通車100円・4時間まで)があります。アクセス(那珂湊おさかな市場) ↗ 市場の周りには酒類を出す店もあるので、車で行く日は運転する人が飲まない前提で店を選んでください。

動画で、ひたち海浜公園の秋の草花を見る

国営ひたち海浜公園の公式YouTubeチャンネルが公開している、秋の草花の映像を紹介します。2025年に撮影された3分ほどの映像で、みはらしの丘のコキアなど、秋の園内の様子が分かります。

この記事の順路を案内する動画ではありません。那珂湊や湊線は映っておらず、公園の花だけを紹介する映像です。

出典:国営ひたち海浜公園(YouTube)
YouTubeで動画を見る ↗ / コキア(国営ひたち海浜公園) ↗

出かける前に確認したいこと

出かける前に確かめておきたいのは、コキアの色づき、季節料金と休園日、湊線の支払い方法の3つです。

コキアの色は、週ごとに変わる。 公園によると、例年、紅葉のピークは1週間~10日程で、気温の低い状態や雨の多い天候が続くと、例年より紅葉が早まる可能性があります。出かける前に、公式サイトの紅葉状況を見ておいてください。2026年コキア紅葉&混雑予想(国営ひたち海浜公園) ↗

季節料金と、11月からの休園日。 2026年10月9日~11月3日は、入園料に季節料金が加わります。10月は毎日開園しますが、11月からは毎週火曜日が休園日(火曜日が祝日のときは直後の平日)に戻ります。開園日・時間(国営ひたち海浜公園) ↗

湊線は、ICカードが使えない。 湊線はSuicaやPASMOなどのICカードでは乗れません。フリー切符は、勝田駅湊線窓口・那珂湊駅などで売られています。阿字ヶ浦駅の周りには駐車場がないと案内されています。コキアシャトルバスのお知らせ(ひたちなか海浜鉄道) ↗

海辺の神社と砂浜を歩くなら大洗の日帰りガイド →も、同じ茨城県で滝を見に行く日には袋田の滝の日帰りガイド →もあわせてどうぞ。

ローカル線に揺られて漁港の市場で海鮮を食べ、赤く色づいた丘を歩く。次の休日は、ひたちなかへ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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