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袋田の滝日帰りガイド|観瀑トンネルと2つの観瀑台で日本三名瀑を見て、月居山を歩き、水戸で夕食をとって帰る一日

赤く色づいたもみじの枝の向こうに、白い水が岩肌を幾筋にも分かれて流れ落ちる袋田の滝
紅葉の袋田の滝:t.kunikuni / CC BY-SA 2.0(長辺1600pxに縮小)

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茨城県・大子町/滝・ハイキング・紅葉
情報確認日:2026年10月5日

袋田の滝は、茨城県の北西部、大子町にある滝です。大子町観光協会によると、高さ120メートル、幅73メートルの大きさで、日本三名瀑にも数えられ、国の名勝に指定されています。大岩壁を四段に落ちることから「四度(よど)の滝」とも呼ばれます。袋田の滝(大子町観光協会) ↗

東京からは、常磐線の特急で水戸駅へ出て、JR水郡線に乗り換えて袋田駅へ向かいます。袋田駅からは、路線バスに乗って「滝本」で降り、そこから歩いて滝へ向かいます。袋田の滝へのアクセス(大子町観光協会) ↗

今回ご紹介するのは、観瀑トンネルの奥の2つの観瀑台から滝を眺め、昼食のあとに吊り橋を渡って月居山のハイキングコースを歩き、夕方の水郡線で水戸へ戻って夕食をとってから帰る日帰りコースです。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 袋田の滝の観瀑トンネルと観瀑台、月居山ハイキングコースの見どころと、利用時間・料金
  • 電車とバスで回る一日の時間割と、予算の目安
  • 水郡線と路線バスの乗り継ぎ方と、帰りの列車の時刻
  • 出かける前に確かめたいこと(本数の少ない列車とバス、月居山の石段、秋のライトアップ)

※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に大子町観光協会 ↗と各事業者の公式サイトでご確認ください。

こんな気分の日に

袋田の滝の一日が合うのは、たとえば次のような日です。

  • 大きな滝を、真下と上からの両方で見てみたい
  • 滝を見たあとに、山道を歩いて景色を眺めたい
  • ローカル線に揺られて、少し遠くまで出かけたい

日帰り旅の基本情報

このコースの出発地、交通手段、現地での滞在、予算と歩く量の目安を表にまとめました。

項目このコースの目安
出発地上野駅・東京駅(常磐線の特急)
交通手段常磐線特急で水戸駅、JR水郡線で袋田駅、路線バスで滝本へ
現地まで水戸駅から水郡線の普通列車で1時間10分ほど
現地滞在(基本)袋田の滝周辺で10:36〜15:52の約5時間、水戸で18:15〜19:30
予算(基本)大人1人14,000〜21,800円程度を用意する想定
歩く量滝の周辺と月居山の往復で約5kmの見込み。月居山は急な石段が続く

滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。特急の指定席を使うかどうかと、月居山の山頂まで歩くかどうかで変わります。

袋田の滝で楽しみたい、3つのこと

回る順に、第1観瀑台、第2観瀑台と吊り橋、月居山ハイキングコースを紹介します。利用時間と料金、出かける前の注意もあわせて書いています。

1. 観瀑トンネルを抜けて、第1観瀑台で滝を見上げる

岩壁に張り出したコンクリートの観瀑台と、その右手の岩肌を白く流れ落ちる袋田の滝
観瀑台と袋田の滝(2012年8月撮影)。写真:Toshihiro Matsui / CC BY-SA 3.0 · 2012年8月撮影(長辺1600pxに縮小)

滝を見るには、袋田の滝トンネルを通ります。大子町観光協会によると、トンネルの奥に観瀑台があり、滝を下から見上げる第1観瀑台は、滝つぼから10メートルほどに迫っています。水しぶきや水音を間近に感じられる場所です。袋田の滝 観瀑台(大子町観光協会) ↗

袋田の滝トンネルの利用料は、大人500円、子供300円です。利用時間は、5月〜10月が8:00~18:00、11月が8:00~17:00、12月~4月が9:00~17:00で、定休日はありません。トンネルの外からは滝がよく見えないので、トンネルの利用料を予算に入れておきます。袋田の滝(大子町観光協会) ↗

2. エレベーターで第2観瀑台へ上り、吊り橋から滝を眺める

緑の木々に囲まれた谷の奥から、何段にも分かれて流れ落ちる袋田の滝の全景
上のデッキから見た袋田の滝(2012年8月撮影)。写真:Toshihiro Matsui / CC BY-SA 3.0 · 2012年8月撮影(長辺1600pxに縮小)

トンネルの奥にあるエレベーターで約50メートル上ると、第2観瀑台に出ます。3つのデッキから、四段に流れる袋田の滝の全景を見られます。真下から見上げる第1観瀑台と、上から全景を見る第2観瀑台では、同じ滝でも見え方がまったく違います。

トンネルからは、滝川の対岸へ渡る吊り橋への通路もあります。吊り橋からは、渓流越しに滝の姿を眺められます。吊り橋の先には、滝見橋までを結ぶ渓流散策コースが続いています。袋田の滝 観瀑台(大子町観光協会) ↗

3. 吊り橋を渡って、月居山へ歩く

新緑の木々に囲まれた土の広場に、石碑と道標が立つ月居山の山頂
月居山の山頂(2017年5月撮影)。写真:Σ64 / CC BY 3.0 · 2017年5月撮影(長辺1600pxに縮小)

月居山ハイキングコースは、袋田の滝を仰ぎ見る吊り橋を渡り、袋田自然研究路を進むコースです。大子町観光協会によると、長い階段を上った先の展望台からの眺めがよく、木々の間からは生瀬滝の姿も見えます。山頂の近くには月居観音堂があり、奥久慈の山々を一望できます。

距離は1.6キロメートルで、所要時間は約80分です。急な石段が続くので、歩きやすい靴と服装で出かけます。石段が苦手な日は、吊り橋から滝見橋までの渓流散策コース(距離500メートル、所要時間約10分)だけを歩く手もあります。袋田の滝周辺のハイキングコース(大子町観光協会) ↗

一日の過ごし方

午前を袋田の滝の観瀑台、午後を月居山にあてて、夕方の水郡線で水戸へ戻る組み立てです。

以下の時刻は2026年10月の時刻表で組んだ例で、列車やバスの時刻が変わることがあります。

一日のルート
  1. 10:36袋田駅
  2. バス11:00袋田の滝
  3. 徒歩11:45滝の近くで昼食
  4. 徒歩12:45月居山
  5. 徒歩15:52滝本のバス停
  6. バス16:41常陸大子駅
  7. 水郡線18:15水戸駅で夕食
  8. 徒歩19:30水戸駅
時刻の目安過ごし方
10:36袋田駅に着き、10:40発のバスで滝本へ
11:00袋田の滝トンネルから、第1観瀑台・第2観瀑台・吊り橋へ
11:45滝の近くで昼食
12:45吊り橋を渡り、月居山ハイキングコースを歩く
15:15滝の近くで一休みして、おみやげを選ぶ
15:52滝本からバスで常陸大子駅へ
16:41常陸大子駅から水郡線で水戸駅へ
18:15水戸駅で夕食
19:30水戸駅から特急で帰路へ

行きは水戸駅9:23発の水郡線の普通列車に乗ると、袋田駅に10:36に着き、10:40発の滝本行きのバスに間に合います。帰りは、滝本15:52発のバスで常陸大子駅へ出て、16:41発の列車に乗ると、水戸駅に18:04に着きます。どちらも本数が少ないので、乗り遅れると次の便まで長く待ちます。袋田駅の時刻表(JR東日本) ↗

昼食の店は、この記事では決めていません。滝の近くの店は、どれも編集上の候補です。大子町では、奥久慈しゃもを使ったそばや親子丼なども味わえます。奥久慈しゃも(大子町観光協会) ↗ 水戸駅での夕食の店も、どれも編集上の候補です。雨の日は、月居山の石段が滑りやすいので、観瀑台と渓流散策コースだけにして、早めの列車で戻ります。

アクセスと予算

行きは上野駅か東京駅から常磐線の特急で水戸駅へ出て、JR水郡線に乗り換えます。大子町観光協会によると、袋田駅から「滝本」まではバスで約10分、滝本から滝までは徒歩約10分です。路線バスの運賃は、袋田駅〜滝本が大人260円、大子駅〜滝本が大人420円で、全ての区間で「袋田・大子周遊フリーきっぷ」(1日乗り放題500円)が使えます。袋田の滝へのアクセス(大子町観光協会) ↗

費目大人1人の想定
東京〜水戸の往復(常磐線の特急)として確保7,000〜9,000円
水郡線(水戸〜袋田・常陸大子)の往復として確保2,000〜2,800円
路線バス(袋田・大子周遊フリーきっぷ)500円
袋田の滝トンネル500円
昼食1,500〜3,000円
飲み物・おみやげ1,000〜3,000円
水戸での夕食1,500〜3,000円
計画上の合計14,000〜21,800円

電車の枠は、列車を決めない想定で、確認済みの運賃ではありません。区間の金額はJR東日本 ↗の案内でご確認ください。

車で行く場合、大子町観光協会によると、常磐自動車道の那珂ICから約50分です。町営の無料駐車場は第1駐車場が42台(滝まで約1.2km)、第2駐車場が223台(滝まで約1.4km)で、ほかに民間の有料駐車場もあります。袋田の滝へのアクセス(大子町観光協会) ↗ 滝の近くには酒類を出す店もあるので、車で行く日は運転する人が飲まない前提で店を選んでください。

動画で、袋田の滝のライトアップを見る

大子町観光協会の公式YouTubeチャンネルが公開している、袋田の滝のライトアップ「大子来人〜ダイゴライト〜」の映像を紹介します。2分ほどの映像で、光のトンネルとライトアップされた滝の様子が分かります。

この記事の順路を案内する動画ではありません。この記事は昼の滝を見る一日で、ライトアップは秋から冬の夜に開かれる催しです。

出典:大子町観光協会(YouTube)
YouTubeで動画を見る ↗ / 大子来人〜ダイゴライト〜(大子町観光協会) ↗

出かける前に確認したいこと

出かける前に確かめておきたいのは、列車とバスの時刻、月居山の石段、秋のライトアップの日程の3つです。

列車もバスも、本数が少ない。 袋田駅に午前に着く水郡線は限られ、袋田駅と滝本を結ぶバスも1日数本です。出かける日の時刻表で、行きと帰りに乗る列車とバスを決めておいてください。袋田の滝へのアクセス(大子町観光協会) ↗

月居山は、急な石段が続く。 月居山ハイキングコースは、長い階段を上った先に展望台があります。雨のあとは石段が滑りやすいので、無理をせず、観瀑台と渓流散策コースだけにする日も考えておいてください。袋田の滝周辺のハイキングコース(大子町観光協会) ↗

ライトアップの日程は、観光協会の発表を見る。 前の季節の「大子来人〜ダイゴライト〜」は、令和7年11月1日(土)~令和8年1月12日(月・祝)に毎日開かれ、時間は11月が日没から午後8時まで、12月・1月が日没から午後7時までと案内されていました。今の季節の日程は、出かける前に観光協会のページで確かめてください。大子来人〜ダイゴライト〜(大子町観光協会) ↗

同じ茨城県で焼きものの町を歩くなら笠間の日帰りガイド →も、海辺へ出かける日には大洗の日帰りガイド →もあわせてどうぞ。

観瀑台で滝の真下に立ち、上から全景を見下ろして、月居山の山道を歩く。次の休日は、袋田の滝へ。

次の休日の、もうひとつの候補。

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