静岡県・掛川市/城・茶室・美術館
情報確認日:2026年10月11日
掛川は、静岡県西部の、掛川城の城下町です。駅から歩いて約7分の丘の上には、平成6年に木造で復元された天守閣が建ち、すぐそばには、全国で4か所しか残っていない城郭の御殿が、江戸時代の姿のまま残っています。近くの茶室では、日本でも有数の生産量を誇る掛川茶を、庭を眺めながら味わえます。東京駅から東海道新幹線のこだまで、約1時間40分です。次の休日は、お城とお茶の町を歩いてみませんか。掛川城(掛川城公園管理事務所) ↗
今回ご紹介するのは、東京駅7:57発のこだま807号で掛川駅へ行き、午前に天守閣と御殿、午後に二の丸茶室と竹の丸、二の丸美術館を回って、掛川駅17:10発で帰る日帰りコースです。見どころが駅から歩ける範囲に集まっているので、バスに乗らずに回れます。アクセス(掛川城) ↗
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 天守閣と御殿、二の丸茶室と竹の丸、二の丸美術館の見どころと、開く時間・料金
- 東京駅から掛川駅までのこだまの乗り方と、歩いて回る一日の時間割
- 予算の目安と、確認できなかった料金
- 出かける前に確かめたいこと(茶室の営業時間の変更、大日本報徳社の見学、祭りの交通規制)
※営業時間・料金・運行は変わることがあります。お出かけ前に掛川城のご利用案内 ↗と、二の丸美術館(掛川市) ↗の公式ページをご確認ください。
こんな気分の日に
このコースは、次のような過ごし方をしたい日に向いています。
- 木造の天守閣と、江戸時代の御殿を、続けて見てみたい
- お茶どころの掛川で、庭を眺めながら、ゆっくり一服したい
- 乗り換えの少ない新幹線で、歩いて回れる城下町へ出かけたい
日帰り旅の基本情報
出発地から歩く量まで、このコースの目安を表にまとめました。
| 項目 | このコースの目安 |
|---|---|
| 出発地 | 東京都心(東京駅から東海道新幹線のこだまを利用) |
| 交通手段 | 東海道新幹線こだま+徒歩 |
| 現地まで | 東京駅7:57発のこだま807号で、掛川駅に9:34着 |
| 現地滞在(基本) | 9:34〜17:10の約7時間35分 |
| 予算(基本) | 大人1人2,720〜4,520円程度を用意する想定(新幹線は別) |
| 歩く量 | 駅からの往復と城内の散策を合わせて約4km以内の見込み |
滞在時間・歩行距離・予算は、この旅程のための編集上の目安です。見学の長さや食事の待ち時間で変わります。
掛川で楽しみたい、3つのこと
天守閣と御殿、二の丸茶室と竹の丸、二の丸美術館の順に、楽しみ方をご紹介します。
1. 掛川城の天守閣に上り、現存する御殿を見る

掛川城の天守閣は、安政の大地震で損壊した後、平成6年に、日本初の本格的な木造天守閣として復元されました。外観は3層で、内部は4階建てです。天守閣(掛川城) ↗ 天守閣と御殿を合わせた入場料は、大人(高校生以上)410円、小中学生150円で、開館は9:00から17:00まで(入館は16:30まで)、年中無休です。ご利用案内(掛川城) ↗
御殿は、藩の儀式や、城主の公邸、政務を行う役所の3つの役割を持った建物です。文久元年(1861年)に再建され、現存する城郭御殿として、全国で4か所しかなく、国の重要文化財になっています。約20の部屋があり、身分によって入口が違っていたことも、見学の中で知ることができます。御殿(掛川城) ↗ 御殿のトイレは、敷地内の屋外にしかないので、入る前に済ませておきます。ご利用案内(掛川城) ↗
2. 二の丸茶室と竹の丸で、掛川茶とお屋敷の時間を過ごす

二の丸茶室は、掛川城公園の中にある、木造平屋建ての数寄屋造りの茶室です。掛川茶の煎茶か抹茶を、地元の和菓子とともに楽しめ、庭は無料で見られます。お茶は大人510円、小中学生250円です。二の丸茶室(掛川城) ↗ 2026年9月1日から、茶室の営業時間が変わり、開館は9:30、最終受付は16:00、閉館は16:30になりました。二の丸茶室 営業時間変更のご案内(掛川城) ↗
竹の丸は、江戸時代から葛布問屋を営んでいた松本家が、明治36年に建てた住まいで、市の指定有形文化財です。見学は9:00から17:00まで(入館は16:30まで)で、入館料は大人100円、小中学生50円です。竹の丸(掛川城) ↗
3. 二の丸美術館で、細密な工芸と近代日本画を見る

掛川市二の丸美術館は、掛川城のすぐそばにある美術館です。たばこ道具や印籠、刀装具、書画など、約2,300点の細密な工芸品の「木下コレクション」と、近代日本画の「鈴木コレクション」を収蔵し、年に8回ほどの企画展も開いています。二の丸美術館(掛川市) ↗
開館は9:00から17:00まで(入館は16:30まで)で、入館料は大人200円、中学生以下は無料です。展示替えと施設の点検の日は休館になります。掛川城の入館券の半券を見せると、美術館の入館料が割引になります。二の丸美術館(掛川市) ↗ ご利用案内(掛川城) ↗
町なかには、明治36年に建てられた大日本報徳社の大講堂(国の重要文化財)もあります。見学は9:00から16:00まで(入館は15:30まで)と案内されていますが、拝観料と休みの日が、掲載元によって違います。見学するときは、電話で確かめてから向かいます。大日本報徳社(掛川市) ↗
一日の過ごし方
午前に天守閣と御殿、午後に茶室と竹の丸、美術館を回り、夕方のこだまで帰る組み立てです。
以下の時刻は旅の組み立て例で、こだまはJR東日本の時刻表の便です(平日・土曜・休日とも同じ時刻です)。
- 07:57東京駅
- 新幹線09:34掛川駅
- 徒歩09:45掛川城
- 徒歩11:15二の丸茶室
- 徒歩12:00昼食
- 徒歩13:00竹の丸
- 徒歩13:45二の丸美術館
- 徒歩17:10掛川駅
| 時刻の目安 | 過ごし方 |
|---|---|
| 07:57 | 東京駅から新幹線こだま807号に乗る(約1時間37分) |
| 09:34 | 掛川駅に着き、掛川城へ歩く(徒歩約7分) |
| 09:45 | 掛川城の天守閣に上る |
| 10:30 | 御殿を見学する |
| 11:15 | 二の丸茶室で、掛川茶を味わう |
| 12:00 | 城下町で昼食をとる |
| 13:00 | 竹の丸を見学する |
| 13:45 | 二の丸美術館で、収蔵品や企画展を見る |
| 15:00 | 町なかを歩き、駅へ戻る |
| 16:00 | 掛川駅の近くで、お茶やおみやげを選ぶ |
| 17:10 | 掛川駅から新幹線こだま836号で帰る(東京駅に18:48着) |
茶室の最終受付は16:00なので、お茶は午前のうちに入ると、時間に追われません。昼食の店は編集上の候補で、営業日や定休日を確かめてから決めます。雨の日は、天守閣と御殿、美術館の屋内を中心にして、城内の散策を短くします。
アクセスと予算
東京駅から掛川駅までは、新幹線のこだまで約1時間40分です。東京駅7:57発のこだま807号は、掛川駅に9:34に着きます。新幹線こだま807号(JR東日本) ↗ 帰りの掛川駅17:10発は、こだま836号で、東京駅に18:48に着きます。新幹線こだま836号(JR東日本) ↗ 運賃と特急料金は、JR東海の案内で確かめます。
掛川駅から掛川城までは、徒歩で約7分です。アクセス(掛川城) ↗ 車で行く場合は、専用の駐車場がなく、近くの有料の掛川城公園駐車場(58台・乗用車のみ)か、大手門駐車場(約200台)を使います。アクセス(掛川城) ↗ 掛川には酒類を出す店もあるので、運転する人は飲まない前提で店を選びましょう。
| 費目 | 大人1人の想定 |
|---|---|
| 天守閣・御殿の入場料(確認済みの料金) | 410円 |
| 二の丸茶室のお茶(確認済みの料金) | 510円 |
| 竹の丸の入館料(確認済みの料金) | 100円 |
| 二の丸美術館の入館料(確認済みの料金) | 200円 |
| 昼食 | 1,000〜1,800円 |
| 喫茶・おみやげ | 500〜1,500円 |
| 計画上の合計 | 2,720〜4,520円 |
昼食とおみやげは編集上の目安です。東京と掛川を結ぶ新幹線の運賃・特急料金は、上の合計に含んでいません。美術館は、掛川城の入館券で割引になる場合があります。大日本報徳社の拝観料は、掲載元で金額が違うため、合計に入れていません。実際の金額は、乗る前にご確認ください。
出かける前に確認したいこと
茶室の時間と、町の行事で、回れる順番が変わります。出発前に次の点を確かめておきましょう。
茶室の営業時間は、2026年9月から変わっている。 掛川城のご利用案内には、茶室の閉館を17:00とする記載が残っていますが、お知らせでは、9:30開館、16:00最終受付、16:30閉館とされています。茶室へは、午後遅くを避けて入ります。二の丸茶室 営業時間変更のご案内(掛川城) ↗ ご利用案内(掛川城) ↗
大日本報徳社は、電話で確かめてから向かう。 見学の時間と拝観料、休みの日が、掲載元によって違います。大講堂が見学できるかどうかは、大日本報徳社(0537-22-3016)に問い合わせます。大日本報徳社(掛川市) ↗
城内は坂と砂利の道がある。 天守閣は丘の上にあり、城内を約4km歩く想定です。夏は帽子と飲み物、冬は防寒具を用意し、歩きやすい靴で出かけます。
祭りの日は、城の周りが交通規制になる。 掛川祭に合わせて、掛川城の周辺は交通規制になります。2026年は10月9日から11日でした。車で行く日は、規制の予定を先に確かめます。お知らせ(掛川城) ↗
東海道新幹線で行ける、ほかの静岡の日帰りを探すなら、静岡の日帰りガイド →や、浜松の日帰りガイド →もあります。静岡は家康ゆかりの城と神社、浜松は楽器の展示と家康の出世城の天守閣を巡る一日で、本記事とは違う、静岡の楽しみ方です。
木造の天守の下で、掛川茶を一服。次の休日は、掛川へ。
